- 関
- たん白アミノ酸製剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アミニック輸液
組成
成分 1袋 (200mL) 中
- L‐イソロイシン 1.820g
L‐ロイシン 2.580g
L‐リジン酢酸塩 2.000g
L‐メチオニン 0.880g
L‐フェニルアラニン 1.400g
L‐トレオニン 1.500g
L‐トリプトファン 0.260g
L‐バリン 2.800g
L‐アラニン 1.420g
L‐アルギニン 1.800g
L‐アスパラギン酸 0.200g
L‐システイン 0.070g
L‐グルタミン酸 0.100g
L‐ヒスチジン 1.000g
L‐プロリン 1.000g
L‐セリン 0.340g
L‐チロジン 0.080g
グリシン 1.400g
アミノ酸合計 20.650g
アミノ酸濃度 10.325w/v%
添加物 1袋 (200mL) 中
- 亜硫酸水素ナトリウム 0.060g
氷酢酸 (pH調節剤) 適量
総窒素量
総遊離アミノ酸濃度
分岐鎖アミノ酸含有率
必須アミノ酸/非必須アミノ酸
電解質量
- Na+ : <2.9mEq/L
CH3COO−: 約80mEq/L
禁忌
- 肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者[アミノ酸インバランスを助長し、肝性昏睡を悪化又は誘発させるおそれがある。]
- 重篤な腎障害又は高窒素血症のある患者[窒素化合物の負荷により症状を悪化させるおそれがある。]
- アミノ酸代謝異常のある患者[アミノ酸インバランスを助長させるおそれがある。]
効能または効果
低蛋白血症、低栄養状態、手術前後
末梢静脈投与時
- 通常成人1回200〜400mLを緩徐に点滴静注する。投与速度は、アミノ酸の量として60分間に10g前後が体内利用に望ましく、通常成人200mLあたり約120分を基準とし、小児、老人、重篤な患者にはさらに緩徐に注入する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
生体のアミノ酸利用効率上、糖類輸液剤と同時投与することが望ましい。
中心静脈投与時
- 通常成人1日400〜800mLを高カロリー輸液法により中心静脈内に持続点滴注入する。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
慎重投与
- 高度のアシドーシスのある患者[本剤の大量投与によりアシドーシスを悪化させるおそれがある。]
- うっ血性心不全の患者[循環血液量の増加により心負荷増大のおそれがある。]
- 低ナトリウム血症のある患者[本剤はナトリウムをほとんど含まないため、低ナトリウム血症を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
- 本剤は侵襲モデルラット及びビーグル犬の血清蛋白質濃度をはじめとする血液生化学指標を良好に維持し、窒素平衡を改善し、体蛋白合成並びに創傷治癒を促進することが認められた。2, 3)
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。
[★]
- 英
- nick
- 二本鎖DNAのうちの片方でホスホジエステル結合がないことによる断裂