- 英
- percutaneous cardiopulmonary support, PCPS ← 日本のみ
- percutaneous cardiopulmonary bypass, emergent portable bypass system ← 欧米
- 同
- 緊急V-Aバイパス emergency V-A bypass
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P2-26-2 卵巣癌根治術後19日目・リンパ嚢胞穿刺後に肺血栓塞栓症(PTE)を発症したが,経皮的心肺補助装置(PCPS)により後遺症無く救命し得た一症例(Group128 婦人科悪性腫瘍・症例2,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 佐藤 亘,津田 夏紀,池上 悦子,軽部 裕子,福田 淳,高橋 道
- 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 882, 2011-02-01
- NAID 110008510067
- その他の治療法 経皮的心肺補助装置(PCPS) (冠動脈疾患(上)診断と治療の進歩) -- (冠動脈疾患における治療学の進歩)
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- 日本経皮的心肺補助研究会(PCPS研究会)は経皮的心肺補助機能法(PCPS)の基礎 的研究および臨床的研究を推進し、医学および医療に貢献することを目的とした研究会 です。
- 経皮的心肺補助装置(けいひてきしんぱいほじょそうち)は、主に急性期の心肺補助に 使用される人工心肺装置である。大腿動静脈で送脱血を行う。PCPS(percutaneous cardiopulmonary support)と呼ばれる。
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- 63歳の男性。前胸部痛を主訴に来院した。1か月前から、1週間に1回程度の頻度で200m程度の歩行時に前胸部痛が出現するようになった。今朝から、軽労作で2分程度の発作を繰り返すようになったため心配になって受診した。高血圧症と糖尿病の既往があり治療中であった。身長 164cm、体重 80kg。体温 36.8℃。脈拍72/分、整。血圧 166/92mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 472万、Hb 13.2g/dL、Ht 40%、白血球 7,800、血小板 16万。血液生化学所見:総蛋白 6.9g/dL、AST 32IU/L、ALT 34IU/L、LD 210IU/L(基準 176~353)、CK 122IU/L(基準 30~140)、尿素窒素 23mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、空腹時血糖 130mg/dL、HbA1c 7.2%(基準4.6~6.2)、トリグリセリド 190mg/dL、HDLコレステロール 25mg/dL、LDLコレステロール 148mg/dL、Na 136mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 100mEq/L、トロポニンT陰性。胸部エックス線写真で異常を認めない。心電図を施行するため検査室に移動したところ、胸部症状が出現した。その時の心電図(別冊No. 2A)を別に示す。直ちに硝酸薬の舌下投与を行い、2分程度で症状は改善した。改めて施行された心電図(別冊No. 2B)を別に示す。急性冠動脈症候群の診断で緊急入院となり、冠動脈造影を施行された。冠動脈造影像(別冊No. 2C、D)を別に示す。
- この患者への対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110D022]←[国試_110]→[110D024]
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- 58歳の男性。胸痛を主訴に来院した。1週前、プールで水泳中に締め付けられるような胸痛を初めて自覚した。痛みは数分で消失した。昨日の夕食後に同様の強い症状が出現し、約1時間で改善したためそのまま入眠した。今朝になって心配した家族に連れられて受診した。喫煙は20本/日を38年間。糖尿病にて食事指導と運動指導とを受けている。意識は清明。身長 160cm、体重 59kg。体温 36.3℃。脈拍 96/分、整。血圧 150/84mmHg。呼吸数16/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜に異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 430万、Hb 14.0g/dL、Ht 36%、白血球 6,200、血小板 22万。血液生化学所見:心筋トロポニンT 陽性、CK 239IU/L(基準 30~140)、CK-MB 23IU/L(基準 20以下)。胸部エックス線写真で異常を認めない。心電図(別冊No. 31A)と冠動脈造影像(別冊No. 31B、C)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I078]←[国試_109]→[109I080]
[★]
- 62歳の女性。胸部違和感を主訴に来院した。脂質異常症と高血糖とを定期健康診断で指摘されていたが、仕事が忙しくそのままにしていた。本日、買い物の帰りに駅の階段を昇った時に胸部違和感を自覚した。30分ほど椅子に座って休息したが症状が改善しないため受診した。最近1か月の間に労作時の胸部違和感が頻回にあった。脈拍84/分、整。血圧124/78mmHg。SpO2 98%(room air)。同日、緊急で冠動脈造影が実施された。左冠動脈造影像(別冊No.12)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D030]←[国試_107]→[107D032]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107E002]←[国試_107]→[107E004]
[★]
- 英
- intraaortic balloon pumping intra-aortic balloon pumiping intra aortic balloon pumping IABP
- 同
- 大動脈バルーンパンピング、大動脈内バルーンパンピング法、バルーンパンピング法
- 関
- 経皮的心肺補助 PCPS
概念
- 先端にバルーンのついたカテーテルを大腿動脈から刺入し、先端が下行大動脈左鎖骨下動脈分岐部直下にとどまるように留置。
- バルーンにはヘリウムもしくは二酸化炭素が注入される。
メリット
- 1. 拡張期動脈圧が上昇 :バルーンが拡張 → 駆出された血液を停滞させる → 冠動脈血流量の増加 → 冠状動脈の血流は拡張期圧に依存
- 2. 収縮期の駆出抵抗減弱:バルーンが収縮 → バルーン容積(30-40 mL)に相当する血液量を心臓から吸引 → 駆出抵抗減弱 → 収縮期血圧が低下 → 心仕事量・心筋酸素消費量が低下
PCPS施行時にIABPを併用することが推奨される理由
- 1. 後負荷の軽減
- 2. 組織血流の拍動化
- 3. PCPS離脱時のバックアップ
適応
禁忌
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- 英
- veno-arterial bypass, VAB
- 同
- V-Aバイパス V-A bypass
- 関
- 経皮的心肺補助
[★]
- 英
- assistance、adjunct、assist、support、auxiliary、adjunct、subsidiary
- 関
- 援助、支援、支持、担体、補助剤、補助的、付属物、従属的、サポート、裏づけ、裏付け、支える
[★]
- 英
- percutaneous、transdermal、transcutaneous、percutaneously、transdermally、dermally、transcutaneously
- 関
- 経皮、経皮性
[★]
- 英
- percutaneous、dermal、transdermal、transepidermal
- 関
- 経皮的、真皮、真皮性、皮膚、経皮性
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- 英
- heart-lung、cardiopulmonary、cardiorespiratory
- 関
- 心臓呼吸性、心呼吸系