- 英
- upper esophageal sphincter, UES
- 関
- 下部食道括約筋、食道括約筋、食道
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 輪状咽頭アカラシア(cricopharyngeal achalasia)の1小児例
- 大割 貢,小角 卓也,大植 孝治,太田 善夫,米倉 竹夫,福澤 正洋
- 日本小児外科学会雑誌 46(4), 765-769, 2010-06-20
- … 告する.患児は2歳男児.1歳4か月頃より徐々に経口摂取量低下,体重増加減少及び唾液の流涎を認め,経腸栄養剤を少量摂取するのみとなった.上部消化管造影では造影剤は咽頭部に貯留し,食道内圧測定では上部食道括約筋(UES)圧が約300mmHgと極めて高値を示した.食道pHモニターは正常であった.輪状咽頭アカラシアと診断し,肥厚した輪状咽頭筋の部分切除術を施行した.その際8mmの内視鏡を挿入することにより輪状咽頭筋の位 …
- NAID 110007657528
- 繰り返す誤嚥性肺炎・虚弱高齢者における嚥下障害 (摂食・嚥下リハビリテーションと栄養管理) -- (各論,疾患,施設対応)
- 丸茂 一義
- Monthly book medical rehabilitation (109), 71-77, 2009-09
- NAID 40016818307
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- のどと食道の境界のすぐ下には、上部食道括約筋と呼ばれる輪状の筋肉があります。 そして食道と胃の境界のすぐ上には、下部食道括約筋と呼ばれる輪状の筋肉が あります。食道が働いていないときは、食べものと胃酸が口の方に逆流しないよう、この 2つの ...
- 輪状咽頭の協調不能では、上部食道括約筋(輪状咽頭筋)が閉じたままになったり、 あるいは、嚥下運動と協調せずに開いたりします。括約筋の機能に異常があると、 食べものが気管や肺に繰り返し入りこんで肺が感染症を起こし、次第に慢性の肺疾患へ と進行 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- swallowing, deglution (SP)
- ラ
- deglutitio
- 同
- 飲み込み
- 関
- 嚥下反射
- 嚥下の第1相は随意的
- 嚥下の第2,3相は多シナプス反射により起こる。
嚥下の相 (also see SP.719)
- 1. 口腔相(第1期) 随意的
- 2. 咽頭相(第2期) 反射
- 食塊→咽頭壁、軟口蓋刺激→延髄嚥下中枢による反射
- 咽頭相中、呼吸停止(嚥下性無呼吸)
- 開口部 閉鎖する構造
- 鼻腔 舌
- 口腔 軟口蓋
- 気道 喉頭蓋
- 咽頭 -
食道括約筋 (also see SP.720)
- 下部食道2/3を占める平滑筋
- LESは収縮し、胃からの逆流を防ぐ
- 迷走神経支配(背側運動核、アセチルコリン作動性)
- →Auerbach神経叢の節後ニューロン(アセチルコリン作動性(興奮性)、NO,VIP作動性(抑制性))
臨床関連
- 食道下部のAuerbach神経叢細胞の消失および変性→食道下部の蠕動(-)、LESの反射性弛緩(-)→口側食道の拡張→嚥下障害、無胆汁性嘔吐、逆流性食道炎
[★]
- 英
- lower esophageal sphincter, LES
- 関
- 上部食道括約筋、食道括約筋、食道
LES圧
LESS圧低下の原因
臨床関連
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- 関
- upper esophageal sphincter
- 同
- upper esophageal sphincter
[★]
- 英
- esophagus (Z)
- 関
- 消化器系
解剖
- 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
- L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る
部位区分
- SSUR.456
生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)
- 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
- 切歯から15cm
- 食道の上端で、咽頭に連なる部位
- 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
- 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
- 切歯から25cm
- 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
- 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
運動 (SP.720)
組織
- 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
- 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい
食道の上皮と上皮下の組織
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層構造
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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器官
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単層扁平上皮
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単層立方上皮
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単層円柱上皮
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角化重層扁平上皮
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非角化重層扁平上皮
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上皮表層の構成細胞
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粘膜固有層
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腺の構成細胞
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粘膜筋板
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粘膜下組織 (大抵、粗結合組織)
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筋層
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漿膜(結合組織+単層扁平上皮) 外膜(結合組織のみ)
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食道
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○
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食道噴門腺 (咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
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粘液細胞 (スムーズに食べ物を流す)
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縱層 (縦走筋のみ)
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固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム)
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内輪筋層 外縱筋層 (食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
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外膜(横隔膜まで) 漿膜
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臨床関連
- 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
- 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)
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- 英
- esophageal sphincter (M)
- 上部食道括約筋
- 下部食道括約筋
- 英
- esophageal sphincter
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- 英
- sphincter muscle, sphincter
- ラ
- musculus sphincter
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- 英
- upper part、upper