- 関
- たん白アミノ酸製剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アミパレン輸液(200mL袋)
組成
本剤は1 容器(200mL)中に次の成分を含有する注射液である。
L‐ロイシン
L‐イソロイシン
L‐バリン
L-リシン酢酸塩
(*L‐リシンとして)
L‐トレオニン
L‐トリプトファン
L‐メチオニン
L‐システイン
L‐フェニルアラニン
L‐チロシン
L‐アルギニン
L‐ヒスチジン
L‐アラニン
L‐プロリン
L‐セリン
グリシン
L‐アスパラギン酸
L‐グルタミン酸
総遊離アミノ酸含有量
必須アミノ酸含有量(E)
非必須アミノ酸含有量(N)
E/N
分岐鎖アミノ酸含有率
総窒素含有量
Na +含有量
Cl −含有量
Acetate −含有量
- 約24mEq
- 本剤は添加物として亜硫酸水素ナトリウム0.2g/L、氷酢酸(pH 調整剤)を含有する。
禁忌
- 肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者[アミノ酸代謝が十分に行われないため、症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者[水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。また、アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。]
- アミノ酸代謝異常症の患者[投与されたアミノ酸が代謝されず、症状が悪化するおそれがある。]
効能または効果
下記状態時のアミノ酸補給
中心静脈投与
- 通常成人は1 日400 〜 800mL を高カロリー輸液法により中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
末梢静脈投与
- 通常成人は1 回200 〜 400mL を緩徐に点滴静注する。
投与速度は、アミノ酸の量として60 分間に10g 前後が体内利用に望ましく、通常成人100mL あたり約60 分を基準とし、小児、老人、重篤な患者には更に緩徐に注入する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
生体のアミノ酸利用効率上、糖類輸液剤と同時投与することが望ましい。
慎重投与
- 高度のアシドーシスのある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- うっ血性心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 低ナトリウム血症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
薬効薬理
- 正常ラット5)、侵襲負荷ラット6 〜 8) を用い、本剤を高カロリー輸液法で投与した結果、次の栄養学的効果が確認された。
- 窒素出納の早期改善、維持が認められ、窒素節約作用が優れていた6,7)。
- 血漿総蛋白及びアルブミンの合成が良好であった5,6)。
- 侵襲時の筋蛋白異化の指標となる尿中3‐メチルヒスチジン/クレアチニン比は低値を示し、強い筋蛋白分解抑制作用が確認された7,8)。
- 分岐鎖アミノ酸をはじめ血漿遊離アミノ酸濃度の変動は小さく、安定したアミノ酸代謝が営まれていた5 〜 7)。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。