- 英
- levothyroxine
- ラ
- levothyroxinum natricum
- 同
- L-チロキシン L-サイロキシン L-thyroxine
- 化
- レボチロキシンナトリウム, levothyroxine sodium、レボチロキシンナトリウム水和物
- 商
- チラーヂンS、Synthroid
- 関
- 甲状腺ホルモン、サイロキシン、薬理学、リオサイロニンナトリウム
概念
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例 レボチロキシン,アムロジピンと向精神薬の大量服薬により意識障害を呈し,救命しえた1例
- P1-139 レボチロキシンの治療効果に及ぼす乳酸カルシウムの影響(一般演題 ポスター発表,薬物相互作用,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
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- チラーヂンSとは?レボチロキシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べ られる(おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
レボチロキシンNa錠25μg「サンド」
組成
有効成分
含量(1錠中)
添加物
- D-マンニトール、バレイショデンプン、結晶セルロース、三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム
禁忌
- 新鮮な心筋梗塞のある患者[基礎代謝の亢進により心負荷が増大し、病態が悪化することがある。]
効能または効果
- 粘液水腫、クレチン病、甲状腺機能低下症(原発性及び下垂体性)、甲状腺腫
- レボチロキシンナトリウムとして、通常成人25?400μgを1日1回経口投与する。
一般に、投与開始量には25?100μg、維持量には100?400μgを投与することが多い。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 狭心症、陳旧性心筋梗塞、動脈硬化症、高血圧症等の重篤な心・血管系の障害のある患者[基礎代謝の亢進による心負荷により、病態が悪化するおそれがあるので、投与する場合には少量から開始し、通常より長期間をかけて増量し維持量は最小必要量とすること。]
- 副腎皮質機能不全、脳下垂体機能不全のある患者[副腎クリーゼを誘発し、ショック等を起こすことがあるので、副腎皮質機能不全の改善(副腎皮質ホルモンの補充)を十分にはかってから投与すること。]
- 低出生体重児、早産児[低出生体重児や早産児では、晩期循環不全を起こすことがあるので、児の状態を観察しながら投与すること。]
- 糖尿病患者[血糖コントロールの条件が変わることがあるので、投与する際にはこの点に十分配慮すること。](「相互作用」の項参照)
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
狭心症
(頻度不明)
- 狭心症があらわれることがある。このような場合には過剰投与のおそれがあるので、減量、休薬等適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP等の著しい上昇、発熱、けん怠感等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
副腎クリーゼ
(頻度不明)
- 副腎皮質機能不全、脳下垂体機能不全のある患者では、副腎クリーゼがあらわれることがあるので、副腎皮質機能不全の改善(副腎皮質ホルモンの補充)を十分にはかってから投与すること。全身けん怠感、血圧低下、尿量低下、呼吸困難等の症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
晩期循環不全
(頻度不明)
- 低出生体重児や早産児では、晩期循環不全があらわれることがある。特に極低出生体重児や超早産児で起こりやすく、また、本剤の投与後早期に起こりやすいので、観察を十分に行い、血圧低下、尿量低下、血清ナトリウム低下等があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- レボチロキシンナトリウム水和物(Levothyroxine Sodium Hydrate)
化学名
- Monosodium O-(4-hydroxy-3,5-diiodophenyl)-3,5-diiodo-L-tyrosinate hydrate
分子式
分子量
性状
- 微黄白色?淡黄褐色の粉末で、においはない。
エタノール(95)に溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
水酸化ナトリウム試液に溶ける。
光によって徐々に着色する。
★リンクテーブル★
[★]
- 63歳の男性。頭痛と複視とを主訴に来院した。半年前に下腿浮腫、筋力低下、倦怠感および皮膚乾燥があり自宅近くの診療所を受診した。TSH 3.7μU/mL(基準 0.4~4.0)、FT4 0.3ng/dL(基準 0.8~1.8)の検査結果から甲状腺ホルモン補充療法(レボチロキシン 50μg/日)が開始された。2か月前から食欲が低下し体重も減少してきていた。今朝、突然に右前額部痛、嘔吐および複視が出現したため救急外来を受診した。意識は清明。身長 169cm、体重 69kg(2か月前は75kg)。体温 36.8℃。脈拍 80/分、整。血圧 154/92mmHg。右眼瞼下垂と右眼球外転偏位とを認める。四肢麻痺はない。頭部単純MRIのT1強調像の矢状断像(別冊No. 6A)と冠状断像(別冊No. 6B)を別に示す。
- 基礎疾患として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G053]←[国試_109]→[109G055]
[★]
- 英
- pharmacology
- 関
- drug entries
定義
- 生物系と化学物質の選択的な相互作用を研究する学問 (SPC.2)
生物系と薬の相互作用
- 薬の生物系に対する相互作用:薬理作用 <-化学の視点
- 生物系の薬に対する相互作用:薬物動態 <-生物の視点
関連分野
- 薬物学 materia medica
- 生薬学
- 実験薬理学
- 臨床薬理学
- 動物薬理学
- 人体薬理学
- 比較薬理学
- 薬理作用学(薬力学)
- 薬物動態学
- 中毒学、毒科学
- 薬物治療学
- 処方学
薬品の命名
薬一覧
薬理動態
神経伝達物質
神経筋接合部遮断薬(筋弛緩薬)
交感神経作動薬
- →アドレナリン受容体
交感神経遮断薬
- →アドレナリン受容体
副交感神経作動薬
- →アセチルコリン受容体
副交感神経遮断薬
- →アセチルコリン受容体
甲状腺関連物質
[★]
- 英
- thyroid hormone preparation
- 同
- 甲状腺ホルモン薬、甲状腺ホルモン剤
- 関
- 甲状腺ホルモン、甲状腺機能低下症、薬理学
[show details]
GOO. chapter56
作用 peak T1/2 express 中止後
レボチロキシン(T4) x1 2-3hr 7日 3-5日 7-10日 ゆっくりと消失
リオチロニン (T3) x4 1日 1-3日 立ち上がり、消失が早い
適応
- 甲状腺機能の低下
- 原発性甲状腺機能低下
- 後発性恒常性機能低下
- 甲状腺ホルモン不適応症
副作用
- 量が守られれば障害はない
- 妊婦にも問題なし
- 過剰投与は頻脈、動悸など
- 潜在性機能亢進の場合は症状は出ないが血中TSHはrommol↓1→長期的には骨塩量↓
[★]
- 英
- primary hypothyroidism
- 関
- 甲状腺機能低下症
概念
- 甲状腺自体(組織の異常や障害)が原因となって生じる甲状腺機能低下症。
- TSH高値、fT4低値、fT3低値
病因
血液検査
- AST,LDH,CKなど筋酵素が増加
治療
[★]
商品
[★]
レボチロキシン、レボチロキシンナトリウム
[★]
- 英
- levothyroxine sodium
- 関
- チロキシン、レボチロキシン、レボサイロキシンナトリウム、L-チロキシン
[★]
- 関
- ホウ酸亜鉛華軟膏