ホモクロルシクリジン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
**ホモクリシン錠10mg
組成
有効成分(1錠中)
添加物
禁忌
- 緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある。]
- 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿困難、尿閉等があらわれるおそれがある。]
効能または効果
- ○皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、中毒疹、小児ストロフルス)
- ○じん麻疹
- ○アレルギー性鼻炎
- ホモクロルシクリジン塩酸塩として、通常成人1回10〜20mg(1〜2錠)を、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
抗ヒスタミン作用
- モルモット摘出回腸において、ヒスタミンによる収縮を抑制する。
抗セロトニン作用
- ラット摘出子宮、モルモット摘出気管支・回腸、ウサギ摘出回腸において、セロトニンによる収縮を抑制する。
抗アセチルコリン作用
- モルモット摘出回腸において、アセチルコリンによる収縮を抑制する。
抗ブラジキニン作用
- モルモット摘出回腸において、ブラジキニンによる収縮を著明に抑制する。
抗SRS作用
- モルモット摘出回腸において、遅延作用物質による収縮に対して部分的な抑制作用がみられる。
抗アナフィラキシー作用
- 卵白アルブミンによる受動感作試験(モルモット)において、摘出回腸の収縮を緩解・抑制し、またショック試験においてすぐれた防御作用がみられる。
有効成分に関する理化学的知見
**一般名
- ホモクロルシクリジン塩酸塩
(Homochlorcyclizine Hydrochloride)
別名
**化学名
- 1-[(RS)-(4-Chlorophenyl)(phenyl)methyl]-4-methylhezahydro-1H-1,4-diazepine dihydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- ・白色〜微褐色の結晶又は粉末である。
・水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、アセトニトリル又は無水酢酸に極めて溶けにくい。
・0.1mol/L塩酸試液に溶ける。
・吸湿性である。
・光によってわずかに着色する。
・水溶液(1→10)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
抗ヒスタミン薬
商品
[★]
- 英
- homochlorcyclizine
- 化
- 塩酸ホモクロルシクリジン, ホモクロルシクリジン塩酸塩, homochlorcyclizine hydrochloride
- 商
- パルファード、ヒスタリジン、ベラホルテン、ホモクリシン、ホモクロミン
- 関
- 抗ヒスタミン剤
[★]
- 英
- ricin ≠ lysine
- 関
- 植物性毒素