- 関
- 機能検査用試薬、グルカゴン
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- a unit of force equal to the force exerted by gravity; used to indicate the force to which a body is subjected when it is accelerated (同)gee, g-force
- the 7th letter of the Roman alphabet (同)g
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- 作成又は改訂年月 **2010年9月改訂(第10版) *2009年9月改訂 日本標準商品分類番号 872492 87722 日本標準商品分類番号等 再審査結果公表年月(最新) 2008年12月 効能又は効果追加承認年月(最新) 2000年3月 承認等 販売名
- イノレット ® イノレット ® 30R注 ヒトインスリン製剤 混合型-グルカゴンGノボ グルカゴンGノボ 注射用 1mg ---1) 2) *グルカゴンは適応により1)在宅使用される場合と、2)医療機関にて使用される場合の両方がございますので、
- グルカゴンGノボ 注射用 1mg (1バイアル) 1バイアル|5バイアル グルカゴンGノボ 注射用 1mg (1バイアル) 閉じる
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
*グルカゴンGノボ注射用1mg
組成
成分・含量(添付溶解液1mLで溶解したときの0.96mL中):有効成分
- グルカゴン(遺伝子組換え) 1mg注)
注)1mgは1国際単位に相当する
成分・含量(添付溶解液1mLで溶解したときの0.96mL中):添加物
添付溶解液(1バイアル中)
禁忌
- 褐色細胞腫及びその疑いのある患者
〔急激な昇圧発作を起こすことがある。〕
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 消化管のX線及び内視鏡検査の前処置
- 通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、0.5〜1mgを筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤の作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15〜20分間である。
- 低血糖時の救急処置
- 通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。
- 成長ホルモン分泌機能検査
- グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、体重1kg当たり0.03mgを空腹時に皮下に注射する。ただし、最大投与量は1mgとする。
〔判定基準〕
血中hGH値は、測定方法、患者の状態等の関連で異なるため、明確に規定しえないが、通常、正常人では、本剤投与後60〜180分でピークに達し、10ng/mL以上を示す。血中hGH値が5ng/mL以下の場合hGH分泌不全とする。
なお、本剤投与後60分以降は30分毎に180分まで測定し、判定することが望ましい。
- 肝型糖原病検査
- 通常、成人にはグルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを生理食塩液20mLに溶かし、3分かけて静脈内に注射する。
なお、小児においてはグルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、通常体重1kg当たり0.03mgを筋肉内に注射する。ただし、最大投与量は1mgとする。
〔判定基準〕
正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常、正常小児では、本剤筋注後30〜60分で血糖はピークに達し、前値より25mg/dL以上上昇する。正常成人では、本剤の静注後15〜30分でピークに達し、前値より30〜60mg/dL上昇する。
しかし、投与後の血糖のピーク値だけでは十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後15〜30分毎に測定し、判定することが望ましい。
- 胃の内視鏡的治療の前処置
- 通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。また、内視鏡的治療中に消化管運動が再開し、治療に困難を来した場合又はその可能性がある場合には、1mgを追加投与する。
なお、本剤の作用発現時間は、筋肉内注射の場合約5分、静脈内注射の場合1分以内であり、作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15〜20分間である。
慎重投与
- インスリノーマのある患者
〔インスリン分泌が促進され、低血糖を起こすおそれがある。血糖値の変動に注意すること。「副作用」の「重大な副作用」の項参照〕
- 心疾患のある高齢者〔「高齢者への投与」の1の項参照〕
- 糖尿病患者〔「重要な基本的注意」の3の項参照〕
- 肝硬変等、肝の糖放出能が低下している肝疾患のある患者〔「重要な基本的注意」の1の項(3)参照〕
- 糖原病I型の患者〔糖原病I型ではグルコース-6-リン酸からグルコースへの変換が障害されているため、本剤の投与により血液中の乳酸が増加し、乳酸アシドーシスを起こすおそれがある。「重要な基本的注意」の6の項参照〕
重大な副作用
ショック、アナフィラキシーショック
頻度不明
- ショック、アナフィラキシーショック(初期症状:不快感、顔面蒼白、血圧低下等)があらわれることがあるので観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
低血糖症状
0.1%未満
- 低血糖症状(初期症状:嘔吐、嘔気、全身倦怠、傾眠、顔面蒼白、発汗、冷汗、冷感、意識障害等)があらわれることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちにブドウ糖、糖質の補給が望ましい。
なお、主に小児を対象とした成長ホルモン分泌機能検査においては、嘔気(6/46例、13%)、嘔吐(4/46例、8.7%)、発汗(3/46例、6.5%)等の低血糖によると思われる症状が多く認められている。特に、プロプラノロール併用による検査では、2/5例(40%)に低血糖によると思われる症状が認められている。
薬効薬理
消化管に対する作用
- 消化管の運動を抑制し、胃酸、膵液の分泌を抑制する。これは平滑筋への直接作用による弛緩作用と考えられている。
血糖値に対する作用
- グルカゴンは肝臓のアデニル酸シクラーゼを活性化させ、細胞内cAMP濃度を上昇させる。これにより、グリコーゲンの分解及び糖新生を促進させ、血糖値が上昇する。
下垂体に対する作用
- グルカゴン投与により一時的に血糖値が上昇するが、60〜90分後にリバウンド作用により血糖値が低下する。その時、下垂体からの成長ホルモン分泌を刺激すると考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- グルカゴン(遺伝子組換え)[命名法:JAN]
Glucagon (genetical recombination)[命名法:JAN]
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末でにおいはない。水、エタノール(99.5)又はジエチルエーテルにほとんど溶けないが、0.1mol/L塩酸試液又は希水酸化ナトリウム試液にやや溶けやすい。
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- glucagon (Z)
- 商
- グルカゴンGノボ
- 関
- ホルモン
分類
性状
産生組織
標的組織
受容体
作用
-
- 慢性膵炎などで膵内分泌機能が低下した場合、低血糖を起こすとグルカゴンの分泌も低下しているため、糖尿病患者のインスリン投与過多による低血糖よりも重篤らしい。
- インスリン分泌促進作用
- 成長ホルモン分泌促進作用
- 消化管運動抑制作用:消化管内視鏡を行うとき、副交感神経拮抗薬で消化管の運動を押さえますが、現病として緑内障がある時には、グルカゴンを代わりに使うことがあります。ケド高いらしい。(2020年現在1mg \1600-1800)
分泌の調整
- 亢進:アミノ酸(アルギニン)、グルコース(↓血糖)
- 抑制:グルコース(↑血糖値)、遊離脂酸、ソマトスタチン
分子機構
生合成
臨床関連
薬効薬理
- 消化管の運動を抑制し、胃酸、膵液の分泌を抑制する。これは平滑筋への直接作用による弛緩作用と考えられている。
- グルカゴンは肝臓のアデニル酸シクラーゼを活性化させ、細胞内cAMP濃度を上昇させる。これにより、グリコーゲンの分解及び糖新生を促進させ、血糖値が上昇する。
- グルカゴン投与により一時的に血糖値が上昇するが、60~90分後にリバウンド作用により血糖値が低下する。その時、下垂体からの成長ホルモン分泌を刺激すると考えられている。
禁忌
- グルカゴンGノボ注射用1mg
- 1. 褐色細胞腫及びその疑いのある患者〔急激な昇圧発作を起こすことがある。〕
- 2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/7229402D1036_1_02/7229402D1036_1_02?view=body
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- 同
- ガドリニウム造影MRI
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グラム
- 関
- gram