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Japanese Journal
- PP-336 進行期セミノーマの化学療法後の後腹膜リンパ節転移の管理法(一般演題ポスター発表・討論,一般演題ポスター,第99回日本泌尿器科学会総会)
- 河合 弘二,及川 剛宏,末富 崇弘,宮崎 淳,小野澤 瑞樹,関戸 哲利,島居 徹
- 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 459, 2011-03-20
- NAID 110008612709
- OP-049 進行性精巣腫瘍の化学療法後残存腫瘍に対する腹腔鏡下後腹膜リンパ節郭清(Lap RPLND)の初期経験(精巣腫瘍,一般演題口演,第99回日本泌尿器科学会総会)
- 木村 泰典,中村 晃和,河内 明宏,三神 一哉,山田 剛司,本郷 文弥,高羽 夏樹,三木 恒治
- 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 349, 2011-03-20
- NAID 110008612085
- OP-048 進行胚細胞癌に対する化学療法後後腹膜リンパ節郭清術の検討 : 腫瘍学的、射精機能温存のアウトカム(精巣腫瘍,一般演題口演,第99回日本泌尿器科学会総会)
- 雑賀 隆史,神原 太樹,別宮 謙介,岸本 涼,小林 泰之,那須 保友,公文 裕巳
- 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 348, 2011-03-20
- NAID 110008612084
Related Links
- 精巣腫瘍は大動脈周囲の後腹膜.
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★リンクテーブル★
[★]
- 25歳の男性。陰嚢腫大を主訴に来院した。6か月前から陰嚢内に硬結を自覚していたが痛みがないため医療機関を受診していなかった。1か月前から陰嚢内の硬結が腫大してきたため受診した。右精巣は鶏卵大に腫大し圧痛は認めない。陰嚢部超音波検査で右精巣は内部不均一である。胸腹部造影CTで明らかな異常所見を認めない。血液生化学所見:LD224 IU/L(基準 176~353)、hCG 0.3mIU/mL(基準 0.7以下)、α-フェトプロテイン(AFP)8ng/mL(基準 20以下)。右精巣腫瘍と診断し右高位精巣摘除術を施行した。摘出した精巣の病理標本(別冊No. 6A)とH-E染色標本(別冊No. 6B)とを別に示す。今後の治療方針として無治療経過観察を選択した。
- 経過観察中に転移再発が生じやすい部位はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110D026]←[国試_110]→[110D028]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095B044]←[国試_095]→[095B046]
[★]
- 英
- ovarian cancer, ovarian carcinoma, cancer of the ovary, ovary cancer
- ラ
- carcinoma ovarii
- 同
- 卵巣がん
- 関
- 産婦人科学、卵巣腫瘍、卵巣腫瘍の腫瘍マーカー
- G9M.164(進行期分類) NGY.237(進行期分類)
組織型
漿液性嚢胞腺癌
- CA125
- 症候:腹水あり(漿液性嚢胞腺癌のみ)
- 手術+化学療法(タキサン製剤とプラチナム製剤)
- 病理:卵管上皮を模倣するとされる。多房性~充実性。乳頭状増殖。砂粒小体
- 予後:悪い。進行早く、腹腔内播種しやすい。
粘液性嚢胞腺癌
- CEA, CA19-9
- 治療:手術。化学療法無効
- 病理:子宮頚管腺を模倣するとされる。単房性~多房性。胞体中に紫色の粘液貯留。
- 予後:良い。進行遅く転移しにくい。
明細胞腺癌
- リスク:卵巣チョコレート嚢胞
- 治療:手術。化学療法無効
- 病理:妊娠時の子宮内膜を模倣するとされる。充実部と伴う多房性、もしくは単純性嚢胞腫粒。グリコーゲンに富み、染色されず、胞体が透明になる。管状構造、充実構造、乳頭状増殖。ホブネイル細胞が存在。
- [show details]
・予後:治療しなければ予後不良。増殖速度は中等度でリンパ節転移しやすい。
類内膜腺癌
- リスク:卵巣チョコレート嚢胞
- 治療:手術+化学療法(プラチナム併用化学療法)
- 病理:非妊時の子宮内膜を模倣するとされる。充実性。back to back(間質が消失), cribriform(さらに間質が消失)
・予後:容易。進行遅く、転移も少ない。
転移
転移性卵巣癌
- リンパ行性が多い
- 胃癌、結腸癌、乳癌、子宮体癌。(G9M.158)
治療
- 手術療法:(基本術式)両側付属器摘出術、子宮摘出術、大網摘出術。staingのために腹腔細胞診、腹腔内組織の生検、後腹膜リンパ節郭清もしくは生検を施行。
卵巣癌の種類
- NGY.232
名称
|
卵巣癌の中の頻度
|
疫学
|
病理
|
類似性
|
予後
|
卵巣チョコレート嚢胞 との関連
|
漿液性腺癌[漿液性嚢胞腺癌]
|
50%
|
平均55歳
|
小型で細胞質に乏しい。樹枝状に分枝。乳頭状腺癌
|
卵巣表皮上皮、卵管上皮細胞
|
比較的良好
|
|
粘液性腺癌[粘液性嚢胞腺癌]
|
10-15%
|
平均44歳
|
豊富な粘液をもつ多房構造や15cmを超える巨大腫瘤
|
子宮頸部粘膜上皮 腸上皮に類似
|
抗癌剤感受性低く、進行癌は予後不良
|
|
類内膜腺癌
|
10-15%
|
|
|
非妊時子宮内膜に類似
|
|
○
|
明細胞腺癌
|
15-20%
|
子宮内膜症合併
|
胞体は明るくグリコーゲンに富む。
|
妊娠子宮内膜に類似 嚢胞乳頭状構造
|
プラチナ感受性悪く予後不良
|
○
|
卵巣癌などの腫瘍マーカー
G9M.162
参考
- 1. 卵巣がん治療ガイドライン2007年版(改訂版)
- http://www.jsgo.gr.jp/guideline/ransou.html
[★]
- 英
- retroperitoneal lymph node dissection
[★]
- 英
- lymph node (Z), lymph gland
- ラ
- lymphonodus
- 扁平楕円
- 直径3cm
- 脂肪組織で覆われた先生結合組織でできた被膜に包まれる
- リンパ管の合流部にできる
- 構造は大まかに3層:皮質、傍皮質、髄質。
- リンパの流れ:輸入リンパ管→辺縁洞→中間洞→髄洞→輸出リンパ管
解剖
-
-
-
- リンパ球は暗調域-(中心芽細胞から中心細胞(sIgを発現)へ)→基底明調域→頂部側明調域と移動する
- 傍皮質:ヘルパーT細胞が活性化すると傍髄質臥拡大し、髄質の深部まで伸びてくる。 ←胸腺依存領域とも呼ばれる
:*T細胞
臨床関連
- EBウイルスに感染したB細胞に対する細胞障害性T細胞が傍皮質で観察される
- The characteristic lymph node changes in AIDS are progressive transformation of the germinal centers.
参考
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0053/1/0053_G0000152_0061.html
</nowiki>
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- ganglion、ganglia、node、knot、(分類学)section、(文章)clause、nodal、ganglionic
- 関
- 結節、結節型、結節状、結節性、神経節、セクション、切片、結び目、ノット、薄切、部門、リンパ節、割面、ノード、結節腫、ガングリオン
[★]
- 英
- peritoneum (Z) < peritonaion < peritonos < peri-'around'+-tonos'stretched' ; perineumと勘違いしないように
- 関
- 漿膜
[★]
- 英
- lymph (Z)
- ラ
- lympha
- 同
- 淋巴
- 関
- リンパ節