センノシド
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- フォルセニッド錠12mg,センノシド錠. ... 安定性試験:最終包装製品を用いた長期 保存試験(室温、5年間)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、 フォルセニッド錠12mgは通常の市場流通下において5年間安定であることが確認され た。 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フォルセニッド錠12mg
組成
成分・含量(1錠中)
添加物
- 結晶セルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物、白糖、アラビアゴム末、沈降炭酸カルシウム、タルク、ゼラチン、酸化チタン、トウモロコシデンプン、赤色2号、カルナウバロウ
禁忌
- 本剤又はセンノシド製剤に過敏症の既往歴のある患者
- 急性腹症が疑われる患者、痙れん性便秘の患者〔蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪するおそれがある。〕
- 重症の硬結便のある患者〔下剤の経口投与では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪するおそれがある。〕
- 電解質失調(特に低カリウム血症)のある患者には大量投与を避けること〔下痢が起こると電解質を喪失し、状態を悪化するおそれがある。〕
効能または効果
- センノシドA・Bのカルシウム塩として、通常成人1日1回12〜24mg(本剤:1〜2錠)を就寝前に経口投与する。
高度の便秘には、1回48mg(本剤:4錠)まで増量することができる。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 腹部手術後の患者〔腸管蠕動運動亢進作用により腹痛等がみられるので、消化管の手術後は特に注意すること。〕
薬効薬理
- センノシドは作用部位の大腸で、腸内細菌により加水分解を受けRhein anthroneになる。Rhein anthroneは大腸の蠕動運動を亢進し、かつ水分の吸収を抑制することにより緩下作用をあらわす。
緩下作用
- センノシドはマウスへの経口投与により、大腸で腸内細菌の作用によりRhein anthroneとなり、緩下作用をあらわす。なお、緩下作用には動物種差は認められない。
- センノシドはラット結腸(in situ)で水分、Na+吸収を抑制しないが、Rhein、Rhein anthroneは水分、Na+吸収を抑制する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- センノシドA・Bカルシウム
(Sennoside A・B calcium)
化学名:
- 5,5'-bis(β-D-glucopyranosyloxy)-9,9',10,10'-tetrahydro-4,4'-dihydroxy-10,10'-dioxo〔9,9'-bianthracene〕-2,2'-dicarboxylic acid calcium salt
分子式:
分子量:
- 900.81
- 本品は褐色〜黒褐色の粉末又は結晶性の粉末で、特有のにおいがある。
本品は水に溶けやすく、アセトン、エーテル又はクロロホルムに溶けにくく、エタノールにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 緩下薬
商品
[★]
- 英
- sennoside
- 商
- セノコット、セネバクール、センナリド、センナル、センノサイド、ソルダナ、ソルドール、フォルセニッド、プルゼニド、プルノサイド、ペンクルシン、リタセンド
- 関
- 瀉下薬
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