- 英
- tetrahydrozoline
- 関
- テトリゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン tetrahydrozoline hydrochloride、硝酸テトラヒドロゾリン tetrahydrozoline nitrate=硝酸テトリゾリン tetryzoline nitrate
- 商
- コールタイジン、ナーベル
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/27 00:29:00」(JST)
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テトラヒドロゾリン |
|
IUPAC名
(±)-2-(1-テトラリニル)-4,5-ジヒドロ-1 H -イミダゾール
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
84-22-0 |
PubChem |
5419 |
- C1CC(C2=CC=CC=C2C1)C3=NCCN3
|
特性 |
化学式 |
C13H16N2 |
モル質量 |
200.28 g/mol |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
テトラヒドロゾリン (tetrahydrozoline) は、塩酸テトラヒドロゾリンとして目薬や鼻孔スプレーに含まれるイミダゾリンの誘導体である。同様の薬理作用を示す誘導体として、ナファゾリン、オキシメタゾリン、キシロメタゾリン等がある。オーバードースによる毒性がある。
目次
- 1 薬理作用
- 2 都市伝説
- 3 脚注
- 4 関連項目
薬理作用
テトラヒドロゾリンは主にアドレナリンα受容体作動薬として作用し、眼の結膜の血管を収縮させる。これは眼への刺激物による充血を抑える効果がある。
また、痔の出血・発赤を抑えるために、一部の坐剤(座薬)に配合されている。
いずれもOTC医薬品に用いられている。
都市伝説
テトラヒドロゾリンにはもし経口で摂取すると下痢を起こすと広く信じられているが、都市伝説である。実際に誤飲すると吐き気、嘔吐、発作、昏睡などに陥る可能性があるが[1]、下痢を引き起こす効果はない。
脚注
- ^ Urban Legends Reference Pages: Visine Prank
関連項目
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Japanese Journal
- 硝酸テトラヒドロゾリン点鼻薬により意識障害をきたした1幼児例
Related Links
- テトラヒドロゾリンとは?効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- 目薬に配合されることが多い成分の一つに「塩酸テトラヒドロゾリン」が有ります。この塩酸テトラヒドロゾリンは、目の充血を抑える効果を期待されて配合される事が多い成分です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
*テトラヒドロゾリン鼻用スプレー0.1%「ミナト」
禁忌
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
2歳未満の幼児・乳児
モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者
効能または効果
上気道の諸疾患の充血・うっ血
- **本剤は原則として6 歳以上の小児及び成人に用いる。
通常、成人3〜5時間毎に2 〜3 回鼻腔内に噴霧するか、又は2〜4滴を鼻腔内に点鼻する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
冠動脈疾患のある患者
- [血管を収縮して冠動脈疾患を増悪させるおそれがある。]
高血圧症の患者
- [末梢血管を収縮して血圧を上昇させるおそれがある。]
甲状腺機能亢進症の患者
- [甲状腺機能亢進症の患者は交感神経が興奮状態にあることが多い。]
糖尿病の患者
- [肝臓のグリコーゲンを分解して血糖を上昇させる作用がある。]
薬効薬理
直接局所粘膜に適用すれば粘膜の充血、腫脹を除去する。
血圧上昇作用はエピネフリンと類似であり、作用の発現はエピネフリンより遅い。
テトラヒドロゾリンはナファゾリンの約5.9倍、フェニレフリンの約5.6倍と同等の効力を示す。
有効成分に関する理化学的知見
*一般名
- 塩酸テトラヒドロゾリン
(Tetrahydrozoline Hydrochloride)
化学名
- 2‐ (1,2,3,4‐tetrahydro‐1‐naphthyl)‐2‐imidazoline hydrochloride
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色〜淡黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。
本品は水、メタノール又はエタノールに溶けやすく、氷酢酸にやや溶けやすく、無水酢酸、アセトン、酢酸エチル又はエーテルにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1 →10)のpH は4.5〜6.5である。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
テトラヒドロゾリン
- 関
- tetrahydrozoline hydrochloride、tetrahydrozoline nitrate、tetryzoline
[★]
- 英
- tetryzoline
- 関
- テトラヒドロゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン
[★]
テトラヒドロゾリン、プレドニゾロン
[★]
テトラヒドロゾリン
[★]
テトラヒドロゾリン
[★]
テトラヒドロゾリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- hydro
- 関
- ハイドロ