大動脈弁狭窄症
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- Anglo-Saxon
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Japanese Journal
- 超高齢者心不全の急性期管理 (特集 2025年を見すえた心不全診療ロードマップ : 突破口はどこにあるのか) -- (超高齢者の心不全管理 : リアルワールドでの困難へ挑む)
- 診療上の過誤により大動脈弁狭窄症等を見落とされ、生後1ヶ月の新生児が死亡したとして、損害賠償を求めた事例 : 産婦人科・心臓血管外科・新生児科[東京地裁平成24.10.25判決]
- 医療判例解説 = Japanese journal of medical treatment precedent commentary : 医療従事者のためのわかり易い判例解説 (48), 135-151, 2014-02
- NAID 40019986474
- 胸部外科の指針 経皮的大動脈弁形成術後の大動脈弁置換術 : 経カテーテル的大動脈弁植込み術時代の役割 (胸部外科の指針 経皮的大動脈弁形成術後の大動脈弁置換術 : 経カテーテル的大動脈弁植込み術時代の役割)
- 内田 徹郎,金 哲樹,前川 慶之 [他]
- 胸部外科 = The Japanese journal of thoracic surgery 67(2), 89-94, 2014-02
- NAID 40019953171
Related Links
- 概要 大動脈弁とは、全身に血液を送り出す左心室の出口にある弁で、半月形をした膜(弁尖:べんせん)が3枚あわさって出来ています。大動脈弁狭窄症とは、この大動脈弁の開放が制限されて狭くなった状態をさします。
- *薬物療法 無症状で軽度の場合、高血圧やその他の疾患(糖尿病・高脂血症・肥満)の治療により大動脈弁狭窄症の進行を防ぐ方針となることがあります。この場合でも、定期的な外来通院と状況に応じて入院が必要となります。
- 大動脈弁狭窄症 大動脈弁狭窄症とは? 心臓弁膜症の一種 大動脈弁狭窄症の病態 大動脈弁狭窄による左室圧負荷 大動脈弁狭窄症の原因 二尖弁、加齢による変化。 大動脈弁狭窄症は大動脈弁が ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の女性。労作時の胸部圧迫感を主訴に来院した。二峰性脈を認め、心尖部に収縮期駆出性雑音を聴取するが、頚動脈への放散は認めない。心電図で胸部誘導に巨大陰性T波を認める。
[正答]
※国試ナビ4※ [098I040]←[国試_098]→[098I042]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [098G074]←[国試_098]→[098G076]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104B030]←[国試_104]→[104B032]
[★]
[★]
大動脈弁狭窄、大動脈弁狭窄症
- 関
- aortic stenosis
[★]
大動脈弁狭窄症 大動脈弁狭窄 AS
[★]
- 英
- aortic stenosis, AS, aortic valve stenosis
- 同
- 大動脈狭窄症、大動脈弁狭窄
- 関
- 大動脈弁、先天性大動脈弁狭窄症
病因
- 二尖弁:高齢者で石灰化を来し、ASの症状が出現する。
- 閉鎖型:まれ。
- 感染症 :溶連菌感染によるリウマチ熱(現在では稀となっている)、感染性心内膜症
- 血管疾患:動脈硬化に続発 → 最も多い、らしい
重症度の区分
- ガイドライン1
|
軽度
|
中等度
|
高度
|
連続波ドプラ法による最高血流速度(m/s)
|
<3.0
|
3.0 -4.0
|
≧4.0
|
簡易ベルヌイ式による収縮期平均圧較差(mmHg)
|
<25
|
25 -40
|
≧40
|
弁口面積(cm2)
|
>1.5
|
1.0 -1.5
|
≦1.0
|
弁口面積係数(cm2/m2)
|
-
|
-
|
<0.6
|
- pocket medicine
ステージ
|
症状
|
重症度
|
Max Jet Vel (m/s)
|
Mean Grad (mmHg)
|
AVA (cm2)
|
LVEF
|
0
|
なし
|
正常
|
1
|
0
|
3~4
|
正常
|
A
|
リスクあり
|
<2
|
<10
|
3~4
|
正常
|
B
|
軽度
|
2-2.9
|
<20
|
>1.5
|
正常
|
中等度
|
3-3.9
|
20-39
|
1~1.5
|
正常
|
C1
|
重度
|
≧4
|
≧40
|
≦1
|
正常
|
最重度
|
≧5
|
≧60
|
≦0.8
|
正常
|
C2
|
重度+EF低下
|
≧4
|
≧40
|
≦1
|
低下
|
D1
|
あり
|
重度
|
≧4
|
≧40
|
≦1
|
正常
|
D2
|
重度+左室拍出量低下+EF低下
|
<4
|
<40
|
≦1
|
低下
|
D3
|
重度+左室拍出量低下+EF正常
|
<4
|
<40
|
≦1
|
正常
|
身体所見
- 奇異性分裂(A弁の狭窄により大動脈側の押し戻す圧力(back pressure)が上がるのに時間がかかり、A2音のdelayとなる)。収縮期雑音が両頚部で聴取される。
- 往復雑音 to-and-fro murmur:拡張期の逆流性雑音に加え、一回拍出量の増加による相対的大動脈弁狭窄による収縮期雑音を聴取。
症状
検査
- ガイドライン1
- 表21 大動脈弁狭窄症の治療方針を判断する上での診断的手法の実施
- クラスⅠ
- 1 心電図検査
- 2 胸部X線写真、心エコー・ドプラ法
[show details]
ガイドライン
- 1. 弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版)
参考
- 1. [charged] 成人における大動脈弁狭窄症の臨床像とその評価 - uptodate [1]
- 2. [charged] 成人における大動脈弁狭窄症の自然歴 - uptodate [2]
国試
[★]
- 英
- ASR, aortic stenosis & aortic regurgitation
- 同
- 大動脈狭窄兼閉鎖不全症
[★]
- 同
- aortic stenosis & aortic regurgitation, ASR
[★]
- 英
- aortic stenoinsufficiency
[★]
- 英
- aortic valve (Z), AV
- ラ
- valva aortae
- 関
- 大動脈弁閉鎖不全、肺動脈弁、心臓
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
臨床関連
ガイドライン
[★]
- 英
- aorta (Z), Ao
- 関
- 大動脈弁
- 大動脈径:胸骨左縁アプローチで左室長軸断面を得て、心エコーMモードで評価。
[★]
- 英
- stenosis, stricture, constriction, narrowing
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
[★]
- 英
- valve stenosis
- 関
- 弁狭窄症