ゴナドレリン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ヒポクライン注射液1.2
組成
成分・含量
- 1管(3mL)中 日局 ゴナドレリン酢酸塩 1.2mg
添加物 1管(3mL)中
- 氷酢酸 0.18mg
酢酸ナトリウム水和物 0.12mg
D-ソルビトール 150mg
その他の添加物としてpH調整剤(酢酸、酢酸ナトリウム)を含有する
禁忌
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者〔腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。〕
- アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、前立腺癌)及びその疑いのある患者〔腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。〕
効能または効果
- ・成長ホルモン分泌不全性低身長症(ゴナドトロピン分泌不全を伴う)
- ・視床下部器質性障害
- ・ゴナドトロピン単独欠損症
- ゴナドレリン酢酸塩として通常1回10〜20μgを2時間間隔で1日12回皮下投与する。なお、12週間投与し、血中ゴナドトロピンあるいは性ホルモンの上昇がみられない場合は投与を中止する。
慎重投与
- 子宮筋腫のある患者〔子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。〕
- 子宮内膜症のある患者〔症状が増悪するおそれがある。〕
- 乳癌の既往歴のある患者〔乳癌が再発するおそれがある。〕
- 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者〔症状が増悪するおそれがある。〕
- 前立腺肥大のある患者〔前立腺肥大が増大するおそれがある。〕
薬効薬理
- 下垂体前葉を刺激してゴナドトロピン(LH、FSH)の分泌を促進する。この結果、性ホルモンの産生・分泌を促し性腺機能の低下を改善する。
ゴナドトロピン分泌促進作用
- 視床下部を障害した卵巣摘出アカゲザルへの1回6μg1時間間隔の間歇投与は血中ゴナドトロピンを上昇させその血中濃度を維持する。投与法を、持続注入に変更すると間歇投与により上昇していた血中ゴナドトロピンは下降するが、間歇投与の再開により血中ゴナドトロピンは再度上昇する。2)
排卵性月経の誘発作用
- 思春期前の雌アカゲザルに1回6μg1時間間隔で間歇投与を継続したとき、血中ゴナドトロピンの上昇に伴い血中エストラジオール、血中プロゲステロンが上昇し、引き続き排卵性月経を誘起する。3)
- 視床下部を障害した成熟雌アカゲザルに1回6μg1時間間隔で間歇投与を継続したとき、血中ゴナドトロピンの上昇に伴い血中エストラジオール、血中プロゲステロンが上昇し、引き続き排卵性月経を誘起する。4)
有効成分に関する理化学的知見
○分子式
○分子量
○性状
- ・白色〜微黄色の粉末で、においはないか、又はわずかに酢酸臭がある。
- ・水、メタノール又は酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくい。
- ・吸湿性である。
- ・0.10gに水10mLを加えて溶かした液のpHは4.8〜5.8である。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- gonadorelin
- 化
- 酢酸ゴナドレリン gonadorelin diacetate ゴナドレリン酢酸塩、塩酸ゴナドレリン gonadorelin hydrochloride
- 商
- LH-RH注、ヒポクライン
- 関
- 黄体形成ホルモン放出ホルモン、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン
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- line
- 関
- 裏打ち、系統、線