JCウイルス

JC virus, JCV
ウイルス進行性多巣性白質脳症 PML



ウイルス学


多くの健常人(70%以上)が不顕性感染
  • 免疫不全者や免疫の落ちたヒトで発症する傾向があるらしい

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  1. the 10th letter of the Roman alphabet (同)j

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  1. (連続するものの)10番目,第10番のもの

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/30 00:45:02」(JST)

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Japanese Journal

  • 進行性多巣性白質脳症Update
  • 特別講演 進行性多巣性白質脳症(PML)の原因ウイルスであるJCウイルスの細胞内動態 (第3回信州NeuroCPC)

Related Links

JCウイルス(JCV)とは、ポリオーマウイルス科ポリオーマウイルス属に分類される エンベロープを持たないDNAウイルスである。 ... 感染は経口ないし、経気道によって 起こり最初のウイルス複製は扁桃で起こるとされている。その後血液、おそらくBリンパ 球を ...


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孫さんがTウィルスに感染する  JCウイルスのDNAを検出しますpml で は jc ウイルス に よる 進行性多巣性白質脳症(PML)JCウイルス感染の標的、PML 進行性多巣性白質脳症(PML)



★リンクテーブル★
国試過去問110A022
リンク元遅発性ウイルス性脳炎」「進行性多巣性白質脳症」「脳炎」「ポリオーマウイルス科」「JCポリオーマウイルス
拡張検索JCウイルス感染」「JCウイルス感染症
関連記事ウイルス」「J

110A022」

  [★]

  • 62歳の女性。失見当のため来院した。7日前から歯痛があり食欲不振となり、3日前から頭痛が出現した。今朝、自宅にいるのにコンビニの中と勘違いし、携帯電話をまんじゅうと思いかじりついたため、心配した家族に伴われて受診した。意識レベルはJCS Ⅰ-3。身長 156cm、体重 45kg。体温 38.2℃。脈拍76/分、整。血圧 108/60mmHg。呼吸数 18/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。場所と時間の見当識障害がある。言語理解と物品呼称が障害されている。項部硬直を軽度に認める。脳神経、運動系および感覚系の異常を認めない。手に持ったものは何でも口に入れようとする。血液所見:赤血球 410万、Hb 13.1g/dL、Ht 40%、白血球 6,600、血小板 31万。血糖 96mg/dL。CRP 0.2mg/dL。脳脊髄液所見:初圧 230mmH2O(基準 70~170)、外観は無色透明、細胞数 74/mm3(基準 0~2)(単核球 96%、多形核球 4%)、蛋白 62mg/dL(基準 15~45)、糖 60mg/dL(基準 50~75)。頭部MRIの拡散強調冠状断像(別冊No. 3)を別に示す。
  • 原因として考えられる病原体はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 110A021]←[国試_110]→[110A023

遅発性ウイルス性脳炎」

  [★]

slow viral encephalitis


遅発性ウイルス性脳炎の分類 IMD.1048

  病名 病原体 頻度

ウイルス
SSPE 麻疹ウイルス 100万人に1人
PML JCウイルス 100万人に1人
PRP 風疹ウイルス 世界で20例程度
プリオン病 CJD プリオン蛋白:? 100万人に1人
変異型CJD プリオン蛋白:? 主に英国
Kuru病 プリオン蛋白:? はぽ消滅
GSS プリオン蛋白:? CJDの数%

PRPとSSPEの臨床的特徴 IMD.1048

  PRP SSPE
病因ウイルス 風疹 麻疹
感染時期 子宮内 2歳未満
発症年鈴 10-12歳 5-15歳
性差 男性 男性>女性
臨床症状 認知症、小脳失調 認知症、除脳硬直ミオクローヌス
臨床経過 慢性進行性 亜急性進行性
発症~死亡 約10年 約5年
脳病変の強度 小脳>大脳 小脳<大脳

進行性多巣性白質脳症」

  [★]

progressive multifocal leukoencephalopathy, PML
JCウイルス脱髄疾患
PML
  • JCウイルスの中枢神経系感染
免疫能低下者 ←日和見感染症である

病原体

  • JCウイルス

病因

  • 腎臓やBリンパ球に潜伏感染していたJCウイルスは宿主の免疫能が低下すると、Bリンパ球により中枢神経系に運ばれてアストロサイトオリゴデンドログリアに感染し、脱髄を起こす。
  • PML患者から分離されたJCウイルスはウイルス内の発現調節領域に変異を生じているので、これが発病に重要かもしれない (SMB.539)

病理

  • 小さな脱髄病巣や融合した大きな脱髄病巣が大脳白質全体に多発。小脳や脳幹には少ない。
  • 大病巣中心部では軸索も破壊され壊死
  • 腫大した核内にウイルス封入体をもつオリゴデンドログリアが脱髄病巣辺縁部

症状

  • 片麻痺、感覚異常、視野欠損、失認、失語、失行、痴呆など多彩

検査

  • MRI
  • 造影:造影効果に乏しい、らしい

予後

  • 亜急性-慢性に経過し予後不良であり、80%は9か月以内に死亡

脳炎」

  [★]

encephalitis, cephalitis

脳炎

  • 急性
  • 遅発性

ポリオーマウイルス科」

  [★]

Polyomaviridae
パポバウイルス

ポリオーマウイルス科

JCポリオーマウイルス」

  [★]

JC polyomavirus
JCウイルスヒトポリオーマウイルスJC

JCウイルス感染」

  [★]

JC virus infection
JCウイルス感染症

JCウイルス感染症」

  [★]

JC virus infection
JCウイルス感染

ウイルス」

  [★]

virus
ウイルス粒子 virus particleビリオン virion
微生物学抗ウイルス薬国試に出がちなウイルス

ウイルス一覧

感染経路による分類 SMB.374

呼吸器粘膜の局所感染 ライノウイルス
アデノウイルス
コロナウイルス
RSウイルス
インフルエンザウイルス
全身感染 ムンプスウイルス
麻疹ウイルス
風疹ウイルス
ハンタウイルス
水痘・帯状疱疹ウイルス
ラッサウイルス
天然痘ウイルス

学名

目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)

増殖過程

  • 吸着 absorption
  • 侵入 penetration
  • 脱殻 uncoating
  • ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
  • ウイルス粒子の組み立て assembly
  • 放出 release

感染の分類

持続時間

  • 急性感染
  • 慢性感染

ゲノム

  • 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。

J」

  [★]

joule