ポリドカノール
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Japanese Journal
- 本間 大,加藤直樹,高橋英俊,山本明美,橋本喜夫,飯塚 一
- 皮膚科の臨床 45(7), 811-813, 2003-7
- 出版社版24歳女.生下時から右踵部内側に局在型多発性グロムス腫瘍が存在していた.1%ポリドカノール(エトキシスクレロール)を用いた血管硬化療法を施行した.第1回目は腫瘍の一部に計0.5mlを注入し,術当日のみ局所を圧迫固定した.2回目以降については圧迫期間を1週間とし,1ヶ所への局注量を当初の半量に減じ,以後,局所の皮膚壊死等は軽減した.局注は1週間ごとに合計4回行った.治療終了4週間後の再来時に …
- NAID 120001422811
- 5.肺癌術後晩発性気管支断端瘻に対しエトキシスクレロールを使用した1例(第35回日本気管支学会北陸支部会)
- 市橋 匠,飯田 茂穂,本多 桂,太田 信次,藤岡 重一,中川原 儀三
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 25(1), 59-60, 2003-01-25
- NAID 110002815508
- 4.エトキシスクレロール局注による保存的治療を行った, 術後気管支断端瘻の2例(一般演題)(第20回 日本気管支学会中部支部会)
- 金原 伸一,湯浅 右人,高尾 仁二,下野 高嗣,田中 國義,新保 秀人,矢田 公
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 23(1), 90, 2001-01-25
- NAID 110002815458
Related Links
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- 商品名, エトキシスクレロール1%注射液, 薬品情報 添付文書情報成分一致薬品. (成分 :ポリドカノール). 経路:注射薬|規格:1%30mL1瓶 |一般名:ポリドカノール注射液 |薬価:20413.00 |メーカー:堺化学 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エトキシスクレロール1%注射液
組成
成分・分量
(1バイアル(30mL)中)
添加物
- リン酸水素ナトリウム二水塩72mg、リン酸二水素カリウム25.5mg、エタノール(96%) 1.26gを含有する。
禁忌
- ショックあるいは前ショック状態にある患者。
- 多臓器障害あるいはDIC(播種性血管内血液凝固症候群)状態の患者。
- 胃潰瘍出血、十二指腸潰瘍出血又は胃びらん出血のある患者。〔食道静脈瘤塞栓の結果、血行路の変化による胃・十二指腸部出血悪化のおそれがある。〕
- 内視鏡検査が危険と判断される患者。
- 重篤な心疾患のある患者。〔用量依存性の血圧降下作用(心拍数減少、心伝導系抑制作用)によると考えられるショックのおそれがある。〕
- 動脈硬化又は糖尿病性細小血管症のある患者。〔末梢血管病変が悪化するおそれがある。〕
- 血液凝固阻止剤を使用している患者。〔血栓形成が抑制・阻害されるおそれがある。〕
- 投与部位並びにその周辺に炎症又は潰瘍のある患者。〔催炎作用により既存炎症の悪化、また潰瘍部よりの出血のおそれがある。〕
- 妊娠初期(妊娠3ケ月以内)の患者。〔動物実験(ラット)で妊娠初期に胎児への移行が報告されている。〕
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能または効果
- 食道静脈瘤出血の止血及び食道静脈瘤の硬化退縮
- 本剤は、経内視鏡的食道静脈瘤硬化療法に用いるものである。通常、成人には1穿刺あたり本剤1〜3mLを食道静脈瘤周囲に注入する。なお、注入量は静脈瘤の状態及び患者の病態により適宜増減するが、1内視鏡治療あたりの総注入量は30mL以内とする。
慎重投与
- 重篤な肝障害のある患者。〔肝機能障害が悪化するおそれがある。〕
- 腎障害のある患者。〔腎障害が悪化するおそれがある。〕
- 全身消耗性疾患を有する患者。
- 心疾患のある患者。〔用量依存性の血圧降下作用(心拍数減少、心伝導系抑制作用)によると考えられるショックのおそれがある。〕
- 発熱のある患者。〔催炎性物質であり、発熱症状が悪化するおそれがある。〕
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、投与時から患者の状態を十分に観察するとともに、喘嗚、呼吸困難、血圧低下、意識消失、全身潮紅、蕁麻疹、血管浮腫(顔面浮腫、喉頭浮腫等)等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
DIC[播種性血管内血液凝固症候群]
(1%未満)
- DICがあらわれることがあるので、定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察するとともに、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
====止血作用
2)====
- 静脈瘤周囲注入により、出血孔及び出血血液供給静脈を圧迫閉鎖すると共に、血管破綻部における血栓形成を促進して急性出血の止血に有効に作用する。
====組織線維化作用
3)====
- 注入部位周囲に、炎症反応・潰瘍形成に続く、組織線維化作用をきたし、静脈瘤を硬化、退縮させる(イヌ)。
====血管内皮細胞障害作用
4)====
- 血管内皮細胞障害による外因性血栓を形成し、それに続く器質化により静脈瘤を硬化、退縮させる(イヌ)。
有効成分に関する理化学的知見
- C12H25-(-O-CH2-CH2)nOH n:約9
平均分子量
性状
- ポリドカノールは無色澄明な液又は白色のワセリン様若しくはろう状の固体で、特異なにおいがあり、味はやや苦く、わずかに刺激性である。エタノール、エーテル、クロロホルム又はピリジンに極めて溶けやすい。水に溶けやすいか、又は微細な油滴状になる。
本品の水溶液(1→10)を加熱するとき約80℃で曇り、冷却するとき消える。
融点
★リンクテーブル★
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- 英
- hemostatic drug、hemostatic、hemostat、haemostat
- 関
- 止血性、止血薬
商品
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- 英
- polidocanol
- 同
- ポリエチレングリコールモノドデシルエーテル polyethylene glycol monododecyl ether
- 商
- エトキシスクレロール Aethoxysklerol、ポリドカスクレロール
- 関
- 食道静脈瘤、静脈瘤
- 止血剤
[★]
ポリドカノール。エトキシスクレロール, AS