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- 血液代用剤
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- 2013年4月13日 ... 用法/用量, 1回500~1000mLを点滴静注する。投与速度は時間あたり300~ 500mL、小児の場合、時間あたり50~100mLとする。なお、年齢、症状、体重により 適宜増減する。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ヒシナルク3号輸液(200mL)
組成
容量
有効成分(1容器中)
- 日局 塩化ナトリウム(NaCl) 0.18g
日局 塩化カリウム(KCl) 0.298g
乳酸ナトリウム(C3H5NaO3) 0.448g
日局 ブドウ糖(C6H12O6) 8.6g
添加物
電解質濃度(mEq/L)
- Na+ 35
K+ 20
Cl− 35
Lactate− 20
カロリー(kcal/L)
禁忌
- 高乳酸血症の患者[乳酸血症を増悪するおそれがある。]
- 高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症のある患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
効能または効果
- 経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持
- 通常成人、1回500〜1,000mLを点滴静注する。投与速度は通常成人時間あたり300〜500mL、小児の場合、時間あたり50〜100mLとする。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
慎重投与
- 高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
- 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な肝障害のある患者[水分、電解質代謝異常が悪化するおそれがある。]
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。