- 英
- internal anal sphincter (M,K), internal sphincter muscle of anus
- ラ
- musculus sphincter ani internus
- 関
- 肛門括約筋、肛門
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 同時性横行結腸・下部直腸癌に対して化学放射線療法を併用し計画的分割手術にて肛門温存術を施行した1例
- 別府 直仁,吉江 秀範,相原 司,柳 秀憲
- 日本大腸肛門病学会雑誌 64(1), 41-46, 2011
- … 治手術,および下部直腸癌治療に対するfecal diversion stomaを造設した.引き続き下部直腸癌に対し化学放射線療法(chemoradiation therapy:以下CRT)を施行.第2期手術として残存結腸亜全摘,超低位前方切除,内肛門括約筋切除(intrasphincteric resection:以下ISR),盲腸肛門吻合,回腸人工肛門造設術を施行した.自験例では計画的二期分割切除に術前CRTを組み合わせることで根治性および術後機能の向上が得られると考えられ …
- NAID 130000428441
- 慢性甲状腺機能低下症を合併した成人型 Hirschsprung 病の1例
- 中島 紳太郎,諏訪 勝仁,宇野 能子,北川 和男,藤田 明彦,山形 哲也,岡本 友好,柏木 秀幸,池上 雅博,矢永 勝彦
- 日本大腸肛門病学会雑誌 63(6), 373-378, 2010-06-01
- … 症例は29歳,女性.幼少時よりの頑固な便秘があり,2009年1月精査加療目的で当科紹介となった.直腸感覚および直腸肛門反射は喪失しており,排便時に内肛門括約筋の弛緩が確認できず,血液検査で甲状腺機能低下症を認めた.以上より慢性甲状腺機能低下症が合併した成人型Hirschsprung病を疑い,甲状腺ホルモンの補充と洗腸を開始した.同年8月,肛門括約筋全層生検術を実施し成人型Hirschsprung病と確定診断した. …
- NAID 10026424724
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- <ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか ...
- ① 下行結腸やS状結腸が糞便によって伸展すると蠕動運動が誘発され、糞便やガスが直腸に移動する ② 直腸が糞便やガスで伸展すると反射的に内肛門括約筋が弛緩するが、ほぼ同時に外肛門括約筋が収縮するために便やガスの漏れ ...
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[正答]
※国試ナビ4※ [107B033]←[国試_107]→[107B035]
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※国試ナビ4※ [106E032]←[国試_106]→[106E034]
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※国試ナビ4※ [105B019]←[国試_105]→[105B021]
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[正答]
※国試ナビ4※ [101B033]←[国試_101]→[101B035]
[★]
- 英
- digestive system (Z), alimentary system
- 同
- 消化システム
- 関
- 消化管
筋層構造
- 外側の層は縦筋層であり、内側の層は輪筋層である傾向にあるが、胃のみ内側の層が斜筋である。
組織
上皮の移行
層構造
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
器官
|
単層扁平上皮
|
単層立方上皮
|
単層円柱上皮
|
角化重層扁平上皮
|
非角化重層扁平上皮
|
上皮表層の構成細胞
|
粘膜固有層
|
腺の構成細胞
|
粘膜筋板
|
粘膜下組織 (大抵、粗結合組織)
|
筋層
|
漿膜(結合組織+単層扁平上皮) 外膜(結合組織のみ)
|
食道
|
|
|
|
|
○
|
|
食道噴門腺 (咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
|
粘液細胞 (スムーズに食べ物を流す)
|
縱層 (縦走筋のみ)
|
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム)
|
内輪筋層 外縱筋層 (食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
|
外膜(横隔膜まで) 漿膜
|
噴門部
|
|
|
○
|
|
|
胃表面上皮細胞(杯細胞なし)
|
噴門腺、浅い胃小窩
|
胃表面上皮細胞 頚粘液細胞 幹細胞 内分泌細胞 壁細胞
|
内輪層 外縱層 (最外輪層)
|
ー
|
内斜筋層 中輪筋層 外縱筋層
|
漿膜
|
胃体部
|
|
|
○
|
|
|
胃表面上皮細胞(杯細胞なし)
|
固有胃腺 (管状腺)
|
胃表面上皮細胞 頚粘液細胞 壁細胞 幹細胞 主細胞 内分泌細胞
|
内輪層 外縱層 (最外輪層)
|
ー
|
内斜筋層 中輪筋層 外縱筋層
|
漿膜
|
幽門部
|
|
|
○
|
|
|
胃表面上皮細胞(杯細胞なし)
|
幽門腺、深い胃小窩
|
胃表面上皮細胞 頚粘液細胞 壁細胞 幹細胞 内分泌細胞
|
内輪層 外縱層 (最外輪層)
|
ー
|
内斜筋層 中輪筋層(幽門括約筋) 外縱筋層(発育悪)
|
漿膜
|
十二指腸
|
|
|
○(杯細胞)
|
|
|
吸収上皮細胞 杯細胞(ムチンノーゲン分泌) 内分泌細胞 M細胞
|
腸腺
|
吸収上皮細胞 杯細胞 幹細胞 内分泌細胞 パネート細胞
|
内輪層 外縱層
|
ブルンネル腺 (分枝管状胞状腺、アルカリ性の粘液、ウロガストロン産生)
|
内輪筋層 外縱筋層
|
漿膜 外膜(下行部、水平部, see ムーアp143)
|
空腸
|
|
|
○(杯細胞)
|
|
|
吸収上皮細胞 杯細胞(ムチンノーゲン分泌) 内分泌細胞 M細胞
|
腸腺
|
吸収上皮細胞 杯細胞 幹細胞 内分泌細胞 パネート細胞
|
内輪層 外縱層
|
ー
|
内輪筋層 外縱筋層
|
漿膜
|
回腸
|
|
|
○(杯細胞)
|
|
|
吸収上皮細胞 杯細胞(ムチンノーゲン分泌) 内分泌細胞 M細胞
|
腸腺、パイエル板
|
吸収上皮細胞 杯細胞 幹細胞 内分泌細胞 パネート細胞
|
内輪層 外縱層
|
ー
|
内輪筋層 外縱筋層
|
漿膜
|
結腸
|
|
|
○(杯細胞)
|
|
|
吸収上皮細胞 杯細胞(ムチンノーゲン分泌) 内分泌細胞
|
腸腺
|
吸収上皮細胞 杯細胞 幹細胞 内分泌細胞
|
内輪層 外縱層
|
ー
|
内輪筋層 外縱筋層は結腸ひもを構成
|
漿膜と外膜 (上行、下行は後腹膜に密着。横行とS字は間膜?)
|
直腸
|
|
|
○(杯細胞)
|
|
|
吸収上皮細胞 杯細胞(ムチンノーゲン分泌) 内分泌細胞
|
浅い腸腺
|
吸収上皮細胞 杯細胞 幹細胞 内分泌細胞 パネート細胞
|
内輪層 外縱層
|
ー
|
内輪筋層 外縱筋層
|
外膜
|
肛門管
|
|
○
|
|
○
|
○
|
|
肛門柱、肛門周囲腺、肛門においては毛包と脂腺
|
|
内輪層 外縱層
|
内外痔静脈叢
|
内輪筋層(内肛門括約筋を形成) 外縱筋層 (線維弾性板に移行)
|
外膜
|
虫垂
|
|
|
○(杯細胞)
|
|
|
吸収上皮細胞 杯細胞 内分泌細胞
|
浅い腸腺、リンパ小節
|
吸収上皮細胞 杯細胞 幹細胞 内分泌細胞 パネート細胞
|
内輪層 外縱層
|
リンパ小節、脂肪細胞
|
内輪筋層 外縱筋層
|
漿膜
|
[★]
- 英
- anorectal malformation(SPE), anorectal anomaly
- 同
- (国試)鎖肛 anal atresia imperforate anus、肛門閉鎖 肛門閉鎖症 anal atresia
- 関
- 肛門形成術、小児科学。小児外科。VACTERL連合
概念
疫学
病型
- 高位 :m-lineより上方で終わる ;直腸盲端が恥骨直腸筋係蹄より高位にある(小児科学第2版 p.1027)
- 中間位:m-lineとI-lineの中間で終わる;直腸盲端は恥骨直腸筋係蹄中にあるものの通過はしていない(小児科学第2版 p.1027)
- 低位 :I-lineより下方で終わる ;直腸盲端が完全に恥骨直腸筋係蹄を通過している(小児科学第2版 p.1027)
- 特殊型:総排泄孔 croacal anomaly:女児のみの病型。正常肛門を認めず、外陰部に一つの孔、つまり、尿路の排泄口・消化管の排泄口・生殖器の開口部が共通の1孔しかない。
合併奇形
- 先天性心奇形、先天性十二指腸閉鎖、ダウン症候群 ← 鎖肛による合併奇形の割合は50%と高い。
- (合併奇形の一つとして)VACTERL連合
検査
- P-C線、M線、I線を設定する。直腸盲端がP-C線とM線の間に間にあれば高位、M線とI線の間にあれば中位、I線より下にあれば低位
- P-C線:恥骨陰影の中央点と仙尾関節を結ぶ線:肛門挙筋群の上端に相当
- M線:P-C線とI線の中線:恥骨直腸筋の上縁に相当
- I線:P-C線と平行で、坐骨陰影のコンマ状に突出した部位(I点)を通る直線:恥骨直腸筋の下縁に相当
単純X腺
-
- 生後12時間以上たってから倒立胃にして3-4分維持し側面より撮影する
尿道造影
治療
- PED.1029 SSUR.687
- 1. 新生児期に会陰式肛門形成術を施行
- 2. 瘻孔をブジーなどで拡張し、生後6ヶ月前後に瘻孔を正常肛門位置に移動させる
- 新生児期に人工肛門造設、生後6-12ヶ月後に直頂盲端が恥骨直腸筋、深部及び表在括約筋の中央を通るように手術を施行し、人工肛門を閉鎖する。
- 仙骨会陰法:中位型
- 腹仙骨会陰型:高位型
- 後方矢状切開術:中位型、高位型
予後
予防
参考
- http://www.szote.u-szeged.hu/radio/gyerek/agyer10c.htm
- http://www.futureme.jp/HPF/case/2/1/01011.html
[★]
- 英
- anal canal (M)
- ラ
- canalis analis
- 同
- proctos? (SSUR)
- 関
- 肛門
分類
[★]
- 英
- anus (Z)
臨床関連
- クローン病、潰瘍性大腸炎、放射線照射性直腸炎、薬剤性大腸炎、アメーバ赤痢、直腸粘膜脱症候群、急性出血性直腸潰瘍
-
- 直腸癌
- 肛門癌
- 組織型別(悪性黒色腫、カルチノイド、基底細胞癌、類基底細胞癌、Paget病、Bowen病)
肛門疾患の好発部位
- 内痔核:3時、7時、11時
- 痔瘻:6時 肛門中心線より後方に外瘻孔のある場合、6時の位置の肛門陰窩が原発口となる
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- sphincter muscle, sphincter
- ラ
- musculus sphincter
[★]
- 英
- anal sphincter
- ラ
- sphincter ani
- 関
- 肛門