- 英
- glucose solution
- 関
- ブドウ糖
- 5g/dl = 5/180 mol/dl = 2.777 x 10^-2 mol/dl = 277.78 mM → 浸透圧として 277.78 mEq/l
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 50%ブドウ糖液を用いた胸膜癒着術に起因する脱水により虚血性大腸炎を来した1例
- 高張ブドウ糖液の血管外漏出により皮膚壊死を生じた 2 例と,当院における血管外漏出時の対応について
- この輸液で何するの? : 臨床輸液のQ&A(第4回)5%ブドウ糖液を使用する場合とは?
- Clinic note : journal of clinical daily treatment for small animals 10(12), 33-35, 2014-12
- NAID 40020287088
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- 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(こ、ふ、英数) >現表示ページ >薬効名索引(滋養強壮薬) 商品名 5%ブドウ糖注射液「ニッシン」 (成分:グルコース,ブドウ糖) 経路:注射薬|規格:5 ...
- (2) 0495 S 【有効成分に関する理化学的知見】 一般名:ブドウ糖(Glucose) 構造式: 化学名:D‐Glucopyranose 分子式:C6H12O6 分子量:180.16 性 状:白色の結晶又は結晶性の粉末 で、においはなく、味は甘い。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ミキシッドL輸液
組成
本剤は、1つのソフトバッグに隔壁を介して上室に脂肪・ブドウ糖液を、下室にアミノ酸・電解質液を充填した注射液で、それぞれ次の成分を含有する。
1. 上室(脂肪・ブドウ糖液)
成分(600mL中)
精製大豆油
ブドウ糖
添加物(600mL中)
精製卵黄レシチン
L-ヒスチジン
塩酸(pH調整剤)
2. 下室(アミノ酸・電解質液)
成分(300mL中)
L−ロイシン
L−イソロイシン
L−バリン
L−リシン塩酸塩
(*L−リシンとして)
L−トレオニン
L−トリプトファン
L−メチオニン
L−フェニルアラニン
アセチルシステイン
(L−システインとして)
L−チロシン
L−アルギニン
L−ヒスチジン
L−アラニン
L−プロリン
L−セリン
グリシン
L−アスパラギン酸
L−グルタミン酸
塩化ナトリウム
塩化カリウム
硫酸マグネシウム水和物
グルコン酸カルシウム水和物
グリセロリン酸カリウム50%液
無水酢酸ナトリウム
硫酸亜鉛水和物
添加物(300mL中)
亜硫酸水素ナトリウム
クエン酸水和物(pH調整剤)
3. 混合時(900mL中)
(脂肪)
脂肪量
脂肪濃度
(糖質)
ブドウ糖量
ブドウ糖濃度
(アミノ酸)
総遊離アミノ酸量
総窒素量
必須アミノ酸/ 非必須アミノ酸
分岐鎖アミノ酸含有率
(電解質)
Na+
K+
Mg2+
Ca2+
Cl-
SO42-
Acetate-
Gluconate-
P
Zn
総熱量
非蛋白熱量
非蛋白熱量/窒素
禁忌
- 電解質代謝異常のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 高カリウム血症(乏尿、アジソン病、高窒素血症等)の患者
- 高リン血症(副甲状腺機能低下症等)の患者
- 高マグネシウム血症(甲状腺機能低下症等)の患者
- 高カルシウム血症の患者
- 高ナトリウム血症の患者
- 高クロル血症の患者
- 肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者[アミノ酸の代謝が十分に行われないため、症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な腎障害のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。また、アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。]
- アミノ酸代謝異常のある患者[投与されたアミノ酸が代謝されず、症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な血液凝固異常のある患者[凝固能亢進により症状を悪化させるおそれがある。]
- 血栓症の患者[凝固能亢進により症状を更に悪化させるおそれがある。]
- ケトーシスを伴った糖尿病の患者[ケトーシスを助長させ糖尿病を悪化させるおそれがある。]
- 高脂血症の患者[高脂血症を助長させるおそれがある。]
効能または効果
- 経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、脂肪、カロリー補給
ミキシッドL輸液
