- 英
- lymphoid follicle
- 同
- リンパ小節 lymphatic nodule、一次小節 primary nodule
- 関
- 胚中心
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/17 03:12:37」(JST)
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リンパ小節(リンパしょうせつ、またはリンパ濾胞(リンパろほう)、英: lymph nodule)は、Bリンパ球と濾胞樹状細胞(英: follicular dendritic cell、樹状細胞とは無関係[1])から成る、細胞が結節性に集合した領域。胚中心(英語版)を持たないリンパ小節を一次小節、胚中心を持つリンパ小節を二次小節と呼ぶ。獣医学領域では散在性リンパ組織内のものを指すことが多いが、ヒトではリンパ節などの二次リンパ組織内のものも含む。
リンパ小節を持つ散在性リンパ組織は消化器(腸管関連リンパ組織)、呼吸器、尿生殖器などの壁内に高い頻度で出現する。リンパ小節が単独で存在しているものを孤立リンパ小節、複数のリンパ小節が集合しているものを集合リンパ小節と呼ぶ。
関連項目
参考文献
- 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
- ^ Parham, Peter 『エッセンシャル免疫学』、笹月健彦 メディカル・サイエンス・インターナショナル、2007年。ISBN 978-4-89592-470-2。
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Japanese Journal
- 粘膜筋板の断裂と粘膜内への進展を呈した小腸海綿状リンパ管腫の1例
- 堀江 秀樹,加藤 隆弘,小島 孝雄,橋本 宏明,福田 信宏,高野 幸彦,大洞 昭博,奥田 順一,井田 和徳,下川 邦泰
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 53(7), 1804-1808, 2011-07-20
- … を主訴とする20歳代女性,腹部CTで小腸腫瘍が疑われ,ダブルバルーン小腸内視鏡検査で,上部空腸に約30mm大の黄白色の腫瘍を認めた.小腸リンパ管腫を疑い,空腸部分切除術を施行した.切除標本では,腫瘤部の粘膜筋板が薄層化し,一部に破綻を認めた.リンパ濾胞の粘膜内への進展がみられ,海綿状リンパ管腫と診断した.本症例が有症状を呈する大きさに至った一因として粘膜筋板の破綻の関与が示唆された. …
- NAID 10029562491
- 悪性リンパ腫やRiedel甲状腺炎と鑑別を要した橋本病線維亜型の1例
- 尾身 葉子,山本 智子,澤田 達男,西川 俊郎,岡本 高宏,小林 槇雄
- 東京女子医科大学雑誌 81(E1), E61-E64, 2011-03-31
- … 組織学的には、甲状腺に、多数のリンパ濾胞を伴う小型リンパ球や形質細胞浸潤、顕著な間質の線維化がみられ、多くの甲状腺濾胞が消失し、残存する濾胞上皮には扁平上皮化生が観察された。 … 免疫染色では、リンパ濾胞部分でのBおよびT細胞系細胞の分布の極性は保たれていた。 …
- NAID 110008439101
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- lymph node (Z), lymph gland
- ラ
- lymphonodus
- 扁平楕円
- 直径3cm
- 脂肪組織で覆われた先生結合組織でできた被膜に包まれる
- リンパ管の合流部にできる
- 構造は大まかに3層:皮質、傍皮質、髄質。
- リンパの流れ:輸入リンパ管→辺縁洞→中間洞→髄洞→輸出リンパ管
解剖
-
-
-
- リンパ球は暗調域-(中心芽細胞から中心細胞(sIgを発現)へ)→基底明調域→頂部側明調域と移動する
- 傍皮質:ヘルパーT細胞が活性化すると傍髄質臥拡大し、髄質の深部まで伸びてくる。 ←胸腺依存領域とも呼ばれる
:*T細胞
臨床関連
- EBウイルスに感染したB細胞に対する細胞障害性T細胞が傍皮質で観察される
- The characteristic lymph node changes in AIDS are progressive transformation of the germinal centers.
参考
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0053/1/0053_G0000152_0061.html
</nowiki>
[★]
- 英
- germinal center
- 同
- 二次小節、反応中心 reaction center、明中心 light staining center
- 関
- リンパ濾胞、一次リンパ濾胞、二次リンパ濾胞、脾臓
[★]
- 英
- lymphatic nodule
- 関
- リンパ濾胞
[★]
- 関
- 胚中心、リンパ濾胞、一次リンパ濾胞
- 二次応答により生じる
- A lymphoid follicle develops into a secondary lymphoid follicle after it is entered by activated B cells, which proliferate and mature there, forming a germinal center. (IMM.829)
[★]
- 英
- benign lymphoid polyposis
- 同
- リンパ濾胞増殖症 lymph folliculosis
- 関
- 大腸ポリポーシス
[★]
- 関
- 胚中心、リンパ濾胞、二次リンパ濾胞
[★]
- 英
- eosinophilic lymphofolliculoid granuloma
- 同
- 木村病 Kimura disease
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- lymph (Z)
- ラ
- lympha
- 同
- 淋巴
- 関
- リンパ節
[★]
- 英
- follicle
- 関
- 卵胞