- 同
- 胎児ジストレス
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Japanese Journal
- P2-14-2 特発性の子宮静脈瘤破綻出血により胎児機能不全をきたしたと考えられた1症例(Group96 合併症妊娠(症例)6,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 仲谷 傳生,内田 季之,大川 直子,小林 友季子,中村 友紀,平井 久也,鈴木 一有,杉原 一廣,伊東 宏晃,金山 尚裕
- 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 779, 2011-02-01
- NAID 110008509760
- 胎児機能不全の管理 (特集 ハイリスク妊娠・分娩の予知・予防の最前線)
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- 胎児機能不全(胎児ジストレス). 【胎児機能不全とは】 胎児が子宮内において、呼吸 ならびに循環機能が障害された状態で、妊娠中、分娩中いずえの場合にもみられます。 補)日本産婦人科学会により「胎児仮死」という用語が「non-reassuring fetal status」に ...
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- 38歳の初妊婦。妊娠36週。頭痛を主訴に来院した。妊娠34週までは特に異常を指摘されていなかった。 1週前に軽い頭痛を自覚し、自宅で様子をみていたが次第に増強してきたため受診した。血圧160/110mmHg。全身に浮腫を認める。尿蛋白2 +。胎児心拍数陣痛図で胎児機能不全と診断し、緊急帝王切開で2,600gの女児を娩出した。術後8時間を経過した時点で、褥婦が強直性間代性けいれんをきたした。
- 治療薬の有効成分はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D059]←[国試_106]→[106E001]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105C001]←[国試_105]→[105C003]
[★]
- 英
- gestational diabetes mellitus GDM, gestational diabetes
- 同
- 妊娠性糖尿病
- 関
- 糖尿病、糖代謝異常妊娠
定義
妊娠により発生した妊娠中にのみ認められる糖代謝異常合併妊娠で、分娩後に改めて糖負荷試験を行うと、正常化する疾患概念
- 妊娠中にはじめて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常である。あきらかな糖尿病(overt diabetes)は含めない。(参考1)
危険因子
- NGY.429
- 糖尿病の家族歴の有無、巨大児の分娩の有無、先天奇形の分娩歴の有無、原因不明の流産歴・早産歴・死産歴の有無、35歳以上、肥満者、尿糖陽性者
合併症
- G10M.164 参考1
母体
胎児
新生児
妊婦の妊娠糖尿病のスクリーニング
- 正常食(約400-600lcal)摂取後2-4時間の間に静脈血採取。血糖値が100 mg/dl以上であればOGTT 75gを行う。
- 100 mg/dlであっても、尿糖(+)、肥満、糖尿病の家族歴、あるいは巨大児出産の既往のいずれかがある場合にもOGTT 75gを行う。
診断基準
新診断基準
- 参考1,2
- 初診時およびインスリン抵抗性の高まる妊娠中期に随時血糖値検査を行い、100mg/dl以上の陽性者に対してOGTTを施行して診断
- <OGTT判定基準>
- ・空腹時血糖値≧92mg/dl
- ・1時間値≧180mg/dl
- ・2時間値≧153mg/dl
- の1点以上を満たした場合に妊娠糖尿病と診断する.
- ※但し,「臨床診断」における糖尿病と診断されるものは除く.
[show details]
古い診断基準
- 空腹時 :≧100 mg/dl
- 1時間値:≧180 mg/dl
- 2時間値:≧150 mg/dl
- いずれか2つ以上の基準値を満たせば妊娠糖尿病とする。
治療・管理
管理
管理目標
- 空腹時血糖 100mg/dl以下、食後2時間血糖値 120mg/dl以下、1日平均血糖値 100mg/dl以下、HbA1c 6%以下
食事療法
- 妊娠前半:標準体重 x 30 + 150 kcal/日
- 妊娠後半:標準体重 x 30 + 350 kcal/日
インスリン療法
- 経口血糖降下薬は胎盤通過性があり、胎児の安全性が確認されておらず、また乳汁中にも分泌されるため、妊娠から授乳がおわるまでは禁忌
分娩後の管理
- 分娩後6-12週に75g OGTTをおこない、糖尿病の評価を行う。
参考
- 1. クリニカルカンファレンス1 母体合併症 3)糖代謝異常合併妊娠 - 日産婦誌62巻9号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/62/6209-114.pdf
- http://d.hatena.ne.jp/bonbokorin/20100608/p1
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- 英
- fetus
- 関
- 胎児の発生
成長
- およそのめやすね。正確ではない。(SPE.68)
- 25週: 750g
- 30週:1500g
- 35週:2000g ←だいたい2200gだけど
- 40週:3000g
- 25週から5週間で2倍、30週から10週で2倍
循環器
- 胎児心拍動は妊娠6週で認められ、妊娠7週目では100%確認できる。(G10M.6 QB.P-209)
感覚系
- 妊娠10週ごろから刺激に反応して口、指、趾、目を動かす。(NGY.285)
聴覚
- 妊娠中期には聴覚が発達。(NGY.285)
- 妊娠28-30週(妊娠後期の始め)には音の刺激により心拍数が増加。(QB.P-190)
胎児の成長
- G10M.6改変
妊娠月数 (月)
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妊娠週数 (週)
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胎児のイベント
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1
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2
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肺胞期に着床(受精後6日後)
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2
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5
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中枢神経系、心臓形成開始
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6
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肺形成開始
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7
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胚形成、胎盤形成開始
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3
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9
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胎児心拍最速(170-180bpm)
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10
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躯幹と四肢の運動が超音波で測定可能
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11
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外陰の性差が決まる(が超音波では分からない)
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4
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12
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排尿が超音波で観察可能、胎便形成開始。
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15
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胎盤完成。呼吸様運動が不規則に観察可能(10週から始まっているが観察は容易ではない)。
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5
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16
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嚥下が超音波で観察可能。 → 胎盤完成以降に羊水量が(急に)増えるが、嚥下が観察可能になるのはこれと関係ある?
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17
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外陰の性差が超音波で観察可能
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18
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胎動を感ずる(18-20週)
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6
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20
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肺サーファクタント産生開始
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7
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26
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肺の構造完成
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8
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28
|
肺サーファクタント増加
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9
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34
|
胚が成熟、腎の発生完了
|
国試
[★]
- 関
- 関数、官能基、機能性、機能的、作動、手術、操作、官能性、機能上、運用、操縦
[★]
- 関
- 機能不全、失敗、不十分、不全症、不足、無能、無能力、弁閉鎖不全、弁閉鎖不全症、機能不全症
[★]
- 英
- insufficiency, failure