アウエルバッハ神経叢
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Japanese Journal
- 1. Auerbach神経叢への好酸球浸潤により機能的腸閉塞を起こした好酸球性胃腸炎("eosinophilic myenteric ganglionitis")の1例(第73回日本小児外科学会東北地方会)
- Auerbach神経叢への好酸球浸潤により機能的腸閉塞を起こした好酸球性胃腸炎(eosinophilic myenteric ganglionitis)の1例
- 風間 理郎,仁尾 正記,佐野 信行,武山 淳二,虻川 大樹,大井 龍司
- 日本小児外科学会雑誌 41(7), 969-974, 2005-12-20
- … 注腸造影より大腸狭窄による腸閉塞を疑われ, 手術が施行された.手術所見では, 癒着, 索状物, 腸管の壁肥厚等は認められなかったが, 横行結腸に明らかなcaliber changeを認め, この部位を切除した.切除標本の病理学的検索で, Auerbach神経叢への高度の好酸球浸潤を認め, "eosinophilic myenteric ganglionitis"と診断した.術後経過は順調で, 術後5日目から経口摂取が可能となり, 術後10日目に退院した.以後, 再発の徴候なく経過している. …
- NAID 110002975398
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- アウエルバッハ神経叢(アウエルバッハしんけいそう、英語: Auerbach's plexus, ドイツ 語: Auerbach-Plexus)は、腸管神経系の一部である。消化管の縦走筋層と輪走筋層と の間に位置し、このふたつの筋層に運動刺激を、また粘膜に分泌刺激を及ぼす。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- swallowing, deglution (SP)
- ラ
- deglutitio
- 同
- 飲み込み
- 関
- 嚥下反射
- 嚥下の第1相は随意的
- 嚥下の第2,3相は多シナプス反射により起こる。
嚥下の相 (also see SP.719)
- 1. 口腔相(第1期) 随意的
- 2. 咽頭相(第2期) 反射
- 食塊→咽頭壁、軟口蓋刺激→延髄嚥下中枢による反射
- 咽頭相中、呼吸停止(嚥下性無呼吸)
- 開口部 閉鎖する構造
- 鼻腔 舌
- 口腔 軟口蓋
- 気道 喉頭蓋
- 咽頭 -
食道括約筋 (also see SP.720)
- 下部食道2/3を占める平滑筋
- LESは収縮し、胃からの逆流を防ぐ
- 迷走神経支配(背側運動核、アセチルコリン作動性)
- →Auerbach神経叢の節後ニューロン(アセチルコリン作動性(興奮性)、NO,VIP作動性(抑制性))
臨床関連
- 食道下部のAuerbach神経叢細胞の消失および変性→食道下部の蠕動(-)、LESの反射性弛緩(-)→口側食道の拡張→嚥下障害、無胆汁性嘔吐、逆流性食道炎
[★]
- 英
- Auerbach plexus Auerbach's plexus
- ラ
- plexus Auerbachi
- 同
- 筋層間神経叢 myenteric plexus plexus myentericus
- Auerbach神経叢、アウエルバッハ筋層間神経叢
- 腸筋層間神経叢 plexus entericus
- 関
- マイスナー神経叢=粘膜下神経叢
- (⇔粘膜下神経叢:粘膜筋板と輪走筋の間に存在する神経叢)
臨床関連
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS