- 英
- epiglottis (Z)
WordNet
- a flap of cartilage that covers the windpipe while swallowing
PrepTutorEJDIC
- 喉頭蓋,のどぶた
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/11/27 10:49:37」(JST)
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喉頭蓋(こうとうがい、英: epiglottis)とは粘膜に覆われた軟骨からなる喉頭の上縁を構成する組織のこと。会厭(ええん)とも。嚥下時に気管に蓋をするように動き、嚥下内容物が食道へ流れこむように、本来とは逆の向きへ傾く。
目次
- 1 解剖と機能
- 2 臨床的な問題
- 3 補足画像
- 4 引用・参照
- 5 外部リンク
解剖と機能
喉頭蓋は、舌根に起始部をもち、反り返った形をしながら、その先端は後上方へ向かう。色調はほぼ白色である。 嚥下時に、喉頭蓋は披裂ヒダへ蓋をするように近づき、声門に嚥下内容が入らないようにする。
臨床的な問題
補足画像
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咽頭の筋肉。側方からみたもの。甲状軟骨の右側面は取り除いてある。
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喉頭。 1=声帯, 2=前庭ヒダ, 3=喉頭蓋, 4=披裂喉頭蓋ヒダ, 5=披裂軟骨, 6=梨状陥凹, 7=舌(背側)
引用・参照
外部リンク
- 帝京大学 解剖実習
- lesson11 at The Anatomy Lesson by Wesley Norman (Georgetown University) (larynxsagsect)
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Japanese Journal
- 全部床義歯装着が舌骨の位置と咽頭の幅径に与える影響
- 玉田 泰嗣,古屋 純一
- 岩手医科大学歯学雑誌 36(3), 141-152, 2012-01-24
- … は有意に減少した.舌骨の位置は,上下顎なしでは,上下顎ありに比べ有意に上方また前方に移動した.中咽頭の前後径は,喉頭蓋谷最深点の高さにおいて,上下顎なしでは,他の2条件に比べ有意に増加した.左右径は,上下顎なしでは,上下顎ありに比べ舌背と舌根の境界の高さ,および喉頭蓋谷最深点での高さにおいて有意に増加した.全部床義歯の撤去は,下顎を前上方に回転させ,舌骨を前上方に牽引する.そ …
- NAID 110008897706
- 平位 知久,福島 典之,中下 陽介,片桐 佳明,久保田 和法,石橋 卓弥
- 日本耳鼻咽喉科學會會報 114(10), 814-819, 2011-10-20
- … 中でも喉頭蓋NK/T細胞リンパ腫の報告は極めてまれである. … 今回, 診断に苦慮した喉頭蓋NK/T細胞リンパ腫の1例を経験したので, 若干の文献的考察を加えて報告した. … 喉頭蓋に発赤を伴う白苔病変を認めた. … 本例は, 喉頭蓋NK/T細胞リンパ腫としては2例目の報告である. …
- NAID 10029834869
Related Links
- デジタル大辞泉 喉頭蓋の用語解説 - 喉頭の入り口を覆う、ふた状のもの。舌根のすぐ後ろにある高まりで、飲食物が食道へ行くように喉頭をふさぐ。会厭(ええん)。
- 始めは軽い風邪程度の症状であった咽頭痛が急激に悪化して、激しい燕下痛、発熱、燕下障害、呼吸困難が出現して窒息死する危険もある病気です。この病気は殆どが大人に発症します。扁桃やのど(咽頭)の所見は正常なこと ...
- 有声喉頭蓋摩擦音 | 県民性wikipedia 有声喉頭蓋摩擦音(ゆうせい・こうとうがい・まさつおん)とは子音の類型の一つ。 喉頭蓋と咽頭壁下部を近づけてできる隙間による摩擦音。 声帯の ... 調音位置 - 喉頭蓋と咽頭壁下部による ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 経鼻内視鏡で上気道を観察する順で正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101B028]←[国試_101]→[101B030]
[★]
- 経鼻内視鏡写真(別冊No. 3)を別に示す。
- この視野で観察されないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G020]←[国試_105]→[105G022]
[★]
- 成人の口腔内を舌圧子とペンライトとを用いて診察する際、視認できるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H014]←[国試_106]→[106H016]
[★]
- 仰臥位で直接喉頭鏡で喉頭を展開した。最も背側に見えるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100G033]←[国試_100]→[100G035]
[★]
- 英
- cartilage (M)
- 同
- 軟骨組織
- 関
- [[]]
分類
[★]
- 英
- epiglottic cartilage (Z)
- 関
- 喉頭蓋
[★]
- 英
- acute epiglottitis
- 関
- 喉頭炎
- 発熱、嚥下痛/咽頭痛、流涎、stridor、嗄声
- 病原体:インフルエンザ菌b型が多い。その他、化膿性連鎖球菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌でも起こりうる。
- 検査:これはあまりやらない → 頚部側面単純X線写真:thumb sign
参考
- http://www.nurs.or.jp/~academy/igaku/w/w421.htm
[★]
- 英
- epiglottic callecula (Z), laryngeal vallecula
- ラ
- vallecula epiglottica
- 関
- 喉頭
[★]
- 英
- epiglottitis
- 関
- 喉頭蓋
[★]
- 英
- thyroid cartilage (Z), median glosso-epiglottic fold
[★]
- 英
- laryngoepiglottic fold
[★]
- 英
- larynx (KL,K)
- 関
- 咽頭
解剖
- 第4~6頚椎の高さにある。約5cm (KL.612) <→ C3-C6椎体の高さにある(M.571)
組織
- 呼吸器の上皮の移行
- 呼吸上皮
- 重層扁平上皮:喉頭蓋、声帯遊離縁
- 声帯以外の粘膜下組織中には喉頭腺が存在。喉頭室部に多い。
リンパ
- 上喉頭動静脈に沿って舌骨甲状膜を貫通 → 上内頚静脈リンパ節、中内頚静脈リンパ節
- 喉頭粘膜のリンパ網は、仮声帯、喉頭入口部でよく発達。喉頭蓋基部の小孔を通じて喉頭蓋前間隙のリンパ組織に連絡し、さらに内深頚リンパ節につらなっている。このため声帯上部癌のリンパ節転移率は喉頭癌のうち最も高率(SOTO. 560)
- 下喉頭動静脈に沿って喉頭前リンパ節・気管リンパ節 → 下内頚静脈リンパ節
- 喉頭前リンパ節、気管周囲リンパ節につながっている(SOTO. 560)
機能
喉頭の固有筋→喉頭筋
臨床関連
- 喉頭先天性疾患
- 喉頭外傷
- 喉頭異物
- 喉頭炎症
- 喉頭非腫瘍性病変
- 喉頭ポリープ(声帯ポリープ):声帯縁にに好発する広基性、有茎性の浮腫性腫瘤。声帯前1/3に好発。一側性が多い。表面平滑、色調は声帯と異なる。種々の嗄声を示す。保存療法(沈黙療法)で軽快しなければ手術的に切除。
- 声帯結節:声帯の前1/3に好発。両側性が多い。女性に多く、声を酷使する職業に多い。幼児・学童では男性に多い。表面の色調は声帯と変わらない。嗄声をしめし、気息性嗄声が主。保存療法(沈黙療法)で軽快しなければ手術的に切除。
- ポリープ様声帯
- 喉頭肉芽腫
- 喉頭嚢胞
- 喉頭角化症/喉頭白色病変/喉頭白色病変/喉頭白板症
- 喉頭癌
[★]
- 英
- lid、tectum、tectal、tectorial
- 関
- 視蓋
[★]
- 英
- cranium
- 関
- 頭蓋骨