- 本品は経中心静脈輸液療法の開始時で、耐糖能が不明の場合や耐糖能が低下している場合の開始液として、あるいは侵襲時等で耐糖能が低下しており、ブドウ糖を制限する必要がある場合の維持液として用いる。
用時、隔壁を開通して上室液と下室液をよく混合し、開始液又は維持液とする。
通常、成人には1 日1800mL の開始液又は維持液を、24 時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
ミキシッドH輸液
- 本品は経中心静脈輸液療法の維持液として用いる。
用時、隔壁を開通して上室液と下室液をよく混合し、維持液とする。
通常、成人には1 日1800mL の維持液を、24 時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
- 高カロリー輸液療法施行中にビタミンB1欠乏により重篤なアシドーシスが起こることがあるので、本剤を投与する場合には、必ず必要量(1日3mg以上を目安)のビタミンB1を投与すること。
- 細菌混入の防止に関する注意事項
本剤に含有される脂肪が目詰まりするため除菌用ファイナルフィルターを使用できない。このため細菌混入の防止に関し以下の点に注意すること。なお、混注操作法及び本剤使用時の形態については、適用上の注意 2. 調製時(6) ビタミン剤、微量元素製剤、電解質製剤(ナトリウム製剤、カリウム製剤のみ)の混注操作の項を参照のこと。
- ビタミン剤、微量元素製剤又は電解質製剤(ナトリウム製剤、カリウム製剤のみ)の投与
本剤バッグへの直接添加は、バッグの混注用フィルターを介して行うこと。
- ビタミン剤、微量元素製剤及び電解質製剤(ナトリウム製剤、カリウム製剤のみ)以外の薬剤の投与
本剤バッグへ直接添加せず、他の輸液ラインから無菌的に投与すること。
- 輸液ラインの接合部は、常に清潔な状態にしておくこと。
- 本剤は、連結管による連続投与を行わないこと。バッグの付け替えは、瓶針の刺し換えにより、速やかに行うこと。
- カテーテル刺入部位は、常に清潔な状態にしておくこと。
- 発熱などカテーテル感染が疑われた場合は、カテーテルを抜去するなど適切な処置を講じること。
慎重投与
- 菌血症の患者[カテーテルが二次感染巣となることがあり、敗血症さらには敗血症性ショックを起こすおそれがある。]
- 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある]
- 高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の調節機能が低下しているので、慎重に投与すること。]
- 腎疾患に基づく腎不全のある患者[水分、電解質の調節機能が低下しているので、慎重に投与すること。]
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
- 脱水症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により水分、電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。]
- 尿崩症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
- 重症熱傷のある患者[水分、電解質代謝等が著しく障害されており、慎重に投与する必要がある。]
- 高度のアシドーシスのある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 膵障害(膵炎、膵硬化症、膵腫瘍等)のある患者[糖代謝異常などを伴うことがあり、慎重に投与する必要がある。]
- 血液凝固障害のある患者[凝固時間の延長を起こすおそれがある。]
- 肝機能障害のある患者[肝機能を悪化させるおそれがある。]
重大な副作用
アシドーシス
- 他の高カロリー輸液製剤投与中に重篤なアシドーシスが発現したとの報告があるので、投与中は観察を十分に行い、症状があらわれた場合にはビタミンB1を投与するなど適切な処置を行うこと。
高血糖
- 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので、過度の尿糖、高血糖、高浸透圧利尿、口渇があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、インスリンの投与等の適切な処置を行うこと。
静脈塞栓
- 静脈塞栓があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ショック、アナフィラキシー反応
- ショック、アナフィラキシー反応があらわれることがあるので、呼吸困難、チアノーゼ等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤の栄養学的評価、脂肪配合の有効性、脂肪の配合比率、アミノ酸組成、ブドウ糖配合及び電解質組成の妥当性について検討した。
