- 英
- cardiac troponin T、cTnT
WordNet
- the 20th letter of the Roman alphabet (同)t
- a tough youth of 1950s and 1960s wearing Edwardian style clothes (同)Teddy boy
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- tritiumの化学記号
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Japanese Journal
- 心筋トロポニンTによる潜在性心筋傷害の検出 (第5土曜特集 心不全--研究と臨床の最前線) -- (心不全の診断 バイオマーカー)
- 心筋トロポニンT測定機器 cobas h 232の基礎的検討
- 出口 雅昭,松尾 英樹,南本 靖彦,黒川 和男,辻本 正彦
- 医学検査 : 日本臨床衛生検査技師会誌 = The Japanese journal of medical technology 58(3), 257-261, 2009-03-25
- NAID 10026333064
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- トロポニンTは,横紋筋の薄いフィラメント上でトロポニンI,Cとともにトロポニン複合体を形成し,筋収縮の調節に関与している分子量39,000の蛋白である。平滑筋には存在せず,しかも構造が心筋と骨格筋とで異なるため,両者を明確に識別 ...
- 血液検査で心筋トロポニンTを調べよう。心筋トロポニンTは急性心筋梗塞、狭心症、心筋炎、心臓手術など心筋障害を疑われたときに検査します。 ... 基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が ...
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[★]
- 次の文を読み、69~71の問いに答えよ。
- 66歳の男性。胸背部痛と左上下肢の筋力低下のため救急車で搬入された。
- 現病歴:本日午前11時、デスクワーク中に本棚上段から書類を取ろうと手を伸ばしたところ、激烈な胸背部痛が突然出現した。その後すぐに左片麻痺が出現し、さらに重苦しい胸痛と冷汗が出現したため、発症から30分後に救急車を要請した。
- 既往歴:2年前から高血圧症で通院治療中。
- 生活歴:妻と2人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:父親は脳出血のため86歳で死亡。母は胃癌のため88歳で死亡。
- 現症:意識は清明。身長 162cm、体重 80kg。血圧 78/62mmHgで明らかな左右差を認めない。脈拍 108/分(微弱)、整。呼吸数 18/分。SpO2 99%(room air)。頸静脈の怒張を認める。眼瞼結膜に貧血を認めない。心音はⅠ音Ⅱ音とも減弱しており、胸骨左縁第3肋間を最強とするⅡ/Ⅵの拡張期灌水様雑音を認める。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。左上下肢に不全片麻痺を認め、Babinski徴候は陽性である。
- 検査所見:心電図は、心拍数 108/分の洞調律で、肢誘導および胸部誘導ともに低電位で、Ⅱ、Ⅲ、aVfにST上昇を認めた。ポータブル撮影機による仰臥位の胸部エックス線写真(別冊No.16A)及び6か月前に撮影された立位の胸部エックス線写真(別冊No.16B)を別に示す。胸部エックス線写真を見比べながら、研修医が指導医に所見や解釈を報告した。
[正答]
※国試ナビ4※ [114C070]←[国試_114]→[114C072]
[★]
- 62歳の男性。血便を主訴に来院した。
- 現病歴:本日夕食後に多量の暗赤色の便が出現し、ふらつきを自覚したため救急外来を受診した。特に腹痛や下痢を自覚していない。
- 既往歴:30年前から高血圧症と糖尿病で内服治療中。10年前から心房細動に対してワルファリンを処方されている。最近、処方薬の増量や変更はない。
- 生活歴:妻と2人暮らし。喫煙は50歳まで 20本/日を20年間。飲酒はビール 350mL/日。
- 家族歴:父親が脳梗塞。母親が大腸癌。
- 現症:意識は清明。身長 169cm、体重 70kg。体温 36.7℃。脈拍 88/分、不整。血圧 114/78mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜は貧血様だが、眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音はやや亢進している。直腸指診で暗赤色の便の付着を認める。四肢に軽度の冷汗を認める。
- 検査所見:血液所見:赤血球 299万、Hb 9.7g/dL、Ht 32%、白血球 12,000、血小板 21万。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.6g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 28U/L、ALT 22U/L、LD 277U/L(基準 176~353)、γ-GTP 41U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 80U/L(基準 37~160)、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、尿酸 6.7mg/dL、血糖 128mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 100mEq/L。CRP 1.9mg/dL。 腹部単純CT(別冊 No.10A)及び腹部造影CT(別冊No.10B、C)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C062]←[国試_113]→[113C064]
[★]
