ビッカースタッフ型脳幹脳炎
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Japanese Journal
- 楠 進
- 日本臨床免疫学会会誌 36(5), 334-334, 2013
- … lNAc-GD1a等に対する抗体は,純粋運動型あるいは軸索障害型のGBSにみられる.大型の一次感覚ニューロンに局在するGD1bに特異的な抗体は運動失調を伴うGBSにみられる.GQ1b抗体は,GBS亜型のFisher症候群,Bickerstaff型脳幹脳炎や,眼球運動麻痺を伴うGBSにみられ,GQ1bの局在する脳神経III,IV,VIの傍絞輪部や一部の一次感覚ニューロン,神経筋接合部等を標的とする.末梢神経ミエリンに局在するLM1に対する抗体は,脱髄型GBS …
- NAID 130003383019
- 症例報告 Fisher症候群に多発性脳神経障害と脳波異常を合併した1例
- 〈原著〉Guillain-Barre症候群における抗GQ1b抗体の反応特異性と臨床徴候の関連
- 鈴木 聖子
- 近畿大学医学雑誌 37(1-2), 63-69, 2012-03
- … ガングリオシドに対する抗体はGuillain-Barre症候群(GBS), その亜型であるMiller Fisher症候群(MFS)などの自己免疫性神経障害で検出される.抗GQ1b IgG抗体は, MFS, Bickerstaff型脳幹脳炎(BBE), 眼筋麻痺を伴うGBSで高頻度に検出される.抗GQ1b抗体陽性血清では糖鎖末端構造が同じであるGT1aにも抗体活性がみられることが多い.またGQ1b単独よりフォスファチジン酸(PA)を加えた抗原に強く反応する抗体もある.それぞれ …
- NAID 120004226574
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- Bickerstaff型脳幹脳炎 Fisher症候群に、脳幹障害や意識障害を合併したような病態です つまり、上部脳幹を主病変とし、急性の意識障害、眼筋麻痺、顔面神経麻痺、小脳性運動失調、錐体路症状などが亜急性の経過で進行します。 ...
- ビッカースタッフ型脳幹脳炎は、生命中枢である脳幹を主座としておこる 炎症性自己免疫疾患である。外眼筋麻痺や運動失調を伴うことが特徴的で、多くの例は未治療でも回復傾向を示し、一過性の経過を示す。四肢脱力などの後遺症 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- Bickerstaff's brainstem encephalitis, BBE, Bickerstaff brainstem encephalitis
- 同
- Bickerstaff型脳幹脳炎、ビッカースタッフ脳幹脳炎
- 関
- 脳幹脳炎
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ビッカースタッフ型脳幹脳炎 Bickerstaff型脳幹脳炎
[★]
- 英
- brain stem
- ラ
- truncus cerebri, truncus encephali
概念
中枢
循環中枢
以下3つの中枢が存在し、相互に干渉し合う。
昇圧中枢(交感神経興奮性中枢)
降圧中枢(交感神経抑制性中枢)
呼吸中枢
嘔吐中枢
排尿中枢
[★]
- 英
- encephalitis, cephalitis
- 関
脳炎
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- brainstem encephalitis
- 関
- ビッカースタッフ脳幹脳炎