ヒドロキシメチルグルタリルCoA還元酵素
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- the 3rd letter of the Roman alphabet (同)c
- (music) the keynote of the scale of C major
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Japanese Journal
- 二次予防薬 (冠動脈疾患(下)診断と治療の進歩) -- (心筋梗塞(ST上昇型)の臨床)
- 薬物療法 (特集 動脈硬化症--一次予防から二次予防まで) -- (動脈硬化症の治療と適応)
- 薬物療法のエビデンスと実際 (特集 脂質異常症の管理--動脈硬化性疾患予防のために)
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- anion exchange resin drugs
作用機序
- 1. 腸管内で胆汁酸を吸着→腸管からの胆汁酸の再吸収↓(cf.腸肝循環)→肝臓に再吸収されてくる胆汁酸↓→肝内コレステロールからの胆汁酸合成↑→肝臓内コレステロール↓
- 2. 以下のことが同時に起こりうる
- 2-a. →LDL受容体の発現↑→血液内LDL↓
- 2-b. →コレステロールの生合成↑→肝内コレステロール↑
- 2-b.の経路が2-a.の作用を弱める→HMG-CoA還元酵素との併用で薬効が増す
欠点
- 服用量が大量
- 胃腸症状(便秘が起こりやすい)
- 陰イオン性の薬剤(ジギタリス、ワーファリン)、脂溶性ビタミンの吸収↓
- 血清トリグリセリドを増加させる (WIL.1638, GOO.954)
[★]
- 英
- hydroxymethylglutaryl-CoA reductase
- 同
- ヒドロキシメチルグルタリルCoAレダクターゼ、HMG-CoA還元酵素 HMG-CoA reductase
- 3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA還元酵素 3-hydroxy-3-methylglutaryl-CoA reductase 3-hydroxy-3-methylglutaryl CoA reductase
- 関
[★]
- 英
- HMG-CoA reductase inhibitor
- 同
- ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害薬 hydroxymethylglutaryl-CoA reductase inhibitor。スタチン statin
- 関
- 高脂血症治療薬、高脂血症、コレステロールの生合成。HMG-CoA還元酵素 HMG-CoA reductase
特徴
- アトルバスタチンの場合
- 血清TC低下率30%
- 血清LDL-C低下率41%
- 血清TG低下作用
- TG250-350mg/dl 380
- TG350-450mg/dl 470
- プラバスタチンは水溶性。(⇔脂溶性だとどこでも入っていく→全身性に作用する)
- プラバスタチンの輸送担体は肝臓にしかない→臓器選択性↑→安全性↑
- CYP3A4との相互作用がない
種類
CYP 代謝による 分類
|
薬物
|
商品名
|
性質1)
|
CYP代謝 2)
|
代謝物の活性 3)
|
排泄形態 3)
|
bioavailability (%) 3)
|
尿中排泄 (%) 2)
|
半減期 (hr) 2)
|
定性
|
定量(LogP)
|
非代謝型
|
プラバスタチン
|
メバロチン
|
水溶性
|
-0.47
|
ほとんどなし
|
ー
|
未変化体
|
18
|
20
|
1ー2
|
ロスバスタチン
|
クレストール
|
水溶性
|
|
ー 5)
|
未変化体 5)
|
29
|
10 5)
|
15~19 5)
|
ピタバスタチン
|
リバロ
|
脂溶性
|
1.49
|
ー
|
未変化体
|
60
|
<2
|
11
|
代謝型
|
フルバスタチン
|
ローコール
|
脂溶性
|
1.73
|
CYP2C9
|
なし
|
代謝物
|
10-35
|
<6
|
1.2
|
シンバスタチン
|
リポバス
|
脂溶性
|
4.4
|
CYP3A4
|
あり
|
代謝物
|
<5
|
13
|
1ー2
|
アトルバスタチン
|
リピトール
|
脂溶性
|
1.53
|
CYP3A4
|
あり
|
(データ無し)
|
12
|
2
|
14
|
1)Prog Med, 18:957-962,1998. 2)Heart, 85:259-264,2001. 3)PHarmacol Ther, 80:1-34 改変 4)興和(株)社内資料 5)添付文書
|
作用機序
- HMG-CoA reductaseはHMG-CoAからmevalonate産生を触媒
副作用
- 原因:メバロン酸合成↓→CoQ↓→ミトコンドリア機能異常。Cl-の細胞膜透過性の変化
- 薬物相互作用によりCYP3A4の働きが阻害されると、横紋筋融解症の引き金となりうる
- 脂溶性HMG-CoA還元酵素阻害薬は重篤な肝障害を起こす
- This was suggested by a study showing greater increases in post-marathon CK levels in individuals receiving statins; older runners receiving statins exhibited more susceptibility to CK elevations than younger runners. These elevations in CK were, however, mild and subclinical, which suggests that trained individuals need not discontinue statin therapy prior to a race.(uptodate)
- 軽度であれば(マラソンの)習熟者はレース前にスタチンを中止をする必要がないことを示唆する。
禁忌
[★]
- 英
- HMG-CoA reductase inhibitor
- 関
- HMG-CoA還元酵素阻害薬、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害剤
[★]
- 英
- enzyme, ferment
- 関
- 酵素反応
酵素の分類
- (a)酸化還元酵素(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
- (b)転移酵素(transferase) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
- (c)加水分解酵素(hydrolase) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
- (d)リアーゼ(lyase) EC4:ある物質を2つに分解します。
- (e)イソメラーゼ(isomerase) EC5:ある基質を異性体に変換します。
- (f)リガーゼ(ligase) EC6;ATPのエネルギーを使って2つの物質を結合します。
[★]
[★]
- 英
- reductase、reducing enzyme
- 同
- レダクターゼ、リダクターゼ
- 関
- オキシドレダクターゼ
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