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- 同
 
- phosphocholine
 
- 関
 
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- 同
 
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/02/28 13:37:58」(JST)
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| ホスホコリン | 
 | 
 | 
| 
 | 
| 識別情報 | 
| CAS登録番号 | 
107-73-3 | 
| PubChem | 
1014 | 
| 日化辞番号 | 
J40.088B | 
| MeSH | 
Phosphocholine | 
| 
 | 
| 特性 | 
| 化学式 | 
C5H15NO4P+ | 
| モル質量 | 
184.151 g/mol | 
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | 
ホスホコリン(phosphocholine)は、組織内におけるホスファチジルコリン(英語版)合成の中間体である。ホスホコリンはコリンキナーゼ(英語版)によって触媒されるATP + コリンをホスホコリンとADPに変換する反応によって作られる。ホスホコリンは例えばレシチン中に見出される分子である。
ホスホコリンは線虫やヒト胎盤によってホストの免疫応答を抑制するための翻訳後修飾としても用いられる[1][2]。
また、C反応性蛋白 (CRP) の結合標的の一つである[3]。したがって細胞が損傷を受けた時、CRPはホスホコリンに結合し、認識および食作用免疫応答を開始する。
ホスファチジルコリン (PC) は鶏卵(およびその他の多くの卵)の天然成分の一つであり、Egg-PCの形でしばしば生体模倣膜の研究に使用されている[4]。様々な原料由来の精製されたPCが購入可能である。PCは通常、天然品(例: EggPC)と合成品に分けられる。
脚注[編集]
- ^ Lovell TM, Woods RJ, Butlin DJ, et al. (September 2007). “Identification of a novel mammalian post-translational modification, phosphocholine, on placental secretory polypeptides”. J. Mol. Endocrinol. 39 (3): 189–98. doi:10.1677/JME-07-0007. PMC 2189575. PMID 17766644. http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pmcentrez&artid=2189575. 
 
- ^ “Placenta 'fools body's defences'”. BBC News. (2007年11月10日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7081298.stm 2010年5月22日閲覧。 
 
- ^ Thompson D, Pepys MB, Wood SP. (1999). “The physiological structure of human C-reactive protein and its complex with phosphocholine.”. Structure 7 (2): 169–77. doi:10.1016/S0969-2126(99)80023-9. PMID 10368284. 
 
- ^ Rose L, Jenkins ATA (2006). “The effect of the ionophore valinomycin on biomimetic solid supported lipid DPPTE/EPC membranes”. Bioelectrochem. 70 (2): 387–93. doi:10.1016/j.bioelechem.2006.05.009. PMID 16875886. 
 
 
関連項目[編集]
- アルキルホスホコリン(英語版)
 
- コリン (栄養素)
 
- エタノールアミンリン酸(ホスホエタノールアミン)
 
外部リンク[編集]
- Phosphocholine 3D Structure Viewer
 
 
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Japanese Journal
- ラット顎下腺および耳下腺ミクロソームの1-アシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンアシルトランスフェラーゼの多価不飽和脂肪酸アシル-CoAに着目した基質特異性
 
- 亀山 泰永,神谷 真子,八代 耕児,藤田 厚
 
- 岐阜歯科学会雑誌 34(3), 105-109, 2008-02-20
 
- … ラット顎下腺および耳下腺ミクロソームの1-アシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンアシルトランスフェラーゼの基質特異性を検討した。 … 顎下腺ミクロソームの1-アシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンアシルトランスフェラーゼ活性は耳下腺のそれより2-5倍高かった。 …
 
- NAID 110007405493
 
- リン脂質生合成におけるCTP : ホスホコリンシチジリルトランスフェラーゼαの転写制御
 
Related Links
- まず,金蒸着したSi基板上に, ホスホコリン 基を末端に有するチオール誘導体の自己組織 化膜(SAM)を形成させた。続いて,一辺が数マイクロメーター程度の平板状の雲母片の 分散液を基板上にキャストして展開し,雲母片を配向付着させた ...
 
- レジオネラタンパク質のAnkXは、Ser76にホスホコリンを付加し、この過程にも機能的なFICドメインが必要であった。Rab1ファミリーのメンバーであり、初期エンドソームからの積み荷 GTP . ...
 
Related Pictures





★リンクテーブル★
  [★]
- 英
 
- sphingolipid
 
- 関
 
- 経表皮水分喪失
 
- セラミドの誘導体(その元はスフィンゴシン)であり、主要な膜成分として機能。
 
分類
臨床関連
  [★]
- 英
 
- sphingomyelin
 
- 関
 
- スフィンゴ脂質、スフィンゴ脂質蓄積症
 
異化
臨床関連
  [★]
- 英
 
- phosphatidylcholine PC PtdCho
 
- 同
 
- レシチン lecithin, 1,2-ジアシルグリセロホスホコリン sn-1,2-diacylglycerophosphocholine
 
- 関
 
- コリン、グリセロリン脂質。L/S比
 
- 図:FB.154
 
- グリセロリン脂質の一種で、リン酸を介してコリンが結合している
 
構造
胎児の肺サーファクタント
  [★]
- 英
 
- phosphocholine、phosphorylcholine
 
- 関
 
- ホスホコリン、ホスホリルコリン
 
  [★]
- 英
 
- phosphorylcholine
 
- 関
 
- ホスホコリン、コリンリン酸
 
  [★]
- 英
 
- alkylphosphocholine
 
参考
  [★]
- 英
 
- 1-alkyl-2-acetylglycerophosphocholine esterase
 
- 関
 
- PAFアセチルヒドロラーゼ、リ・タンパク質関連ホスホリパーゼA2
 
  [★]
- 英
 
- sn-1,2-diacylglycerophosphocholine
 
- 関
 
- ホスファチジルコリン
 
  [★]
- 英
 
- 1-acylglycerophosphocholine O-acyltransferase
 
  [★]
- 英
 
- phosphorus P
 
- 関
 
- serum phosphorus level
 
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
 
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
 
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
 
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
 
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
 
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
 
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
 
- 腎より排泄される。
 
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
 
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
 
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
 
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
 
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
 
  [★]
- 英
 
- choline
 
- 化
 
- 塩化コリン
 
- 関
 
- アセチルコリン
 
- choline + acetylCoA → acetylcholine + CoA
 
  [★]
- 英
 
- phospho
 
- 関
 
- フォスフォ、ホスフォ、リン酸