出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/12 09:25:02」(JST)
クリプトコッカス属 | ||||||||||||||||||
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Cryptococcus neoformans
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分類 | ||||||||||||||||||
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シノニム | ||||||||||||||||||
Filobasidiella(完全世代) |
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下位分類(種) | ||||||||||||||||||
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クリプトコッカス属(Cryptococcus)は担子菌の属。酵母状の無性世代(不完全世代=アナモルフ)であり、菌糸を形成する有性世代(完全世代=テレオモルフ)の属名は Filobasidiella という。子実体は形成しない。
空気中や土壌の至るところに存在するが、余病を併発して免疫が低下していたり、HIV感染者や臓器移植手術後の免疫抑制剤を服用中の場合、ステロイド剤を長期連用している場合等で体の抵抗力が頗る落ちていると、日和見感染症であるクリプトコッカス症の原因となることがある。健常人への感染例の報告もあるが、極めて稀である。代表的な種として Cryptococcus neoformans などがある。
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国試過去問 | 「100F048」「110I002」「099D068」 |
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病原体 | B細胞系 | T細胞系 |
細菌 | 溶連菌 | 結核菌 |
ブドウ球菌 | ライ菌 | |
ナイセリア | 梅毒トレポネーマ | |
ヘモフィルス | スピロヘータ | |
ウイルス | エンテロウイルス | ヘルペスウイルス |
ポリオウイルス | 麻疹ウイルス | |
ワクチニアウイルス | ||
サイトメガロウイルス | ||
真菌 | カンジダ | |
クリプトコッカス | ||
ヒストプラズマ | ||
原虫・寄生虫 | トリパノソーマ | リーシュマニア |
マラリア | ニューモシスチス・カリニ |
細胞性免疫 | 結核菌 | |
ヒストプラズマ | ||
クリプトコッカス | ||
リステリア | ||
カンジダ | ||
ネズミチフス菌 | ||
ブドウ球菌 | ||
緑膿菌、大腸菌 | ||
ヘモフィルス | ||
肺炎球菌 | ||
体液性免疫 | クレブシエラ |
作用部位 | 薬物 | 作用機序 | スペクトル |
細胞膜 | キャンディン系抗真菌薬 | 1,3-β-D-グルカン合成阻害 | カンジダとアスペルギウス。ムコール、クリプトコッカスには無効 |
細胞膜 | アムホテリシンB | エルゴステロールに結合し細胞膜破壊、殺菌的 | 広スペクトル |
アゾール系抗真菌薬 | エルゴステロール合成阻害 | カンジダとアスペルギウス | |
核 | フルシトシン | 核酸合成阻害 | カンジダのみ |
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