- 英
- cerebellar abscess, cerebellum abscess
- 関
- 小脳
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 武居 和佳子,市田 耕太郎,安田 立子,村越 誉,岡田 十三,本山 覚,諏訪 英行
- 産婦人科の進歩 64(2), 114-119, 2012
- … ころ右小脳内に淡い低濃度領域を認めた.造影CTでは右小脳内に中心部が低信号のためリング状に造影される嚢胞性腫瘤を認め,その周囲は低信号であった.MRI横断DWIで右小脳内に43mmの高信号を呈する腫瘤性病変を認め脳膿瘍と診断し,右小脳膿瘍ドレナージ術を施行した.本症は術後26日目に歩行障害,ろれつ困難などの麻痺症状が残ることなく軽快退院となった.〔産婦の進歩64(2):114-119,2012(平成24年5月)〕 …
- NAID 130001890019
- 埴淵 昌毅,中瀧 恵実子,河野 徹也,大久保 真由美,近藤 治男
- 日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 46(12), 1050-1054, 2008-12-10
- NAID 10024823178
Related Links
- 脳膿瘍の概要。 脳膿瘍は、脳実質内に限局性にうみがたまった状態をいいます。膿瘍の形成過程は、まず脳のある部分にうみがたまっていない巣状の急性炎症が生じます。次に、明らかな化膿性の炎症が起こり、うみがみられるように ...
- 感染性心内膜炎が原因と考えられた小脳膿瘍の1例を報告した.症例は59歳,女性,歩行困難,意識障害を主訴に当院に搬送.MRIにて左小脳半球にリング状に造影される病変と水頭症がみられた.手術所見は小脳膿瘍,原因菌は培養の結果,嫌気性 ...
- 小脳膿瘍 を併発した真珠腫性中耳炎例 A Case of Cerebellar Abscess Associated with Middle Ear Cholesteatoma 近藤 千雅 KONDO Kazumasa 大阪大学耳鼻咽喉科学教室 Osaka University 土井 勝美 DOI Katsumi 大阪大学 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- chronic otitis media with cholesteatoma, middle ear cholesteatoma
- ラ
- otitis media cholesteatoma
- 同
- 中耳真珠腫、上鼓室化膿症
- 関
- 慢性中耳炎、中耳炎
合併症
- 内耳瘻孔(圧力を加えることで一時的にめまいをきたす。膜半規管に炎症が波及すれば持続性のめまいをきたす)
- 内耳炎
- 顔面神経麻痺:顔面神経感に炎症が
- 味覚喪失:中耳内病変により鼓索神経に炎症が及べば舌の前2/3の味覚に障害を生じる。
- 頭蓋内合併症:硬膜外膿瘍、側頭葉膿瘍、小脳膿瘍、S状静脈洞炎
[★]
- 英
- brain abscess, cerebral abscess
- 同
- 頭蓋内膿瘍 intracranial abscess
- 関
概念
分類
病原体
- see IRE.452
- 細菌性脳膿瘍:連鎖球菌、嫌気性菌、グラム陰性桿菌、黄色ブドウ球菌。連鎖球菌(50-70%)、黄色ブドウ球菌(10-15%)
- 真菌性脳膿瘍:アスペルギルス感染、ムコール症、シュードアレッシェリア症
- 原虫性脳膿瘍:トキソプラズマ症
病期
- see SCN.350
病因
- 心疾患:心内膜炎、右左シャントを伴う心疾患()。血行性に中大脳動脈領域に発生。細菌塞栓による脳梗塞が起こると、細菌は容易に脳組織に移行 (SCN.350)
- 耳鼻科疾患:副鼻腔炎、中耳炎。好発部位は副鼻腔炎で前頭葉、中耳炎では側頭葉、小脳 (SCN.350)
- 開放性外傷:
YN.J-142
疫学
- 30歳代。先天性心疾患、副鼻腔炎、中耳炎の好発年齢と一致。 (SCN.350)
病態
症状
- 発熱、頭痛、嘔吐、意識障害、痙攣で発症。 (SCN.350)
- 髄膜炎と異なり、片麻痺、精神症状、局所痙攣などの局所症状も呈する。 (SCN.350)
検査
血液検査
脳脊髄液
- 細胞数の軽度増加 (SCN.350)
- 所見に乏しく、診断にはあまり有用でない、らしい。
頭部CT
- 単純CT:白質>白質浮腫領域>病変>脳室
- 造影CT:リング上の増強。 ← 被膜形成期に造影剤により増強効果を示す(SCN.350) ← 生体の感染に対する防御反応
頭部MRI
- T1:low intensity
- T2:high intensity
[show details]
診断
鑑別診断
- CT画像上、グリオーマ、転移性脳腫瘍と鑑別。炎症所見が乏しいことが鑑別のカギ(SCN.350)
治療
- IRE.446-
-
-
- 抗菌薬による治療期間は4-6週間(時に8週間) (IRE.449)
- ステロイド:脳圧亢進、脳ヘルニアの危険が迫っている場合に使用。
- 抗痙攣薬:ジアゼパム、フェニトイン
SCN.3550
- 病期のよって治療が変わる
- 脳炎の時期:抗菌薬(経験的に広域スペクトラムの第三世代セフェムを使用)+脳圧降下薬
- 皮膜形成期:ドレナージ
予後
参考
- http://www.masa.go.jp/nes/library/ba.html
国試
[★]
- 英
- cerebellum
発生
解剖
-
血管
機能概要
- 運動のタイミング決定と一つの運動から次の運動への急速な切り替え
機能
- ①運動開始に関与
- ②運動学習に関与
- ③多関節にわたる運動に関与
- ④フィードバックモード、フィードフォワードモードに関与
-
- 熟練した運動で、早く動かさないとき
- 素早い運動を行うとき。学習を行うとき
入力経路
障害 (KAPLAN USMLE STEP 1 QBOOK p.54)
障害
-
- 体幹失調=姿勢の制御不良
- 失調性歩行
- 注視方向への眼振(注意方向性眼振=注視眼振)
- Tomberg兆候(-)(両側をそろえて開眼して立つ、その後閉眼しても倒れない)
- 体幹筋失調による歩行障害(体幹歩行失調, 失調性歩行)
- 四肢の運動失調(協調運動障害)
- ①推尺障害
- ②変換運動障害
- ③運動解離
- ④共同運動不能
- ⑤失調性構音障害
臨床関連
[★]
- 英
- abscess
- 組織、臓器に起こった化膿性炎(化膿)により好中球などの滲出物が蓄積した状態 (医学大辞典)
- 腔が形成されており、そこに滲出物がたまる。