- 英
- hepaplastin test, HPT
- 関
- トロンボプラスチン、プロトロンビン時間
- 検体:クエン酸を加えた全血もしくは血漿
- 組織トロンボプラスチン(組織因子とリン脂質)を検体に加え、凝固するまでの時間を計測する。(その時間とコントロールの時間を使って活性の大小を%で表現する、と思われる)
- 外因系を反映、すなわち、第II、VII、X因子を反映する検査である。
- ワルファリンの影響を受ける。
- ビタミンK欠乏症では低下する。
- 組織因子としてウサギ脳トロンボプラスチンを使用 → PIVKAの影響を受けない(トロンボテストとの異差) → 肝実質細胞の合成能を反映 (LAB.416)
Japanese Journal
- 症例 1カ月健診時のヘパプラスチン値とビタミンK欠乏関連因子の検討
- 新生児に対するビタミンK製剤の予防投与とヘパプラスチンテストの有用性に関する検討
- 田島 浩子,芹沢 麻里子,柏木 唯衣,大川 直子,金森 隆志,平井 久也,松井 浩之,山下 美和,岡田 喜親,小林 隆夫
- 日本産婦人科・新生児血液学会誌 = The Japanese journal of obstetrical, gynecological & neonatal hematology 21(1), 33, 2011-06-01
- NAID 10029378082
- トロンボテスト(TBT)・ヘパプラスチンテスト(HPT) (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・2)その数値をどう読むか) -- (血液凝固・線溶系検査)
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- 備考 採血後,速やかに血漿分離してください。検体取扱方法 血漿 3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。
- トロンボテスト(TT)とは、血液凝固因子のうち、肝臓でつくられるときにビタミンKを必要とする、第Ⅱ、Ⅶ、Ⅹ因子の働きを調べる検査です。ヘパプラスチンテストは、同じく第Ⅱ、Ⅶ、Ⅹ因子の働きを調べる検査ですが、こちらのほうが ...
- HPT(ヘパプラスチンテスト)の基準値(正常値)、疑われる病気、検査により何がわかるか。ヘパプラスチンテストは外因系および共通系の凝固因子活性を総合的に見るプロトロンビン時間と本質的には同意義の血液凝固検査の一つです。
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- 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴: 7日前から上腹部の鈍痛と38.3℃の発熱とがみられていた。 6日前にかかりつけの診療所を受診し、解熱薬を処方された。 5日前、症状が軽快したため、薬の内服を中止した。 2日前から再び右上腹部痛を自覚し、 37.6℃の発熱と全身倦怠感とがみられた。昨日から食欲低下と悪寒とを伴うようになったため、中断していた解熱薬の内服を再開した。昨日の時点で、尿の色が濃いことに気付いていた。本日、起床後に悪寒と悪心とが出現し、意識がもうろうとした状態となった。家族の問いかけに対してつじつまの合わない返答がみられたため、家族が救急車を要請した。
- 既往歴: 7年前から高血圧症に対しアンジオテンシン変換酵素阻害薬を内服中。3年前に腹部超音波検査で3、 4個の胆石を指摘された。
- 生活歴:喫煙は15本/日を58年間。飲酒は日本酒2合/日を58年間。
- 家族歴 :父親が脳出血で死亡。
- 現 症:意識レベルはJCS II-10。身長164cm、体重59kg。体温39.0℃。心拍数112/分、整。血圧82/58mmHg。呼吸数24/分。 SpO2 97%(3l/分酸素投与下)。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆し、軟で、肝・脾を触知しない。右季肋部を中心に圧痛を認める。
- この患者の循環状態の重症度を評価するための検査で適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F026]←[国試_106]→[106F028]
[★]
- ビタミンK欠乏症の患者において血液検査で低値となるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I007]←[国試_111]→[111I009]
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ヘパプラスチンテスト
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