- 82歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。 5日前、就寝中に激しい左肩の痛みと冷汗とが出現した。体動や上肢の運動による症状の悪化はなく、 2時間程度で改善したためそのまま入眠した。それ以降は同様の症状はなかったが、体がだるく 1日中寝込んでいることが多くなり、心配になった家族に伴われて受診した。意識は清明。身長 152 cm、体重 58 kg。体温 36.8 ℃。脈拍 92/分、整。血圧 100/72 mmHg。呼吸数 18/分。 SpO2 97% ( room air)。頸静脈の怒張を認める。心尖部に III音と IV音とを聴取する。呼吸音に異常を認めない。肩関節に痛みと運動制限を認めない。血液所見:赤血球 340万、 Hb 10.4 g/dl、Ht 32%、白血球 8,600、血小板 13万。血液生化学所見: AST 38 IU/l、ALT 26 IU/l、LD 246 IU/l(基準 176~353)、 CK 138 IU/l(基準 30~140)、尿素窒素 18 mg/dl、クレアチニン 1.0 mg/dl、尿酸 6.9 mg/dl、血糖123 mg/dl、HbA1c(NGSP)7.2% (基準 4.6~6.2)、 Na 136 mEq/l、K 4.4 mEq/l、Cl 98mEq/l。CRP 0.8 mg/dl。胸部エックス線写真に異常を認めない。心電図 (別冊 No. 31)を別に示す。
- 5日前からの病態を診断するために、次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I075]←[国試_108]→[108I077]
[★]
- 58歳の男性。胸痛を主訴に来院した。1週前、プールで水泳中に締め付けられるような胸痛を初めて自覚した。痛みは数分で消失した。昨日の夕食後に同様の強い症状が出現し、約1時間で改善したためそのまま入眠した。今朝になって心配した家族に連れられて受診した。喫煙は20本/日を38年間。糖尿病にて食事指導と運動指導とを受けている。意識は清明。身長 160cm、体重 59kg。体温 36.3℃。脈拍 96/分、整。血圧 150/84mmHg。呼吸数16/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜に異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 430万、Hb 14.0g/dL、Ht 36%、白血球 6,200、血小板 22万。血液生化学所見:心筋トロポニンT 陽性、CK 239IU/L(基準 30~140)、CK-MB 23IU/L(基準 20以下)。胸部エックス線写真で異常を認めない。心電図(別冊No. 31A)と冠動脈造影像(別冊No. 31B、C)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I078]←[国試_109]→[109I080]
[★]
- 60歳の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。5日前に同窓会で大量に飲酒、飲食をした。同日の深夜に心窩部と前胸部とに強い痛みと冷汗とが出現し嘔吐した。痛みは頸部から左肩へ放散し、1時間以上持続していたが、飲み過ぎと思ってそのまま入眠した。翌日には胸痛がなかったが、徐々に全身倦怠感と食欲不振とが出現してきたため家族に付き添われて受診した。既往歴に特記すべきことはなく、人間ドックで異常を指摘されたこともない。意識は清明。身長 166cm、体重 68kg。体温 36.8℃。脈拍 76/分、整。血圧 120/76mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 98%(room air)。III音とIV音とを聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。胸部エックス線写真で心胸郭比 54%、肺野に異常を認めない。心電図(別冊No. 14)を別に示す。
- 現時点で確定診断のために有用な血液検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A032]←[国試_109]→[109A034]
[★]
- 英
- cardiac muscle (K), heart muscle, myocard cardiac muscle, myocardium
- 関
- 心筋の活動電位、横紋筋、筋肉
- 筋小胞体が発達していない
心筋の酸素消費量 (SPC.226)
- (tension-time index)=左心室内圧曲線収縮期相の面積(mmHg/s)×心拍数
- (doble product)∝(tension-time index)
- 1. 骨格筋細胞と違い心筋細胞は介在板を有しており、介在板近傍に存在するギャップ結合によって活動電位が伝播する。
- 2. ギャップジャンクションを通じて活動電位が伝播すると、心筋細胞膜上の電位依存性Na+チャネルが開き、脱分極が筋細胞全体に広がる。
- 3. 脱分極はT細管(横行管)に伝わり、T細管に存在する電位依存性のタンパク質の構造を変化させ、筋小胞体上のCa2+放出チャネルを開く。
- 4. さらに少し遅れてCa2+/Na+チャネルが長時間開口し、細胞内に多量のCa2+/Na+を取り込む。
- 5. 心筋細胞のT細管は細胞外部に開口しており、Ca2+の取り込みが容易になっている。
- 6. このようにして、細胞外と筋小胞体中のCa2+が細胞質に拡散する。
- 7. ここで、筋収縮に関わるアクチンフィラメントにトロポミオシンとトロポニンが結合し、収縮開始を妨げているが、Ca2+がトロポニンに結合すると、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で場所を変える。
- 8. この結果、トロポミオシンが覆い隠していたアクチンフィラメントのミオシン結合部位が露出する。
- 9. ミオシンはATPの加水分解のエネルギーを使って、アクチンフィラメントに結合できる構造をとり、アクチンに結合する。
- 10. ミオシンがアクチンフィラメントで首振り運動をすることで筋収縮が起こる。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- troponin
- 関
サブユニット
心筋障害マーカー
偽陽性
- 心筋炎、肺塞栓、大動脈解離、心不全、高度腎不全、骨格筋障害、蘇生後の外傷など
[★]
[★]
- 英
- troponin T
- 関
- トロポニン、心筋トロポニンT