ピコスルファート
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- ピコスルファットカプセル2.5mgは、1カプセル中に(日局)ピコスルファートナトリウム水和物2.5mgを含有する。
- 添加物として、グリセリン、マクロゴールを含有する。
カプセル本体にグリセリン、酸化チタン、ゼラチン、D−ソルビトール、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピルを含有する。
禁忌
- 急性腹症が疑われる患者
[腸管蠕動運動の亢進により、症状が増悪するおそれがある。]
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 各種便秘症、術後排便補助、造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進
- 各種便秘症には、通常、成人に対して1日1回2〜3カプセル(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0〜7.5mg)を経口投与する。
7歳以上の小児に対しては、1日1回2カプセル(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0mg)を経口投与する。
- 術後排便補助には、通常、成人に対して1日1回2〜3カプセル(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0〜7.5mg)を経口投与する。
- 造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進には、通常、成人に対して2〜3カプセル(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0〜7.5mg)を経口投与する。
薬効薬理
瀉下作用6)
- ピコスルファートナトリウム水和物はラットにおいて、軟便排泄を増加させることが認められた。
硫酸バリウム排泄促進作用6)
- ピコスルファートナトリウム水和物はラットにおいて、硫酸バリウムの排泄時間を短縮させ、排泄促進させることが認められた。
水分吸収阻害作用6)
- ピコスルファートナトリウム水和物はラット結腸を用いた腸管結紮法において、腸管内の水分吸収を阻害させることが認められた。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ピコスルファートナトリウム水和物(Sodium Picosulfate Hydrate)
化学名
- Disodium 4,4’-(pyridin-2-ylmethylene)bis(phenyl sulfate)monohydrate
分子式
分子量
性状
- ピコスルファートナトリウム水和物は白色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。
本品は水に極めて溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は光により徐々に着色する。
本品1.0gを水20mLに溶かした液のpHは7.4〜9.4である。
★リンクテーブル★
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- 関
- 緩下薬
商品
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- 英
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- サルファ