- 英
- sterol
- 同
- ステリン sterin
- 関
WordNet
- any of a group of natural steroid alcohols derived from plants or animals; they are waxy insoluble substances (同)steroid alcohol
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/22 22:31:10」(JST)
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ステロールの骨格。赤字で示した位置にヒドロキシ基を持つ
ステロール (sterol)、別名ステロイドアルコール (steroid alcohol) はステロイドのサブグループのひとつであり、A環の3位にヒドロキシ基(OH基)を持つ誘導体である。ヒドロキシ基は極性基、残りの脂肪族環部分は非極性なため、ステロールは両親媒性を持つ。アセチルCoAによって生合成される脂質である。分子全体は平面に近い構造を持つ。
植物由来のステロールはフィトステロール、動物由来のものはコレステロールあるいはズーステロール (zoosterol) と呼ばれる。重要なステロール類として動物のステロイドホルモン、植物のカンプエステロール、β-シトステロール、スチグマステロールが挙げられる。
ステロールは真核生物の生理機能において重要な役割を果たす。例えばコレステロールは細胞膜の一部を形成し、その流動性や機能を調節したり、発生シグナル伝達において二次情報伝達物質としてはたらく。
植物ステロールはヒトの内臓のコレステロール吸収サイトを塞ぎ、コレステロール量の減少を助けることが知られている。
関連項目
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 骨化石中のコレステロールの炭素同位体組成を用いた海生哺乳類の古食性解析の研究(<特集>有機化合物の安定同位体比を用いた有機地球化学的研究の発展とその応用(Part II))
- 新村 龍也,沢田 健
- Researches in organic geochemistry 27, 23-32, 2011-09-30
- Dietary preferences of archaeological and paleontological animals have been conventionally investigated by stable carbon isotope ratio (δ^<13>C) of collagen and tooth enamel in the fossil remain …
- NAID 110008749808
- 急性心筋梗塞患者のLDLコレステロール値と急性期および遠隔期予後の関係について(HIJAMIレジストリーより)
- 中尾 優,貫 敏章,西上 和宏,坂本 知浩,中尾 浩一,本田 喬,小川 洋司,萩原 誠久
- 東京女子医科大学雑誌 80(8), 253-253, 2011-08-25
- 第2回心臓病研究会 2010年5月8日(土) フォーシーズンズホテル椿山荘4階アンフィシアター
- NAID 120003519083
- 超臨界二酸化炭素抽出法によるコレステロール除去食品の開発
Related Links
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- 植物性ステロールは植物の細胞を構成する成分の1つで、広く植物に含まれています。 特に豆類や穀類の胚芽に多く含まれています。 植物性ステロール、コレステロール ともに脂質の一種ですが、植物性ステロールは「植物の細胞膜構成成分」、 コレステロール ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ロタテック内用液
組成
製法の概要
- 本剤は、弱毒生ロタウイルス株(WI79-9株、SC2-9株、WI78-8株、BrB-9株、WI79-4株)を、個別にVero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来)で培養して製造した単価ワクチン原液を希釈混合し、5価ワクチンとして調製した液剤である。これらのウイルス株は、2種類のウイルスが感染した細胞中でそれぞれに由来する遺伝子が再集合するというロタウイルスの性質を用いることにより、ヒト及びウシロタウイルスの親株から生成されたヒト−ウシロタウイルス再集合体である。なお、本剤は製造工程で、ウシの血液由来成分(ウシ胎児血清)、ヒツジの毛由来成分(コレステロール)及びトリプシンを使用している。なお、トリプシンはブタの膵臓由来成分(トリプシン)及びウシの乳由来成分(乳糖)を含む。
組成
有効成分
- G1型ロタウイルス(WI79-9株) 2.2×106感染単位以上
G2型ロタウイルス(SC2-9株) 2.8×106感染単位以上
G3型ロタウイルス(WI78-8株) 2.2×106感染単位以上
G4型ロタウイルス(BrB-9株) 2.0×106感染単位以上
P1A[8]型ロタウイルス(WI79-4株) 2.3×106感染単位以上
添加物
- 精製白糖(安定剤) 1,080mg
水酸化ナトリウム(pH調節剤) 2.75mg
クエン酸ナトリウム水和物(緩衝剤) 127mg
リン酸二水素ナトリウム一水和物(安定剤) 29.8mg
