- 50歳の女性。6か月前からの顔面紅潮、発汗および不眠を主訴に来院した。閉経49歳。血圧128/62mmHg。全身の身体所見と内診所見とに明らかな異常はなく、子宮頸部と内膜細胞診とにも異常を認めない。血中ホルモン値:LH32.0mIU/ml(基準 卵胞期1.8~7.6)、FSH 65.0mIU/ml(基準 卵胞期5.2~14.4)、プロラクチン4.0ng/ml(基準15以下)、エストラジオール10pg/ml以下(基準 卵胞期11~230)。治療として適切なのはどれか。
[正答]
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[★]
- 55歳の男性。歩道を歩行中に突然右上下肢に脱力が生じ、思うように言葉がしゃべれなくなったため、救急車で搬送された。10年前から会社の健診で高血圧症、高脂血症および心房細動を指摘されていたが、特に薬物治療を受けていなかった。来院時の意識はJCSでII-10。身長160cm、体重76kg。体温36.8℃、呼吸数18/分。脈拍96/分不整。血圧180/100mmHg。皮膚色は正常。貧血と黄疸とはない。胸部でラ音を聴取しない。腹部は平坦で、肝・肺を触知しない。下肢に浮腫を認めない。右片麻痺と失語とを認める。頭部単純CTで左被殻部に径2cmの高吸収域を認めたため、緊急入院した。血液所見:赤血球460万、Hb120g/dl、白血球6,200、血小板23万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン4.4g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総コレステロール290mg/dl、トリグリセライド180mg/dl、AST26単位、ALT20単位、Na139mEq/l、K4.1mEq/l。入院から3日間、絶食と安静とを保ち経過を観察した。意識は清明になった。右片麻痺と失語症との程度は入院時に比べて変化していない。第2,3病日の血圧は130~140/80~90mmHgで推移している。この時点での治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
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- 21歳の女性。原発性無月経を主訴に来院した。体型は女性型で乳房発育は良好である。両側の鼠径部に小腫瘤を触知する。陰毛は少ないが、腔の形成が認められる。染色体検査は46,XYである。この患者で正しいのはどれか。
[正答]
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