グリセリン
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Japanese Journal
- 看護技術演習における「実験」と「教材」の効果-浣腸適温実験を振り返って-
- 江頭 典江・豊田久美子・岡本寿子・高橋 康子
- 京都市立看護短期大学紀要 35, 213-222, 2010-05-31
- … [排泄の援助(浣腸)]の演習における「グリセリン浣腸液適温実験」での結果と学生記録を中心にその学びをたどり、看護技術教育の実験と学習教材の効果を調べた。 … 学生は、実験中の試行錯誤によりグリセリン浣腸液の温度に対する影響因子を導き出し、適温維持の工夫もできていた。 …
- NAID 110007695545
- ディスポーザブルグリセリン浣腸液の温度に関する研究--準備方法の比較
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- 作用, グリセリンが含まれる浣腸液の下剤です。肛門ないし直腸の粘膜を刺激して、排便 をうながします。ただちに排便効果がえられます。 特徴, 速効性のグリセリン浣腸液です 。すみやかに排便したいときや、硬結便(硬く固まった便)のある場合に用います。 注意 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
グリセリン浣腸液50%「ヨシダ」
組成
- 1g中 日局グリセリン500mgを含有する。*添加物としてメチルパラベン、プロピルパラベンを含有する。
禁忌
腸管内出血、腹腔内炎症のある患者、腸管に穿孔又はそのおそれのある患者
- 〔腸管外漏出による腹膜炎の誘発、蠕動運動亢進作用による症状の増悪、グリセリンの吸収による溶血、腎不全を起こすおそれがある。〕
全身衰弱の強い患者
- 〔強制排便により衰弱状態を悪化させ、ショックを起こすおそれがある。〕
下部消化管術直後の患者
- 〔蠕動運動亢進作用により腸管縫合部の離解をまねくおそれがある。〕
吐気、嘔吐又は激しい腹痛等、急性腹症が疑われる患者
効能または効果
- 便秘、腸疾患時の排便
- 浣腸用として通常30〜60mLを用い、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
局所(腸管、肛門)に炎症・創傷のある患者
- 〔出血を促しグリセリンが吸収され溶血を、また、腎不全を起こすおそれがある。〕
腸管麻痺のある患者
- 〔蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪させるおそれがある。〕
重症の硬結便のある患者
- 〔浣腸剤では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪させるおそれがある。〕
重篤な心疾患のある患者
乳児
- 〔患児側の反応を十分に把握できない場合、過量投与に陥りやすい。〕
高齢者、妊婦(「高齢者への投与」、「妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)
薬効薬理
- 直腸内へ注入すると、腸管壁から水分を奪取することによって局所を刺激すると共に便を軟化、排便を促進すると考えられる。
生物学的同等性
- グリセリン浣腸液50%「ヨシダ」と標準製剤の瀉下効果をマウスを用いた注腸により検討した結果、両剤の生物学的同等性が確認された3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
分子式
3
H
8
O
3
(分子量:92.09)
性状
水又はエタノール(95)と混和する。ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。吸湿性がある。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 緩下薬
商品
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- intestinal juice
- ラ
- succus entericus
腸液の分泌
分泌調節調節
- 糜粥による機械的刺激、塩酸による炎症性刺激、消化管ホルモン
分泌調節機構
- 機械的・炎症刺激→腸管神経系→ACh放出→腸液分泌
臨床関連
交感神経刺激によりブルンネル腺からの分泌が抑制された場合、酸性の糜粥により障害を受けて十二指腸潰瘍を生じる。
[★]
- 英
- serine, Ser, S
- 同
- 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸 2-amino-3-hydroxypropionic acid
- 関
- アミノ酸
- 極性。無電荷。
- ヒドロキシル基(hydroxyl group)を有する。
- アラニンの側鎖にヒドロキシル基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-OH
- Kinaseの標的となり、リン酸イオンが結合する。
-CH2-O-H2PO3
[★]
- 英
- enema、clyster、clysma
- 関
- グリセリン浣腸
[★]
- 同
- グリセロール
- 関
- 下剤,浣腸剤