ビサコジル
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
デルデランス坐剤10
組成
- デルデランス坐剤10は、1個中に日本薬局方ビサコジル10mgを含有する。
- 添加物としてハードファット及び中鎖脂肪酸トリグリセリドを含有する。
禁忌
- 急性腹症が疑われる患者[蠕動運動の促進及び排便反射の刺激作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
- 痙攣性便秘の患者[蠕動運動の促進及び排便反射の刺激作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
- 重症の硬結便のある患者[蠕動運動の促進及び排便反射の刺激作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
- 肛門裂創、潰瘍性痔核のある患者[坐剤挿入に伴う物理的、機械的な刺激を避けるため。]
効能または効果
- ○便秘症
- ○消化管検査時又は手術前後における腸管内容物の排除
- ビサコジルとして、通常1回、成人には10mg、小児は5mg、乳幼児は2mgを、1日1〜2回肛門内に挿入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
排便促進作用1)
- デルデランス坐剤10と標準製剤について、モルモットに、ビサコジルとして3mg/kgを直腸内投与し、投与後1時間ごとに4時間後までの便重量を測定したところ、両製剤とも同様の排便促進作用が認められた。また、統計解析を行った結果、両製剤の生物学的同等性が確認された。
水分吸収抑制作用1)
- デルデランス坐剤10と標準製剤について、モルモットに、ビサコジルとして3mg/kgを直腸内投与し、投与後4時間後までの便水分含有量を測定したところ、両製剤とも同様の水分吸収抑制作用が認められた。また、統計解析を行った結果、両製剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 4,4'-(Pyridin-2-ylmethylene)bis(phenyl acetate)
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色の結晶性の粉末である。酢酸(100)に溶けやすく、アセトンにやや溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
本品は希塩酸に溶ける。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 緩下薬
商品
[★]
- 英
- bisacodyl
- 商
- テレミンソフト、デルデランス、ビサコジル
- 関
- 瀉下薬
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