- 英
- swan-neck deformity, swanneck deformity, swan neck deformity
- 同
- 白鳥のくび変形
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 遠位指節間関節(つち指)の伸筋腱損傷 extensor tendon injury of the distal interphalangeal joint mallet finger
- 2. 関節リウマチの臨床的特徴 clinical features of rheumatoid arthritis
- 3. 手の全身性硬化症(強皮症)の患者の手術 surgery in patients with systemic sclerosis scleroderma of the hand
- 4. 中節骨骨折 middle phalanx fractures
- 5. 関節リウマチの診断および鑑別診断 diagnosis and differential diagnosis of rheumatoid arthritis
Japanese Journal
- RA上肢 (特集 リハビリテーション医に必要な関節疾患みかたのコツ)
- 奥村 法昭,今井 晋二
- Monthly book medical rehabilitation (130), 65-69, 2011-04
- NAID 40018821098
- 弾発指に対する腱鞘切開術後にMP関節屈曲位拘縮とスワンネック変形を合併した1例
- 明石 健一,香月 憲一,佐々木 康介,米田 昌弘,高岡 邦夫
- 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 中部日本整形外科災害外科学会抄録 50(5), 849-850, 2007-09-01
- NAID 10019781112
Related Links
- スワン-ネック変形は,RAの特徴的所見であるけれども,未治療の槌指,PIP関節の掌側の靭帯の弛緩,手の内在筋の痙性,PIP関節の屈筋腱の断裂,中節骨または基節骨の骨折変形治癒を含むいくつかの原因を有する。PIP関節の過伸展を ...
- スワンネック変形の症状、原因、診断・治療方法についてご紹介します。リウマチ科、整形外科に関連するスワンネック変形の治療なら病院・クリニック検索のホスピタにお任せ下さい。スワンネック変形の診察ができるおすすめの ...
- スワンネック変形とは, 白鳥のくび変形とはどのような手の外科領域の疾患であるか。症状、治療。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 40歳の女性。多関節痛を主訴に来院した。 5年前から両手関節と両側中手指節間関節とに疼痛と腫脹とを認めている。朝のこわばりは2時間持続する。赤沈70mm/1時間。免疫学所見: CRP4.0mg/dL。抗CCP抗体陽性。
- この疾患の特徴でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F018]←[国試_106]→[106F020]
[★]
- 英
- rheumatoid arthritis, RA
- 同
- リウマチ様関節炎、萎縮性関節炎 atrophic arthritis
- 関
- カプラン症候群、膠原病
概要
- 原因不明のchronic multisystem disease
- 炎症性の関節炎が、特に末梢の関節で全身性に起こる。
- 経過は多様
症候
- 朝のこわばり、疼痛、腫脹、関節の動揺、関節可動域制限、変形(手指、足趾、膝関節)。(SOR.211)
- 手指の近位指節間関節(PIP関節)、中手指節関節(MP関節)。遠位指節間関節(DIP関節)に初発することは稀。(SOR.211)
- 左右対称性に生じることが多い。手関節、足趾、膝関節に初発する。(SOR.211)
- 朝のこわばりは1時間以上持続する(⇔変形性関節症では30分以内におさまる。関節を使わないと痛みがひどくなる)
関節外症状
- 100CASE p.76
- SOR.213改変
症候スペクトル
合併症
- YN. F-43
検査
単純X線
- 軟部組織の腫脹によるX線透過性の低下、関節周囲の骨萎縮(傍関節性骨骨粗鬆症)、関節辺縁のびらん、骨洞、関節裂隙狭小化、関節面の破壊、関節亜脱臼・脱臼(SOR.216)(下線の症状は変形性関節症では認めない)
血液
- 赤血球:小球性低色素性貧血
