ピコスルファート
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- ラキソベロン内用液0.75%[各種便秘症ほか]帝人ファーマ株式会社 無色~うすい黄色の内服液剤 1mLあたり24.2円 ... チャルドール内用液0.75%[大腸検査前処置]武田テバファーマ株式会社 無色~微黄色の澄明な液剤 1mLあたり9.8円
- チャルドール内用液0.75%[テバ製薬]の禁忌情報(飲み合わせ、妊娠、既往歴など)やお医者さんから言われた注意点、ジェネリックの有無などを紹介しています。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
チャルドール錠2.5mg
組成
- 1錠中:ピコスルファートナトリウム水和物…………2.5mg
〈添加物〉
結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、精製白糖、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、プロピレングリコール、青色2号
禁忌
- 急性腹症が疑われる患者[腸管蠕動運動の亢進により、症状が増悪するおそれがある]
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 各種便秘症
- 術後排便補助
- 造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進
- 各種便秘症
- 通常成人には1日1回2〜3錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0〜7.5mg)を経口投与する。
- 7歳以上の小児には1日1回2錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0mg)を経口投与する。
- 術後排便補助
- 通常成人には1日1回2〜3錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0〜7.5mg)を経口投与する。
- 造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進
- 通常成人には1回2〜3錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0〜7.5mg)を経口投与する。
- (ピコスルファートナトリウム水和物としての一般的用量は3.0〜7.5mgである。)
- なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
生物学的同等性試験2)
- 雌雄日本ネコ(n=10)にチャルドール錠2.5mg及び標準製剤(液剤、0.75%)を、それぞれ低用量(ピコスルファートナトリウム水和物として10mg/head)及び高用量(ピコスルファートナトリウム水和物として40mg/head)の2段階とり、クロスオーバー法による単回投与を行い、緩下作用を糞便の外観形状のスコア及び糞便中水分率を指標に検討した結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
作用機序3)
- ピコスルファートナトリウム水和物は、胃、小腸ではほとんど作用せず、大腸の蠕動運動を亢進させ、緩和な瀉下作用を示す。経口投与後はほとんど吸収されることなく大腸部位にそのまま到達した後、大腸細菌叢由来のアリルスルファターゼにより加水分解されて活性型のジフェノール体を生じ、このジフェノール体が大腸粘膜を刺激し、蠕動運動を亢進させると共に水分吸収を阻害することにより、緩下作用が現れる。また一部吸収されたものはジフェノール体として胆汁中に排泄されるが、やはり大腸部位で局所的に作用すると考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 緩下薬
商品
[★]
- 英
- picosulfate
- 化
- ピコスルファートナトリウム sodium picosulfate
- 商
- アペリール、コンスーベン、シンラック、スナイリン、スルチミン、チャルドール、ピコダルム、ピコベン、ピコルーラ、ファースルー、ファレスタック、フルレール、ベルベロン、ヨーピス、ラキソデート、ラキソベロン
- 関
- 緩下薬。下剤,浣腸剤
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2359005S1240_1_03/2359005S1240_1_03?view=body