その結果、本剤はブドウ糖、アミノ酸、脂肪の3大栄養素を適切な比率で配合し、適正量の電解質も配合していることより、十分な栄養学的効果を有することが確認された。特に、脂肪配合の有効性については、無脂肪TPNに比し、より高い蛋白節約効果(窒素出納改善、血清及び肝臓蛋白の維持)、長期間投与における肝臓の脂肪蓄積の抑制及び必須脂肪酸補給効果等が認められた13〜20)。
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
- 66歳の男性。腹部膨満感を主訴に来院した。
- 現病歴 : 20年前から慢性肝炎の診断で近医に通院中であった。3週前から下腹部が張る感じがあり、最近増強した。この1か月で体重が5kg増加した。
- 既往歴 : 25歳の時に十二指腸潰瘍の出血で輸血を受けた。
- 現症 : 意識は清明。身長166cm、体重60kg。体温36.7℃。脈拍76/分、整。血圧146/60mmHg。眼球結膜に黄染を認める。手掌紅斑と胸部のクモ状血管腫とを認める。腹部は全体的に膨隆し、緊満している。肝は触知せず、脾濁音界は拡大し、脾辺縁を触知する。下肢に浮腫を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ウロピリノゲン2+、ビリルビン1+、潜血(-)。血液所見:赤血球380万、Hb11.9g/dl、Ht37%、白血球3,500、血小板6万、プロトロンビン時間67%(基準80~120)。血清生化学所見:空腹時血糖92mg/dl、総蛋白5.3g/dl、アルブミン2.1g/dl、γ-グロブリン35.5%、尿素窒素8.3mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、アンモニア42μg/dl(基準18~48)、総コレステロール130mg/dl、総ビリルビン4.7mg/dl、直接ビリルビン2.9mg/dl、AST89単位、ALT45単位、ALP366単位(基準260以下)、γ-GTP392単位(基準8~50)、Na136mEq/l、K3.9mEq/l、Cl103mEq/l。免疫学所見:CRP0.1mg/dl、HBs抗原(-)、HCV抗体(+)、AFP16ng/ml(基準20以下)。腹部超音波検査では大量の腹水の貯留を認め、肝辺縁は鈍化し、表面は不整、肝実質も不均一である。結節像は認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [100C008]←[国試_100]→[100C010]
[★]
- 3歳の男児。肩呼吸が続くことを主訴に来院した。 2過前に上気道炎に罹患した。その後元気がなくなり、水分を欲しがることが多くなった。次第に頻尿と夜尿とを認めるようになり、肩で大きな息をするようになった。身長92cm(-1.0SD)、体重12.1kg(-1.4SD)、体温37.1℃。呼吸数32/分。脈拍104/分、整。血圧90/62mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2) 99%。目はうつろで眼周囲はくぼみ、呼吸は速く肩を上下させている。陥没呼吸を認めない。会話は可能である。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆しているが、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(-)、糖4+、ケトン体4+。血液所見:赤血球 471万、Hb 13.8g/dl、Ht 43%、白血球 11,200、血小板 16万。血液生化学所見:血糖 664mg/dl、総蛋白 6.5g/dl、アルブミン 42g/dl、尿素窒素 8.1mg/dl、クレアチニン 0.3mg/dl、 AST 22IU/l、ALT 18IU/l, LD 437IU/l(基準335-666)、Na 126mEq/l、K 3.9mEq/l、Cl 99mEq/l。CRP 0.lmg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.13、PaCO2 25Torr、PaO2 102Torr、HCO3- 8mEq/l。
- まず投与するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A047]←[国試_105]→[105A049]
[★]
- 21歳の男性。強い全身倦怠感と腹痛とがあり、家族の呼びかけに対する反応が悪くなったため、救急車で来院した。
- 生来健康であったが、1か月前からロ渇と多尿とに気付くようになった。また、体がだるく、朝、起きにくくなっていた。
- 意識は軽度混濁。身長170cm、体重59kg。体温36.1℃。呼吸数32/分。脈拍100/分、整。血圧96/60mmHg。皮膚は乾燥している。結膜に貧血と黄疸とを認めない。心雑音はない。腹部は平坦で、圧痛は認めない。