ポリソルベート80(安定剤) 0.17〜0.86mg
ロタウイルス希釈液(希釈剤)※ 適量※
※ロタウイルス希釈液は、Ham's F12とMedium 199を混合した組成の溶液である。5種類の原薬とロタウイルス希釈液の合計量は、製剤全体量の15vol%となる。
禁忌
(予防接種を受けることが適当でない者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によって過敏症を呈したことがある者。また、本剤接種後に過敏症が疑われる症状が発現した者には、その後の本剤接種を行ってはならない。
- 腸重積症の既往のある者
- 腸重積症の発症を高める可能性のある未治療の先天性消化管障害(メッケル憩室等)を有する者
- 重症複合型免疫不全(SCID)を有する者〔外国の市販後において、本剤の接種後にSCIDと診断された乳児で、重度の下痢及び持続的なワクチンウイルス株の排出を伴う胃腸炎が報告されている。〕
- 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
効能または効果
- 本剤はロタウイルスG1P[8]、G2P[4]、G3P[8]、G4P[8]、G9P[8]に対する予防効果が示唆されている。
- 他のウイルスに起因する胃腸炎を予防することはできない。
- 乳児に通常、4週間以上の間隔をおいて3回経口接種し、接種量は毎回2mLとする。
- 経口接種すること。注射による接種は行ってはならない。
接種対象者・接種時期
- 本剤は生後6〜32週の間にある乳児に経口接種する。初回接種は6週齢以上とし、4週以上の間隔をおいて32週齢までに3回経口接種を行う。また早産児においても同様に接種することができる。
なお、初回接種は生後14週6日までに行うことが推奨されている1)。
他のワクチン製剤との接種間隔
- 生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔をおいて本剤を接種すること。ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる。なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない。
慎重投与
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判定を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応及び有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
- 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
- 過去に痙攣の既往のある者
- 免疫機能に異常がある疾患を有する者及びそのおそれがある者、免疫抑制をきたす治療を受けている者、近親者に先天性免疫不全症の者がいる者〔「重要な基本的注意」の項参照〕
- 胃腸障害(活動性胃腸疾患、慢性下痢)のある者〔使用経験がない。〕
重大な副作用
アナフィラキシー(頻度不明)
- アナフィラキシー(発疹、舌の腫脹等)があらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は、乳児においてG1、G2、G3、G4及びP1A[8]ヒト血清型ロタウイルスの中和抗体を誘導するが、ロタウイルス胃腸炎に対して防御作用を示す免疫学的機序は明らかではない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- fungus, (pl.)fungi
- 同
- かび、菌類 Mycota
- 関
- 微生物学、真菌症、抗真菌薬
細菌、真菌、藻類、原虫
- いずれも単細胞生物
- 細菌は核を持たないが、それ以外は核を持つ
- 細胞壁の多糖:細菌はペプチドグリカンなど。真菌はβグルカン、キチン。藻類はセルロース。原虫は細胞壁を持たない
- 栄養獲得様式:藻類は光合成独立栄養生性。
大きさ
細胞膜
細胞壁
線維状多糖
- 細胞壁の骨格となる
- キチンとβ-グルカンからなる。
- 特殊な多糖にキトサンがある
- グルコースのホモ重合体
- β(1→3)結合、β(1→6)結合
- 酵母では細胞壁成分にβ-1,3-グルカンが多い
糖タンパク質
形態による分類
- Coccidioides immitis
- Histoplasma capsulatum
- Sporothrix schenckii
- Candida albicans
培養と感染組織における形態
菌糸の構造
- 接合菌などの下等真菌にのみ見られる
菌糸の機能
-
生殖方式による分類
有性生殖と無性生殖
-
有性胞子形成
無性胞子形成
培養
種類
真菌の染色法(SMB.358)
- 細胞壁の多糖を染色:コットンブルー(cotton blue)、グラム染色(全ての真菌はグラム陽性)
- 真菌細胞壁多糖を特異的に染色:PAS染色、Grocottメテナミン銀染色、ファンギフローラY
参考
病原体としての真菌
[★]
- 英
- ergosterol
- 同
- プロビタミンD2、エルゴステリン ergosterin
- 関
[★]
- 英
- lanosterol
- 同
- ラノステリン
- 関
- ステロール、イミダゾール系抗真菌薬
[★]
- 英
- [[]]
- 同
- ACAT
- 関
- [[]]
- 同
- ACAT