ウシ肺抽出物
- 関
- 肺表面活性物質
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- SP-Cはサーファクテンによる経鼻ワクチン増強効果の必須成分である
- 水野 大,武井 恒知,木本 貴士,品原 和加子,國見 卓也,木戸 博
- 日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌 = Journal of Japanese Medical Society for Lung Surfactant and Biological Interface 41, 32-33, 2010-10-15
- NAID 10027729517
- 新生児医療フォーラムより サーファクテン(S-TA)の溶かし方
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- 販売名 サーファクテン気管注入用120mg/120mg×1瓶 薬効分類名 新生児呼吸窮迫症候群治療剤 成分名 肺サーファクタント 有効期間(使用期限) (3年) 薬価 86556.50/120mg1瓶 薬価基準収載 医薬品コード 2219700G1039 識別コード等
- サーファクテン製品紹介:田辺三菱製薬株式会社の提供するサーファクテン製品紹介サイトです。サーファクテンの特徴(特性)、開発の経緯、作用機序を含む使用上の注意などを医療関係者の皆さまに向けてご紹介しています。
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 サーファクテン気管注入用120mg SURFACTEN 120mg 田辺三菱製薬 2219700G1039 86556.5円/瓶 生物由来製品 , 処方箋医薬品
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- 1瓶中健康なウシ肺抽出物で,一定比率のリン脂質,遊離脂肪酸,トリグリセライドを有するものを120mg含有する.
効能または効果
- 呼吸窮迫症候群
- 生理食塩液(120mg/4mL)によく懸濁して,120mg/kgを気管内に注入する.全肺野に液をゆきわたらせるため,4〜5回に分け,1回ごとに体位変換する.1回ごとの注入にあたって,100%酸素でバギングしながら,経皮酸素分圧をモニターし,80mmHg以上にあることを確認する.初回投与の時期は,生後8時間以内が望ましい.
追加投与は,患者の症状に応じて決定する.用量は60〜120mg/kgとする.
慎重投与
- 両親,兄姉等がアレルギー症状の既往のある患者〔患者血清中には抗体は検出されていないが,動物実験(モルモット,マウス)で抗体産生が認められている.〕
薬効薬理
ヒト低出生体重児の肺機能2)
- 呼吸窮迫症候群の低出生体重児(出生時体重750〜1750g未満)に,人工換気管理下で本剤120mg/kgを投与した.動脈血酸素分圧,動脈血二酸化炭素分圧及びpHを生理的正常範囲に維持するために必要な最大吸気圧,平均気道内圧,換気回数,吸入酸素濃度などの人工換気条件は人工換気療法のみの治療群に比較し有意な改善を示した.
ウサギ未熟胎児の肺圧−量特性6)
- 帝王切開にて取り出した妊娠27日のウサギ胎児を,初回呼吸前に脱血して屠殺し,本剤60mg/kgを投与したところ,満期ウサギ胎児と同程度の肺圧−量特性を示した.
作用機序
- 肺サーファクタントは,肺胞の気−液界面の表面張力を低下させて肺の虚脱を防止し,肺の安定した換気能力を維持する.
本剤は,肺サーファクタントの生理的役割を代償し,表面張力を低下させる.
有効成分に関する理化学的知見
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の塊又は粉末で,わずかに特異なにおいがある.クロロホルムに溶けやすく,メタノール又はエタノール(95)に溶けにくく,ジエチルエーテル又はヘキサンに極めて溶けにくく,水にほとんど溶けない.
★リンクテーブル★
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- 英
- surface active agent
- 同
- pulmonary surfactant 肺サーファクタント、肺胞界面活性物質
- 商
- サーファクテン
- 関
- L/S比
[show details]
- 胎児のII型肺胞上皮細胞で在胎20週ころから産生され始め、在胎32週以降に急激に産生が増加する (PED.396) → 胎児#胎児の成長
- 胎児の肺は妊娠26週には構造が完成し、妊娠34週頃には肺のサーファクタント産生が十分量に達して機能的に成熟(G10M.144)
- 肺サーファクタントが羊水に出現するのは妊娠28-32週ごろ (出典不明)
米国
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