クロルフェニラミン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- 1錠中:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩…6mg
(内核錠 d-クロルフェニラミンマレイン酸塩…3mg)
(外層錠 d-クロルフェニラミンマレイン酸塩…3mg)
〈添加物〉
カルナウバロウ、カルメロースカルシウム、クエン酸カルシウム、結晶セルロース、硬化油、酢酸ビニル樹脂、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、タルク、乳酸カルシウム水和物、乳糖水和物、白糖、ヒプロメロースフタル酸エステル、ポビドン
禁忌
- 本剤の成分又は類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者
- 緑内障の患者[抗コリン作用により眼内圧が上昇し、緑内障が増悪することがある]
- 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿困難、尿閉等があらわれ、症状が増悪することがある]
- 低出生体重児・新生児 (「小児等への投与」の項参照)
効能または効果
- ○感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、枯草熱
- ○皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)、じん麻疹
- d-クロルフェニラミンマレイン酸塩として、通常成人1回6mg(本剤1錠)を1日2回経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 眼内圧亢進のある患者[抗コリン作用により眼内圧が上昇し、症状が増悪するおそれがある]
- 甲状腺機能亢進症のある患者[抗コリン作用により症状が増悪するおそれがある]
- 狭窄性消化性潰瘍、幽門十二指腸通過障害のある患者[抗コリン作用により平滑筋の運動抑制、緊張低下が起こり、症状が増悪するおそれがある]
- 循環器系疾患のある患者[抗コリン作用による心血管系への作用により、症状が増悪するおそれがある]
- 高血圧症のある患者[抗コリン作用により血管拡張が抑制され、血圧が上昇するおそれがある]
重大な副作用
- ショック ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下等の症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 痙攣、錯乱 痙攣、錯乱があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があらわれた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
- 再生不良性貧血、無顆粒球症 再生不良性貧血、無顆粒球症があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること。
薬効薬理
- d-クロルフェニラミンマレイン酸塩は、ヒスタミンH1受容体遮断薬である。H1受容体を介するヒスタミンによるアレルギー性反応(毛細血管の拡張と透過性亢進、知覚神経終末刺激によるそう痒など)を抑制する。H1受容体遮断作用はdl体の約2倍である。
また、ネオマレルミンTR錠6mgは、外層錠と内核錠の作用発現時間が異なる様設計されており、作用持続時間が長い。3)
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
抗ヒスタミン薬
商品
[★]
- 英
- chlorpheniramine
- 化
- マレイン酸クロルフェニラミン chlorpheniramine maleate、クロルフェニラミンマレイン酸塩
- 商
- クロダミン、LL配合、アストーマ、アニミング、アレルギン、エンペラシン、クロール・トリメトン Chlor-Trimeton、クロフェドリン、サクコルチン、セレスターナ、セレスタミン、ニチコデ、ネオアムノール、ネオマレルミン、ネオレスタール、ネオレスタミン、ヒスタール、ヒスタブロック、ビスミラー、フェニラミン、フスコデ、フスコブロン、フステン、プラコデ、プラデスミン、ベタセレミン、ペレックス、ポラジット、ポララミン、マゴチミン、ミゼロン、ムコブロチン、ライトゲン
- 関
- クロルフェナミン
- 抗ヒスタミン剤
- 古典的抗ヒスタミン薬
- アルキルアミン系。ヒスタミンH1受容体拮抗作用。
- 作用d体>>l体
- エタノールアミン系のジフェンヒドラミンより中枢神経作用が弱い
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クロルフェニラミン