リボフラビン
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- ビスラーゼ注射液10mg,リボフラビンリン酸エステルナトリウム注射液.
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
ビスラーゼ注射液10mg
組成
成分・含量(1管1mL中)
- 日本薬局方・リボフラビンリン酸エステルナトリウム(リボフラビンとして) 10mg
添加物
- ブドウ糖 20mg
グリセリン 10mg
クエン酸ナトリウム水和物 適量
クエン酸水和物 適量
ベンジルアルコール 7mg
効能または効果
- ビタミンB2欠乏症の予防及び治療
- ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
- 下記疾患のうち、ビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- ・口角炎、口唇炎、舌炎
- ・肛門周囲及び陰部びらん
- ・急・慢性湿疹、脂漏性湿疹
- ・ペラグラ
- ・尋常性ざ瘡、酒さ
- ・日光皮膚炎
- ・結膜炎
- ・びまん性表層角膜炎
- (上記3.に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)
- リボフラビンとして、通常成人1日2〜30mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- リン酸リボフラビン(FMN)は、大部分がFAD(Flavin adenine dinucleotide)に生合成され、フラビン酵素の補酵素として細胞内の酸化還元系やミトコンドリアにおける電子伝達系に働き、糖質、脂質、たん白質等の生体内代謝に広く関与している。1,2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- リボフラビンリン酸エステルナトリウム(Riboflavin Sodium Phosphate)
化学名
- Monosodium (2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl monohydrogenphosphate
分子式
分子量
性状
- リボフラビンリン酸エステルナトリウムは黄色〜だいだい黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味はやや苦い。水にやや溶けやすく、エタノール(95)、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
リボフラビンリン酸エステルナトリウムは極めて吸湿性であり、光によって分解する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- riboflavin
- 化
- リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンリン酸エステルナトリウム
- 商
- K.C.L.、KCL、KCL補正液、M.V.I.、M.V.I.-12キット、アスパラギン酸カリウム、アミノレバンEN配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、カオルトーン、カルスロット、カルバジン、サブビタン、シーパラ、シナール配合、セファクロル、ダイメジン・マルチ、タココンブ、タコシール、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ノイロビタン配合、ハイボン、バイラブ、パンビタン末、ビスラーゼ、ビタジェクト、ビタダン配合、ビタマル配合、ビタミンB2、ビタミンB2、ビフロキシン配合、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号輸液、プレビタS、ヘパンED配合、ホスフラン、マニカロット、マニジップ、マニジピン塩酸塩、マルタミン、ミノマイシン、ラコールNF配合、ラコール配合、リボビス、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV配合、ワルファリンカリウム、強力ビスラーゼ末
- 関
- ビタミンB2
- ビタミンB剤
- flavinに類似した黄色化合物の構造とリボースが含まれる構造を持つためribonavinと命名された。
- フラボ酵素蛋白質の補酵素としてFAD、FMNとして機能している。
- 生体内酸化還元系やミトコンドリアの電子伝達系に関与。
- 上部消化管から吸収され、その他のビタミンB軍と同様に大量に摂取しても尿中に排泄される。
- riboflavinの欠乏により、口内炎・咽頭炎、舌炎、皮膚炎、神経症状が生じるとされている。
[★]
- 関
- ビタミンB
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