- 英
- partial seizure
- 関
- 焦点発作
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- Dysembryoplastic Neuroepithelial Tumor(DNET)を伴った内側側頭葉てんかんの1例
- 藤本 礼尚,山添 知宏,榎 日出夫,岡西 徹,横田 卓也,近土 善行,山崎 まどか,山本 貴道
- 脳神経外科ジャーナル 20(10), 755-760, 2011-10-20
- … :腫瘍性病変を伴った症候性てんかんのてんかん焦点は,腫瘍そのものではなくその周囲もしくは関連したネットワークに存在する.腫瘍自体を切除しても,てんかん発作は消失しない.腫瘍性病変が存在し複雑部分発作二次性全般化を呈した症例に対し,焦点診断を行った後に治療を行った.対象と方法:19歳,右利き男性.13歳発症.「頭全体が気持ち悪くなる感じ」,deja vuの後に一点凝視,流涎,口部自動症,20%程度で二次性全般化を …
- NAID 110008750601
- 難治頻回部分発作重積型急性脳炎(AERRPS: acute encephalitis with refractory, repetitive partial seizures)3例の長期予後
- 澤浦 法子,村松 一洋,緒方 朋美,浦野 葉子,荒川 浩一
- The Kitakanto medical journal 61(3), 415-415, 2011-08-01
- NAID 120003307726
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- 部分発作は、大脳皮質(脳表面の皺(しわ)のすぐ下にあり神経細胞が多く存在)の一 部位から発生した過剰興奮により引き起こされる発作です。過剰興奮がその一部位だけ にとどまれば、その部位の脳の働きに一致した症状が出現します。例えば、手を動かす ...
- 部分発作が発生するには電気活動の亢進による細胞レベルでの発作開始、周辺 ニューロンとの同期、脳の隣接領域への伝播という3つのプロセスがある。発作開始時は ある一群のニューロン内部で発作性脱分極性変位(PDS)がおこる。この脱分極は 200msに ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- epilepsy
- ラ
- epilepsia
- 同
- 癲癇
- 関
- 抗てんかん薬、てんかん発作 seizure
091009 III
- 大脳灰白質神経細胞の過剰で無秩序な電気的発射による
WHOの定義
- さまざまな原因で起こる慢性の脳疾患で、大脳神経細胞の過剰な放電からくる繰り返す発作(てんかん発作)を主な徴候とし、多種多様な臨床及び検査所見を伴う
分類
-
- 1. 運動徴候を有するもの
- 2. 知覚症状を有するもの
- 3. 自律神経症状ないし徴候を有するもの
- 4. 精神症状を有するもの
-
- a. 単純部分発作で発症し、意識障害が次に続く
- b. 自動症を伴う
- 1. 単純部分発作で全身発作に進展
- 2. 複雑郡分発作で全身発作に進展
- 3. 単純部分発作で複雑部分発作、全身発作へと進展
- 全般発作 primarily generalized seizure
- 未分類てんかん発作 unclassified seizure
てんかん、てんかん症候群および発作性関連疾患の分類(1989) (PED.1424)
-
-
- 3. 焦点性か全般性かを決定できないてんかん及び症候群
-
単純化
- 特発性全般性てんかん
- 特発性局所関連性てんかん:大脳の特定の位置に焦点がある
- 症候性全般性てんかん
- 症候性局所関連性てんかん:大脳の特定の位置に焦点がある
疫学
- 200人に1人 (0.5%)
- 人口1000対3-10(0.3-1.0%) (PSY.376)
病因
-
- 出産障害(酸素不足)、先天性異常、熱性血栓症
- 外傷、腫瘍
- GABA作動性ニューロンなどの抑制性のニューロンは損傷を受けやすい→ニューロンの過剰興奮につながる
症状
- post ictal state:もうろうとした状態。
- postictal psychosis:発作後精神病はてんかんの発作後に幻覚妄想状態が出現するものであり、数時間から数日の経過で消退する。
- 慢性経過のてんかんで幻覚妄想状態が出現しうる、らしい。
診断
- てんかん発作→バイタルサインの確認→医療面接→身体所見・神経学的所見
医療面接
病歴の問診
- てんかん治療ガイドライン2010
- 発作の頻度
- 発作の状況と誘因(光過敏性など)
- 発作の前および発作中の症状(身体的,精神的症候および意識障害)
- 症状の持続
- 発作に引き続く症状
- 外傷,咬舌,尿失禁の有無
- 発作後の頭痛と筋肉痛
- 複数回の発作のある患者では初発年齢
- 発作および発作型の変化・推移
- 最終発作
- 発作と覚醒・睡眠との関係
身体所見・神経学的所見
- 1. 外傷、咬舌の有無
- 2. 尿失禁の有無
- 3. 意識レベル:発作時の意識の有無、post ictal state(発作後のもうろう状態)
- 4. 眼位:眼球偏倚(皮質注視中枢が興奮することにより、病側と反対側を見つめる)
- 5. 局所神経症状の有無
治療
[★]
- 英
- focal seizure, focal cerebral seizure
- 同
- 焦点性発作
- 関
- 部分発作 partial seizure、焦点性てんかん focal epilepsy、単純部分発作
[★]
- 英
- complex partial seizure, CPS
- 関
- てんかん発作、精神運動発作、側頭葉てんかん
概念
焦点
- 一側側頭葉の内側部(扁桃核-海馬 ← 最も多い)、外側部(側頭葉皮質、島)
- その他の部位
症例
- 11歳男児。数ヶ月前から時々舌打ちをしたり、無目的な徘徊をするようになったことに母親が気づき来院した。症状の持続時間は2分であり、その間の記憶はない。脳波では側頭葉に棘波を認める。
[★]
- 英
- simple partial seizure, SPS
- 関
- 焦点発作
- 関
- 焦点てんかん、部分てんかん、潜在性発作、腹部てんかん、局在関連性てんかん、部分発作性疾患
[★]
- ラ
- complex partial status epilepticus
- 関
- てんかん重積、非痙攣性てんかん重積、全般てんかん重積、欠神状態、全般痙攣性てんかん重積持続状態
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- 英
- partial seizure disorder
- 関
- 焦点てんかん、単純部分発作、部分てんかん、潜在性発作、腹部てんかん、局在関連性てんかん
[★]
- 英
- part、portion、region、moiety、piece、division、partial
- 関
- 一部、区域、区画、成分、断片、地域、パート、部分的、部門、分割、分裂、門、役割、領域、小片
[★]
- 英
- attack, paroxysm, ictus, insult, fit, stroke