- 尿所見:蛋白1+、糖4+、ウロピリノゲン1+、ケトン体3+。血液所見:赤血球560万、Hb17.0g/dl、HbA1c11.0%(基準4.3~5.8)、総蛋白8.2g/dl、AST32単位、ALT25単位、Na132mEq/l、K5.8mEq/l、Cl88mEq/l。
- 動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.23、PaO2 19Torr、HCO3- 8mEq/l。
- まず行う輸液はどれか。
- a. 重炭酸ナトリウム液
- b. 1/2濃度生理食塩液
- c. 生理食塩液
- d. ブドウ糖液
- e. ブドウ糖加生理食塩液
[正答]
※国試ナビ4※ [099F048]←[国試_099]→[099F050]
[★]
- 2歳の男児。浜辺で遊んでいるうちにぐったりして、けいれんと嘔吐とを起こしたため救急車で搬送された。
- 昨日から家族と海水浴に来ている。患児は風邪気味であったが、昨日も海水パンツのまま日差しの強い浜辺で元気よく遊んだ。今日も朝から浜辺で遊んでいた。昼前からのどの渇きを訴えて頻繁に水を飲んでいたが、排尿はない。
- 午後3時ころ、ぐったりして、その後けいれんを起こし、嘔吐した。来院時、呼びかけには応じるが、傾眠状態である。全身の皮膚に発赤と腫脹とを認める。体温39.0℃。呼吸数36/分。脈拍128/分、整。血圧86/50mmHg。血液所見:赤血球430万、Hb14.0g/dl、Ht42%、白血球9,800。血清生化学所見:Na 135mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 93mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F022]←[国試_099]→[099F024]
[★]
- 78歳の女性。 2日前から全身倦怠感が強いことを主訴に来院した。尿量が少なく色が濃いことも気になっている。 8月で猛暑日が続いていたが、胃腸が弱いので冷たい飲料を飲み過ぎないようにしていたという。悪心を認める。
- 意識レベルはJCS I-1。体温37.8℃。脈拍96/分、整。血圧98/54mmHg。呼吸数24/分。全身に発汗を認める。血液所見:赤血球426万、 Hb14.2g/dl、 Ht42%、白血球13,300、血小板20万。血液生化学所見:総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.2g/dl、尿素窒素30mg/dl、クレアチニン1.3mg/dl、総ビリルビン1.6mg/dl、 AST62IU/l、 ALT33IU/l、 LD350IU/l(基準176-353)、 γ-GTP47IU/l(基準8-50)、Na 137mEq/l、 K 5.0mEq/l、 Cl 104mEq/l。
- 現時点で使用する輸液製剤として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A024]←[国試_106]→[106A026]
[★]
- 52歳の男性。意識障害で搬入された。2年前に離婚し、一人暮らし。離婚後、飲酒量が増え、毎晩日本酒8台を飲んでいた。久しぶりに妹が訪ねていくと.意識が混濁していたため、救急車を要請した。体温36.2℃。脈拍104/分、整。血圧130/70mmHg。両下腿に浮腫を認める。意識レベルはJCS I-3。項部硬直を認めない。両眼の外転障害と注視方向性の水平眼振とを認める。歩行は失調性、腱反射は両下肢で低下している。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A049]←[国試_104]→[104A051]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [108F008]←[国試_108]→[108F010]
[★]
- 82歳の男性。意識障害のため搬入された。家族からの情報では、ここ数日は頻繁に下痢をしていたという。意識レベルはJCS III-100。体温38.2℃。心拍数110/分、整。収縮期血圧78mmHg(触診)。呼吸数28/分。 SpO2 97%(room air)。頚静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。全身に発汗を認める。末梢静脈路を確保した。
- 現時点で使用する輸液製剤として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F017]←[国試_106]→[106F019]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109D011]←[国試_109]→[109D013]
[★]
- 英
- hypertonic glucose solution
[★]
- 英
- grape、grapevine
- ラ
- Vitis vinifera
- 関
- ブドウ属、ブドウ科
[★]
- 英
- sugar solution、carbohydrate solution
- 関
- ブドウ糖