- 白血球:正常あるいは軽度増加。ただし 脾腫 + 白血球減少 + RA = フェルティー症候群
- 血小板:増加
- 補体:高値?。(SOR.217)SLEと違って低下しない。経過中に低下してきたのなら悪性関節リウマチを考慮
- リウマチ因子:陽性(70-80%の症例)
- 炎症所見:赤沈・CRP・免疫グロブリン高値
関節液
- 淡黄緑色、混濁、滑膜細胞の細片の浮遊を認める。粘稠度低下(SOR.218)
関節内視鏡
身体所見 (SOR.213,417)
手
手関節
- 手関節と遠位橈尺関節の滑膜炎→腫脹、運動痛、手関節の掌背屈及び前腕の回旋制限
- 尺骨頭の背側亜脱臼:ピアノキーサイン
- 手根骨の尺側移動、掌側移動
- 手関節強直:手関節が破壊されて癒合すると線維性強直、骨性強直が起きて関節の変形が固定される。
指
MP関節(MCP関節)
- 掌側脱臼、尺側偏位、伸筋腱の尺側脱臼
PIP関節
趾
MP関節(MTP関節)
- 外反母趾:第1中足骨が内反し、第1中足趾節関節で母指基節骨が外反し、中足骨骨頭が内側に膨隆し「く」の字型の変形を起こしたもの。
診断基準
|
7項目中、4項目以上を満たすとき、関節リウマチと診断される
|
備考
|
1
|
1時間以上持続する朝のこわばりが、6週間以上あること
|
|
2
|
3領域以上の関節の腫れが、6週間以上あること
|
領域は、PIP関節・MP関節・手・肘・膝・足・MTP関節の14領域に分けられる
|
3
|
手関節またはMP関節またはPIP関節の腫れが、6週間以上あること
|
少なくとも1ヵ所での軟部組織腫脹
|
4
|
対称性関節腫脹
|
PIP、MCP、MTP関節は完全に対象である必要はない
|
5
|
リウマトイド結節
|
骨突起部、伸側表面/関節近傍の皮下結節
|
6
|
リウマトイド因子が陽性
|
正常人コントロールで5%以下の陽性率を示す測定法を用いること
|
7
|
X線、関節リウマチに特有の骨びらんが見られる
|
手・指を中心に見る、びらん以上の破壊も含む
|
診断
治療
- 以前は、病状の進行に合わせて作用の弱い薬剤から強い薬剤を用いていたが、最近では初期に強力に炎症を抑制して関節破壊を防ぐ治療方針に変わってきている。
TNF阻害薬の適応
- 1. 既存の抗リウマチ薬(DMARD)通常量を3ヶ月以上継続して使用してもコントロール不良のRA患者。コントロール不良の目安として以下の3項目を満たす者。
- 1) 圧痛関節数6関節以上
- 2) 腫脹関節数6関節以上
- 3) CRP 2.0mg/dl以上あるいはESR 28mm/hr以上
- a) 画像検査における進行性の骨びらんを認める
- b) DAS28-ESRが3.2(moderate activity)以上
- のいずれかを認める場合も使用を考慮する。
- 2. さらに日和見感染症の危険性が低い患者として以下の3項目も満たすことが望ましい。
- 1) 末梢血白血球数 4000/mm3以上
- 2) 末梢血リンパ球数 1000/mm3以上
- 3) 血中β-D-グルカン陰性
参考
- 2. 株式会社医学生物学研究所 MESACUP CCPテスト
- 3. 関節リウマチの診療マニュアル(改訂版) 診断のマニュアルとEBMに基づく治療ガイドライン
- http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm400/library/guideline.html
[★]
- 英
- orthosis (SOR), prosthesis, brace, prosthetic appliance
[★]
- 英
- finger knuckle bender
- 関
- 装具、スワンネック変形
- PIP関節を屈曲
- スワンネック変形(PIP関節過伸展、DIP関節屈曲位)などPIP関節の伸展拘縮に使用。
参考
- http://www5.ocn.ne.jp/~po-kyowa/seihin0107.html
- http://www5.ocn.ne.jp/~po-kyowa/graphics/p0122.jpg
[★]
スワンネック変形
- 同
- swan-neck deformity
[★]
- 英
- form、shape、figure、appearance
- 関
- 型、外見、形式、形成、形態、杢、出現、図、品種、編成、見かけ、形をとる、フォーム、外観、成立、様子、形づくる
[★]
- 英
- deformity, deformation
- 関
- [[]]