=α-ケト酸(生化学では同義として使われる)
オキソ酸(さん)はある原子に酸素が結合し、それにさらに水素が結合した形をとっている酸のこと。一般式はXOm(OH)n
生化学では、2-オキソ酸とは、2位炭素(カルボキシ基の炭素を1位炭素として)に、ケトン基を有する有機酸
構造式 R-CO-COOH
生体内では、不要なアミノ酸の分解の際に生成する。
R-CH(NH2)-COOH + O= → R-CO-COOH + -NH3+
2-オキシ酸には以下のものがある。 ・オキサロ酢酸 ・、ピルビン酸 ・α-ケトグルタル酸(2-オキソグルタル酸)
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/09/01 15:51:32」(JST)
ケト酸(ケトさん、Keto acid)は、ケトン基とカルボキシル基を含む有機酸である。
ケト酸のタイプには次のようなものがある。
ケトン基がα炭素にあるもの。
例: ピルビン酸、オキサロ酢酸、α-ケトグルタル酸
ケトン基がβ炭素にあるもの。
例: アセト酢酸、オキサロ酢酸、アセトンジカルボン酸
ケトン基がγ炭素にあるもの。
例: レブリン酸、α-ケトグルタル酸
この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。 |
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
リンク元 | 「α-ケト酸」 |
関連記事 | 「オキソ酸」「酸」 |
構造式 R-CO-COOH
生体内では、不要なアミノ酸の分解の際に生成する。 R-CH(NH2)-COOH + O= → R-CO-COOH + -NH3+
。]] オキソ酸(オキソさん、Oxoacid)とは、ある原子にヒドロキシル基 (-OH) とオキソ基 (=O) が結合しており、且つそのヒドロキシル基が酸性プロトンを与える化合物のことを指す<ref>IUPAC Gold Book - oxoacids</ref>。ただし、無機化学命名法IUPAC1990年勧告のオキソ酸の定義では、先述した化合物の他にアクア酸(aqua acid)<ref>中心金属イオンに配位した水分子に酸性プロトンが存在する酸。例:ヘキサアクア鉄(III)イオン</ref>、ヒドロキソ酸(hydroxoacid)<ref>隣接するオキソ基が存在しないヒドロキシル基に酸性プロトンが存在する酸。例:オルトケイ酸 (H4SiO4)</ref>もオキソ酸に含まれることになる。無機化合物のオキソ酸の例としては硫酸や硝酸、リン酸などが挙げられる。有機化合物で最も重要なオキソ酸はカルボン酸である。酸性の強弱は化合物の種類によりさまざまなものがある。一般に、オキソ酸は多原子イオンと水素イオンを与える。
オキソ酸が脱水縮合することで、ポリオキソ酸が生成する。例えば、リン酸では二リン酸、三リン酸である。酸無水物も同様に、オキソ酸の脱水縮合生成物にあたる。遷移金属元素のオキソ酸は金属オキソ酸(ポリ酸)と呼ぶ。
単核オキソ酸の酸性度の強さを推定する2つの経験則としてポーリングの規則(Pauling's rules)が知られている。
ただし、この規則に従わないオキソ酸も存在する。例えば炭酸の推定値は3であるが実測値は6.4である。これは水溶液中に溶けている二酸化炭素が僅かしか炭酸にならないためである。このことを考慮に入れるとpKa値は規則通り約3.6となる。また、亜硫酸も規則に従わない。これは溶液中に亜硫酸分子は検出されず、さらにSO2が複雑な平衡を持っているからである。
テンプレート:脚注ヘルプ <references/>
.