アルブミン製剤
Japanese Journal
- 銀アルブミネートの感光性特にタンパク質の半導体模型との関連について
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- 膠質浸透圧、塩類(Na,Cl)濃度が健康人血漿とほぼ同等な製剤としてアルブミネート- ニチヤク(加熱人. 血漿たん白)が開発された(製造 ... なお、2009 年 6 月に医療事故防止を 図るため、販売名を「献血アルブミネート-ニチヤク」から「献血. アルブミネート 4.4%静注 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
- 献血アルブミネート4.4%静注4.4g/100mL
組成
- 本剤は、人血漿中のアルブミンを含む液剤で、1瓶中に下記の成分を含有する。
有効成分
添加物
- アセチルトリプトファンナトリウム:100.5mg
カプリル酸ナトリウム:62.2mg
- 本剤の主成分である人血清アルブミンは、日本において採取された献血血液を原料としている。また、製造工程中においてブタ腸粘膜由来のヘパリンを使用している。
・ナトリウム含量及び塩素含量は、瓶ラベル及び個装箱に表示してあります。
禁忌
本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者
人工心肺使用時の患者
効能または効果
- ●アルブミンの喪失(熱傷、ネフローセ゛症候群等)及びアルブミン合成低下(肝硬変症等)による低アルブミン血症
- ●出血性ショック
- 通常成人1回250〜500mL(人血清アルブミンとして11〜22g)を緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
投与速度は毎分5〜8mL以下とする。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
急速輸注(10mL/分以上)により、血圧の急激な低下を招くことがあるので注意すること。1)
本剤の大量使用はナトリウムの過大な負荷を招くことがあるので注意すること。1)
投与後の目標血清アルブミン濃度としては、急性の場合は3.0g/dL以上、慢性の場合は2.5g/dL以上とする。
本剤の投与前には、その必要性を明確に把握し、投与前後の血清アルブミン濃度と臨床所見の改善の程度を比較して、投与効果の評価を3日間を目途に行い、使用の継続を判断し、漫然と投与し続けることのないよう注意すること。1)
慎重投与
IgA欠損症の患者
- [抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある。]
ハプトグロビン欠損症の患者
重篤な心障害、重篤な腎障害又は高度の貧血のある患者
- [これらの患者に対して急速に注射すると、心過負荷等の循環障害及び肺浮腫を起こすことがある。]
溶血性・失血性貧血の患者
- [ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。]
免疫不全患者・免疫抑制状態の患者
- [ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、喘鳴、胸内苦悶、血圧低下、脈拍微弱、チアノーゼ等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬効薬理2〜4)
- アルブミンは正常人血漿たん白のうち55〜60%を占める量的に最も多いたん白で、血漿膠質浸透圧の維持に寄与している。
本剤は人血漿中のアルブミン濃度を40mg/mLとすると、同容量の血漿とほぼ同等の濃度であり、いわゆるプレショック又はショックに際し、循環血漿量を調整・維持する(アルブミン1gは18mLの血漿を保持する)。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- albumin preparation
- 商
- 輸血アルブミン、赤十字アルブミン、メドウェイ、ブミネート、アルブミネート、アルブミナー
- 関
- アルブミン
適応
- 慢性疾患では、血清アルブミン2.5g/dL以下で使用することがある、らしい。
慎重投与
- 適応はアルブミンの喪失(熱傷、ネフローゼ症候群など)及びアルブミン合成低下(肝硬変症など)による低アルブミン血症であるが、循環血液量が正常ないし過多の患者への投与は慎重に行う。
- これらの患者に対して急速に注射すると、心過負荷等の循環障害及び肺浮腫を起こすことがある。
[★]
- 商
- アシアロシンチ、アルブミナー、アルブミネート、ガンマガード、クリスマシンM、コンコエイト-HT 、コンファクトF、タコシール、テクネMAA、テクネアルブミン、ノバクトM、フィブロガミンP、プールシンチ、ブミネート、ベニロン-I、ベリプラストPコンビ、ボルヒール、メドウェイ、ラングシンチTc-99m、放射性ヨウ化人血清アルブミン
- 関
- ヒト血清アルブミン、アルブミン。アルブミン製剤。血液製剤類