- 英
- diaphysis, shaft, body
- 関
- 骨端
WordNet
- the main (mid) section of a long bone (同)shaft
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/28 00:19:43」(JST)
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長骨(ちょうこつ)は、脊椎動物の骨のうち、長大な形状を持つもの。四肢を構成する上腕骨や大腿骨が代表的な長骨である。中央部の骨幹と両端部の骨端から構成されている。骨幹の内部は中空で管状になるため、別名管状骨。この空洞は通常骨髄で満たされ、髄腔(ずいこう)と呼ばれる。
発生の経過をたどると、ひとつの軟骨中に骨幹と2つの骨端に対応する3箇所の骨化中心が生じて形成され、骨化が進行すると骨幹と骨端の間に板状の骨端軟骨が残存する。長骨は成長に際し、この骨端軟骨の部分から、骨幹の長軸方向に骨化の進行が起こることで、伸長する。哺乳類のように有限成長の様式を持つ脊椎動物では、成長が完了すると骨端軟骨が完全に骨化し、伸長が不可能となる。
骨幹は表面に直接骨化が生じて太くなるが、それと並行して内部が破骨細胞によって吸収されて、内面が骨内膜に、外面が骨膜に覆われた一定の厚さの壁が形成される。この壁は緻密骨質だけで形成されるが、骨端はこれと異なり、表面は緻密骨質、内部を海綿骨質から成る。この骨端の海綿骨質の柱状の構造は、長骨が動物体を支えるときの重力や運動時にかかる外力の荷重による力線の方向に一致しており、効率的な支持構造を形成している。
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Japanese Journal
- 乳癌骨転移下肢病的骨折に骨接合術を行い日常生活動作改善が得られた2例
- 南 恵樹[他]
- 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 87(4), 313-316, 2012-12-25
- … 左大腿骨骨幹部骨折を認め、髄内釘による骨接合術施行した。 …
- NAID 110009555815
- 当院での大腿骨骨幹部骨折の骨折型による検討 : ビスフォスフォネートの関与について
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- デジタル大辞泉 - 骨幹の用語解説 - 1 からだの骨組み。骨格。また、管状骨の骨端以外の主要部。2 物事の、かなめとなる部分。根幹。「本事業の骨幹となる部分」
- 長骨の幹の部分を骨幹という。骨幹は直接に外力を受けることが多いので、これに対応して表層部は強固な緻密骨でできる。緻密骨は骨幹の中央で最も厚く、重量の負荷が大きい部でも厚い。 Epiphysis(骨端)Epiphysis こつたん ...
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骨幹
- 関
- diaphyseal、diaphysial、diaphysis
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- 英
- body of bone
- 関
- 骨幹
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- 英
- metaphyseal dysplasia
- 関
- 骨幹端異形成
- 同
- metaphyseal dysplasia
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- 英
- diaphyseal aclasis
- 関
- 遺伝性多発性外骨腫、多発性外骨腫
[★]
- 英
- syphilitic metaphysitis
- 関
- 梅毒性骨軟骨炎
[★]
- 英
- metaphyseal dysplasia
- 関
- 骨幹端異形成症