ニコチン
Japanese Journal
- OTCブランドPickup 禁煙補助剤 シガノン×ニコチネル×ニコレット
- ニコチネルTTSを用いた禁煙プログラムによる1年(長期)禁煙率と安全性の検討
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ニコチネルTTS30
組成
成分・含量
- 1枚(薬物放出有効面積:30cm2)中にニコチン52.5mgを含有する。
添加物
- アミノアルキルメタクリレートコポリマーE、中鎖脂肪酸トリグリセリド その他1成分
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 非喫煙者〔本剤の使用が不必要であるため。また、副作用があらわれやすい。〕
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、授乳婦〔動物で催奇形性及びヒトで乳汁中移行が報告されている。〕
- 不安定狭心症、急性期の心筋梗塞(発症後3ヵ月以内)、重篤な不整脈のある患者又は経皮的冠動脈形成術直後、冠動脈バイパス術直後の患者〔カテコラミン放出促進による血管収縮、血圧上昇をきたし症状が悪化するおそれがある。〕
- 脳血管障害回復初期の患者〔脳血管の攣縮・狭窄を起こし症状が悪化するおそれがある。〕
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、代謝性疾患等の基礎疾患を持ち、医師により禁煙が必要と診断された禁煙意志の強い喫煙者が、医師の指導の下に行う禁煙の補助
- 心疾患患者に本剤を使用する場合、問診、心電図、血圧測定、運動負荷試験等により症状が安定であることを確認すること。
- 本剤の使用は禁煙意志の強い喫煙者の禁煙補助を目的としている。このことを患者に十分説明し、禁煙宣誓書等により禁煙意志の強いことを確認してから使用すること。
- ニコチネルTTS10(ニコチンとして17.5mg含有)、ニコチネルTTS20(ニコチンとして35mg含有)又はニコチネルTTS30(ニコチンとして52.5mg含有)を1日1回1枚、24時間貼付する。通常、最初の4週間はニコチネルTTS30から貼付し、次の2週間はニコチネルTTS20を貼付し、最後の2週間はニコチネルTTS10を貼付する。なお、最初の4週間に減量の必要が生じた場合は、ニコチネルTTS20を貼付する。
本剤は10週間を超えて継続投与しないこと。
- 減量する場合は、予定の貼付期間を変更せず、一段階ニコチン含量の少ない同一製剤を使用すること。
- 本剤は24時間貼付するため、就寝中に不眠等の睡眠障害があらわれることがあるので、このような場合には本剤を中止すること。
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- 心筋梗塞、狭心症(異型狭心症等)の既往歴のある患者、又は狭心症で症状の安定している患者〔症状が再発又は悪化するおそれがある。〕
- 高血圧、不整脈、脳血管障害、心不全、末梢血管障害(バージャー病等)のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
- **甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫等の内分泌疾患のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
- **糖尿病(インスリンを使用している)患者〔症状が悪化するおそれがある。また、本剤の使用にかかわらず、禁煙によりインスリンの皮下吸収が増加することが知られているので、インスリンの用量調節が必要となる場合がある。〕
- 消化性潰瘍のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
- 肝・腎機能障害のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
- アトピー性皮膚炎あるいは湿疹性皮膚炎等の全身性皮膚疾患の患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
- てんかん又はその既往歴のある患者〔痙攣を引き起こすおそれがある。〕
- 神経筋接合部疾患(重症筋無力症、イートン・ランバート症候群)又はその既往歴のある患者〔筋力低下等の症状が悪化するおそれがある。〕
重大な副作用
アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- 低血圧、頻脈、呼吸困難、蕁麻疹、血管浮腫等の全身症状を伴うアナフィラキシー様症状があらわれることがある。このような場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は、タバコ中に含まれるニコチンを経皮的に吸収させ、禁煙時の離脱症状を軽減することを目的とした禁煙補助剤である。本剤の効果は臨床試験によって裏付けされている(【臨床成績】の項参照)。本剤の成分であるニコチンはサルで強化作用を有することが報告されている。8,9)身体依存性については、動物では明確になっていない10)ので、動物を用いた薬効薬理試験は実施しなかった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (S)-3-(1-Methyl-2-pyrrolidinyl)pyridine
分子式
分子量
性状
- 無色〜黄色又は褐色の液体である。
水又はエタノール(95)と混和する。
吸湿性である。
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