- 英
- conjugate deviation
- 同
- 共役偏位、眼球共同偏倚?
障害部位
|
共同偏視の向き
|
注視皮質(8野)~脳幹(中脳)で交差する手前
|
病巣
|
脳幹(中脳)で交差する後~皮質下中枢(傍正中橋網様体)
|
健側
|
共同偏視 BET.212,217
- 大脳:側方注視の随意運動の皮質中枢(前頭葉の皮質中枢)=中前頭回の尾側部, Area8
- ↓
- ↓
- 中脳:CNIIIとCNIVの神経核の間の高さで交叉
- ↓
- ↓
- 同側:動眼神経核
- 対側:同側の動眼神経核から内側縦束を通じで対側の動眼神経核へ
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 141) 右共同偏視,左片麻痺で発症したStanford A型急性大動脈解離の1例(第105回日本循環器学会近畿地方会)
- 大村 篤史,坂田 雅宏,安宅 啓二
- Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 72(Supplement_III), 1106, 2008-10-20
- NAID 110007011410
- 井上 貴美子,木村 亜紀子,中村 あい,目黒 千章,窪田 真実,高井 絵美,三村 治
- 日本弱視斜視学会雑誌 34, 29-32, 2007-06-15
- NAID 10026517141
- 急性脳卒中における共同偏視--発現率,大脳半球の非対称性,病変パターン
- Singer Oliver C.,Humpich Marek C.,Laufs Helmut [他]
- Stroke 1(4), 10-17, 2007
- NAID 40015823795
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- 共同偏視(きょうどうへんし)とは、両眼が同じ方向に向いたままの状態になることである。眼球運動を行うための神経や、その周辺の病変や脳内出血により、眼球運動を正常に行うことができなくなると共同偏視がみら…
- 世界大百科事典 第2版 - 共同偏視の用語解説 - 左右の眼球が一方向を向いたままの状態にあることをいう。水平方向のものと垂直方向のものとがある。左右の方向への眼球運動(水平共同視)は,大脳皮質から橋(きよう)への神経回路と ...
- 瞳孔不同と共同偏視 見ればわかりますが、この二つの発生機序の違いがうまく整理... 瞳孔不同について【至急】 脳梗塞・脳出血等が起こると頭蓋内圧が亢進し瞳孔不同... 共同偏視と注視麻痺の違いは何ですか? 脳内出血 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 70歳の女性。けいれんと意識消失とを主訴に来院した。買い物をしていて、突然右指のけいれんをきたした。けいれんは上肢全体へと広がり、意識を失った。しばらくして意識を回復したという。頭部造影MRI(別冊No. 2)を別に示す。
- この患者のけいれん時にみられた可能性が高いのはどれか。
[正答]
C
- d. 脳幹や小脳の障害による前庭神経障害で生じうる。
- e. 脳幹の障害で生じうる
※国試ナビ4※ [105F023]←[国試_105]→[105F025]
[★]
- 起床時に左上下肢の力の入りにくさと、ろれつの回りにくさとに気付き、救急車で搬送された。
- 5年前、洞不全症候群のため、ペースメーカー埋込術を施行されている。意識混濁。身長160cm、体重58kg。脈拍60/分、整。血圧110/68mmHg。左片麻痺を認め、左Babinski徴候陽性。右共同偏視がある。
- まず行う検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F040]←[国試_099]→[099F042]
[★]
- 73歳の男性。突然の意識消失のため搬入された。60歳時から毎年健康診断で高血圧を指摘されていたが、医療機関を受診していなかった。意識レベルはJCS III-300。脈拍64/分、整。血圧210/130mmHg。除脳硬直、左方向への共同偏視および左瞳孔散大がみられた。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104C023]←[国試_104]→[104C025]
[★]
- 英
- cerebral hemorrhage
- 関
- 脳内出血
概念
- 頭蓋内の出血は総称して一般的に脳出血または脳溢血と呼ばれる。脳出血は脳内への出血と脳周囲への出血に分類される。医学的には狭義での脳内出血のみを指すことが多い。
疫学
部位別頻度
- 被殻出血:40%、視床出血:30%、大脳皮質下出血:10%、小脳出血:10%、橋出血:10%
リスクファクター
- IMD.1027
分類
部位による
YN.J-87 SQ.518
|
被殻出血
|
視床出血
|
橋出血
|
小脳出血
|
皮質下出血
|
割合(%)
|
40
|
30
|
10
|
10
|
10
|
意識障害
|
{+}
|
{+}
|
{++}
|
{±}
|
|
嘔吐
|
{+}
|
{+}
|
{++}
|
{+++}
|
|
頭痛
|
{±}
|
{±}
|
{-}
|
{+++}
|
|
運動障害
|
対側
|
対側
|
四肢麻痺
|
運動失調
|
|
感覚障害
|
対{+}
|
対{++}
|
{±}
|
{-}
|
|
共同偏視
|
病側
|
内下方
|
正中
|
健側
|
|
瞳孔
|
{±}
|
縮瞳
|
縮瞳
|
{±}
|
|
瞳孔反射
|
○
|
時に×
|
○
|
○
|
|
外科的治療
|
血腫除去術
|
×
|
×
|
血腫除去術
|
血腫除去術
|
症候
- 前駆症状無く、日中の活動時や食事中に突然発症する。
- 頭痛や嘔吐を伴い、半数の症例では意識障害を伴う。
- 脳局所症状は数分から数時間のうちに完成する。
検査
- T1:
- T2:
- 拡散強調画像:(出血直後は多分低信号で、血腫を作れば明らかな)高信号
治療
脳出血に共通
参考
- http://www.jsts.gr.jp/jss08.html
国試
[★]
- 英
- putaminal hemorrhage
- 同
- 被殻血腫 putaminal hematoma、外側型脳内血腫 lateral type of intracerebral hematoma
- 関
- 被殻、高血圧性脳出血、脳出血
概念
- 大脳深部のレンズ核線条体動脈外側枝で起こる脳出血
- 脳出血のうちもっとも頻度が高い(被殻出血40%>視床出血30%>橋出血10%>小脳出血10% (YN.J-87))
症候
- 血腫、脳浮腫による頭蓋内圧亢進? → 意識障害、頭痛
- 血腫 → 内包、皮質を圧迫・障害。脳室穿破
- 内包障害:片麻痺 ← 最初は痙性のこともあるが、内包後脚が破壊されると弛緩性になる
- 皮質障害:
治療
脳出血に共通
- 内科的治療:(急性期)気道確保(意識障害→舌根沈下??)・酸素投与(脳浮腫対策)、降圧薬、グリセロール(脳浮腫対策)
- 外科的治療:血腫除去が適応
被殻出血の治療
- 長径3cm以内では保存的治療
- 長径3cm以上で、脳室内出血がないか軽度な場合に血腫除去を行う。
参考
- http://www.jsts.gr.jp/jss08.html
国試
[★]
- 英
- area 8
- 関
- ブロードマン野、前頭眼野 frontal eye field
- 前頭葉
- 共同偏視の中枢?
- 視覚的に撮られた目標に向かって眼球運動するときの視覚的中位や眼球運動の発現に関わる (SP.480)
[★]
- 英
- collaboration、collaborate、collaborative、joint
- 関
- 関節、共同研究、共同研究的、協同的、協力、ジョイント、継手、繋ぐ、連合、共同的、結合部、協調行動