前向健忘
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Japanese Journal
- 上部消化管内視鏡検査におけるミダゾラム静注鎮静後フルマゼニル拮抗法
- 水野 樹,松木 美知子,合田 吉徳,谷本 光音,花岡 一雄
- 日本農村医学会雑誌 52(5), 823-830, 2004-01-30
- NAID 10012085018
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- 英
- benzodiazepine
- 関
- セロトニン受容体作動薬
特徴
睡眠薬
- 大脳辺縁系、視床下部の抑制に基づく抗不安作用、抗緊張作用によるものであり、自然の睡眠に近い。つまり睡眠パターンをさほど変えない。
抗不安薬
作用機序
副作用
睡眠薬
- トリアゾラム
- ミダゾラム:血漿半減期t1/2=1.9hr
- 作用時間の長い薬剤を使用した場合、翌日のふらつき、薬効の持ち越しを起こしやすい
- ジアゼパム:血漿半減期t1/2=43hr
離脱症候群
- ICU.780
- 長期連用後の中止により生じる。
- 症状:不安、興奮、失見当識、高血圧、頻脈、幻覚、痙攣
相互作用
ベンゾジアゼピン系誘導体
拮抗薬
ベンゾジアゼピン系薬の切り替え方法
- NaSSa:レメロン
- デジレル:抗うつ薬。HT2A blockerが強い。セトロニン債取り込みを阻害。抗ヒスタミン薬強くない。体重増加は軽度。ノルアドレナリン濃度は増加させない。
- ジプレキサ:抗セロトニン作用、抗ドパミン作用。
[★]
- 英
- amnesia
- 関
- 記憶消失、記憶喪失、健忘症、健忘性
概念
- 記憶障害の1つである。
- 出来事を過去にさかのぼって思い出せない場合や、新たな出来事を覚えることができなくなる場合を指して言う。
- 最も良くある原因としては、頭部外傷、てんかん、片頭痛
分類
鑑別疾患
- V vascular:脳動脈硬化症、脳出血、脳血栓症、脳塞栓症、片頭痛。一過性脳虚血発作。
- I inflammatory:髄膜炎、脳膿瘍、マラリア、脳寄生虫、神経梅毒。発熱性疾患(発熱と健忘を来しうる)
- N neoplasm:原発性脳腫瘍や転移性脳腫瘍は一時的な記憶喪失を起こしうる。
- D deficiency:ウェルニッケ脳症、ペラグラ、悪性貧血。
- I intoxication:LSD、アルコール、臭素化合物、オピオイド。尿毒症、低酸素血症、および肝不全も健忘を来しうる。
- C convulsive:側頭葉てんかん
- A autoimmune:ループス脳炎など
- T trauma:脳挫傷、硬膜外血腫、硬膜下血腫
- E endocrine:低血糖、糖尿病性アシドーシス、副甲状腺機能低下症、低カルシウム血症はてんかんや一過性健忘を来しうる。emotional:ヒステリー、うつ病、統合失調症。仮病。
[★]
- 英
- anterograde、antegrade、orthodromic、anterogradely、orthodromically
- 関
- 順行的、順方向性、順方向