- 英
- dorsal nucleus of vagus nerve (KL), dorsal vagal nucleus
- ラ
- nucleus dorsalis nervi vagi
- 同
- 迷走神経運動背側核
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 第四脳室と橋・延髄の解剖と外科治療(<特集>脳室・脳幹病変の外科治療)
- 斉藤 延人,金 太一
- 脳神経外科ジャーナル 20(6), 438-445, 2011-06-20
- … 同定できる.顔面神経丘の直下には外転神経核や顔面神経がある.これらの機能を温存するために,suprafacial triangle approachとinfrafacial triangle approachが有用である.一方で,第四脳室線条より尾側には,舌下神経核,迷走神経背側核,孤束核など重要な神経核が密集しているので,心停止や嘸下障害に備える必要がある.また,橋延髄の前側方へのアプローチにはanterior transpetrosal approachがよい.脳幹海綿状血管腫の手術症例を基に,これらの …
- NAID 110008662231
- PII-11 ラット迷走神経背側核における軸索切断後のコリンアセチル基転移酵素スプライスバリアントの変化(神経2,ポスター2,第50回日本組織細胞化学会総会・学術集会)
- 斉藤 敦志,佐藤 尚志,岡野 博之,豊田 健一郎,久 育男,木村 宏,遠山 育夫
- 日本組織細胞化学会総会プログラムおよび抄録集 (50), 93, 2009-09-26
- NAID 110007384864
Related Links
- 迷走神経背側核 は平滑筋を支配し、疑核は横紋筋を支配している。 迷走神経背側核は、さらに内側核と外側核とに分けられる。 内側核 =背側運動核 dorsal vagal motor nucleus:DVMN 副交感性神経(内臓への遠心性神経)の細胞 ...
- 迷走神経は菱形窩の底にある迷走神経の核群[疑核:横紋筋支配、迷走神経背側核:平滑筋支配、灰白翼核:知覚性、孤束核:味覚]に終わり(起こり)、延髄の後外側溝に入る(出る)。次いで頚静脈孔 ...
- 菱形窩の下端に近く、浅い所には迷走神経背側核 がある。 これは舌咽、迷走両神経の副交感性の線維の起始核である。 その上方には、舌咽神経の耳下腺分泌線維の発する所とされている 下唾液核と呼ばれるものがある。 これに対して ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- brain stem
- ラ
- truncus cerebri, truncus encephali
概念
中枢
循環中枢
以下3つの中枢が存在し、相互に干渉し合う。
昇圧中枢(交感神経興奮性中枢)
降圧中枢(交感神経抑制性中枢)
呼吸中枢
嘔吐中枢
排尿中枢
[★]
- 同
- 迷走神経背側核
[★]
- 英
- vagus nerve (KL,N,M), vagal nerve (B)
- ラ
- nervus vagus
- 同
- 第10脳神経 第X脳神経 第十脳神経 cranial nerve X CNX CN X, the tenth cranial nerve tenth cranial nerve
- 関
- 脳神経
一般感覚性
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臓性感覚性
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特殊感覚性
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体性運動性
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臓性運動性
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鰓弓運動性
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神経細胞(中枢神経外)
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神経細胞(中脳)
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神経細胞(橋)
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神経細胞(延髄)
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神経細胞(脊髄)
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○-< 節後ニューロン
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頭蓋からの出口
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分布と機能
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○
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脳神経Xの上神経節
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頚静脈孔
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耳介、外耳道、後頭蓋窩からの感覚
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○
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脳神経Xの上神経節
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舌底、咽頭、喉頭、器官、気管支、心臓、食道、胃、腸の臓性感覚
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○
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脳神経Xの下神経節
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喉頭蓋と口蓋の味覚
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○
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○
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内臓近傍のニューロン
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副交感神経:平滑筋(気管、気管支、消化管)、心筋(心臓)
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○
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○
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支配筋:咽頭収縮筋、口蓋帆張筋を除く口蓋の筋、食道上2/3の横紋筋
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由来
支配
- 臓性感覚性
- 舌底、咽頭、喉頭、気管、気管支、心臓、食道、胃、腸の臓性感覚
- 特殊感覚性
- 臓性運動性
- 副交感神経:平滑筋(気管、気管支、消化管)、心筋(心臓)(M)
- 鰓弓運動性
- 嚥下・発声・構音に関与 (KL.654)
- 支配筋:咽頭収縮筋、口蓋帆張筋を除く口蓋の筋、食道上2/3の横紋筋 (M)
走行
- 頭部
- 後頭蓋窩から頚静脈孔を通って頭蓋腔の外に出る(KL.321)
- 頚部
- 咽頭の左右両側で内頚動脈・総頚動脈の後外側に沿って(頚動脈鞘に包まれている)真っ直ぐに下行し、鎖骨下動脈の前を走って胸腔にはいる(KL.321)
- 右迷走神経は右反回神経を分枝し、この枝は右鎖骨下動脈の腹側から背側に回り込む。
- 胸部
- 左迷走神経は大動脈弓の前を走って、肺根の後側を下行する(KL.321)
- 左迷走神経は左反回神経を分枝し、この枝は動脈索の左側で大動脈弓の腹側から背側に回り込む。
- 右迷走神経は肺根の後側を下行する(KL.321)
- ここまで下行しながら細かく分枝し、肺神経叢と心臓神経叢を作っている
- 食道に沿って下行し、食道の周囲で食道神経叢を作る(KL.321)
- 食道の前と後ろで前迷走神経幹と後迷走神経幹を作る(KL.321)
- 右迷走神経が後迷走神経幹、左迷走神経が前迷走神経幹を、主に作っている気がする (N.205をみるとそう思える)
- 食道と共に食道裂孔を通って腹腔に達する
- 腹部
- 腹腔にはいると腹腔神経叢に加わり、交感神経と共に腹部の臓器に達する(KL.321)
枝
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
臨床関連
- 迷走神経の障害 (M.612)
- 咽頭枝:嚥下障害
- 上喉頭神経:咽頭上部の感覚脱出、輪状甲状筋の麻痺
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
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- 英
- *dorsum、dorsal
- ラ
- dorsalis
- 同
- 背部、背側性
- 関
- 腹側
[★]
- 英
- aberration
- 関
- 異常、異常性、逸脱、収差
[★]
- 英
- nucleus, nuclei
- 同
- 細胞核
- 関
- 細胞