クロルフェニラミン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
2mgクロダミン注
組成
有効成分
含量
添加物
禁忌
- 本剤の成分又は類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者
- 緑内障の患者[抗コリン作用により眼内圧が上昇し、緑内障が増悪することがある。]
- 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿困難、尿閉等があらわれ、症状が増悪することがある。]
- 低出生体重児・新生児(「小児等への投与」の項参照)
効能または効果
- 蕁麻疹、枯草熱、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、咬刺症)、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎
- dl -クロルフェニラミンマレイン酸塩として、通常、成人1回5〜10mgを1日1〜2回、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 眼内圧亢進のある患者[抗コリン作用により眼内圧が上昇し、症状が増悪するおそれがある。]
- 甲状腺機能亢進症のある患者[抗コリン作用により症状が増悪するおそれがある。]
- 狭窄性消化性潰瘍、幽門十二指腸通過障害のある患者[抗コリン作用により平滑筋の運動抑制、緊張低下が起こり、症状が増悪するおそれがある。]
- 循環器系疾患のある患者[抗コリン作用による心血管系への作用により、症状が増悪するおそれがある。]
- 高血圧症のある患者[抗コリン作用により血管拡張が抑制され、血圧が上昇するおそれがある。]
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下等の症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
痙攣、錯乱(頻度不明)
- 痙攣、錯乱があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があらわれた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
再生不良性貧血、無顆粒球症(頻度不明)
- 再生不良性貧血、無顆粒球症があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- クロルフェニラミンマレイン酸塩
(Chlorpheniramine Maleate)
化学名:
- (3RS )-3-(4-Chlorophenyl)-N,N -dimethyl-3-pyridin-2-ylpropylamine monomaleate
分子式:
分子量:
性状:
- 白色の微細な結晶である。
酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はメタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすい。
本品は希塩酸に溶ける。
本品の水溶液(1→20)は施光性を示さない。
融点:
★リンクテーブル★
[★]
抗ヒスタミン薬
商品
[★]
- 英
- chlorpheniramine
- 化
- マレイン酸クロルフェニラミン chlorpheniramine maleate、クロルフェニラミンマレイン酸塩
- 商
- クロダミン、LL配合、アストーマ、アニミング、アレルギン、エンペラシン、クロール・トリメトン Chlor-Trimeton、クロフェドリン、サクコルチン、セレスターナ、セレスタミン、ニチコデ、ネオアムノール、ネオマレルミン、ネオレスタール、ネオレスタミン、ヒスタール、ヒスタブロック、ビスミラー、フェニラミン、フスコデ、フスコブロン、フステン、プラコデ、プラデスミン、ベタセレミン、ペレックス、ポラジット、ポララミン、マゴチミン、ミゼロン、ムコブロチン、ライトゲン
- 関
- クロルフェナミン
- 抗ヒスタミン剤
- 古典的抗ヒスタミン薬
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- 作用d体>>l体
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