ノルアドレナリン
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Japanese Journal
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- 中枢神経系のノルアドレナリン神経系の他、副腎髄質中にあるクロム親和性細胞においても合成されている。合成に関わる酵素は以下の通り(図1)。 チロシン水酸化酵素 (tyrosine hydroxylase, TH):EC 1.14.16.2。チロシンよりL-DOPA ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ノルアドリナリン注1mg
組成
有効成分
添加物
- 亜硫酸水素ナトリウム0.3mg、等張化剤、クロロブタノール5mg、pH調節剤
禁忌
- ハロゲン含有吸入麻酔剤投与中の患者 (「相互作用」の項参照)
- 他のカテコールアミン製剤投与中の患者 (「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 各種疾患若しくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療 (心筋梗塞によるショック、敗血症によるショック、アナフィラキシー性ショック、循環血液量低下を伴う急性低血圧ないしショック、全身麻酔時の急性低血圧など)
点滴静脈内注射
- ノルアドレナリンとして、通常、成人1回1mgを250mLの生理食塩液、5%ブドウ糖液、血漿又は全血などに溶解して点滴静注する。一般に点滴の速度は1分間につき0.5〜1.0mLであるが、血圧を絶えず観察して適宜調節する。
皮下注射
- ノルアドレナリンとして、通常、成人1回0.1〜1mgを皮下注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 高血圧の患者[高血圧を悪化させる。]
- 動脈硬化症の患者[血圧を上げ、末梢血流量を減少させる。]
- 甲状腺機能亢進症の患者[はげしい頭痛、羞明等を伴う著明な血圧上昇がおこることがある。]
- 高齢者[交感神経作用薬に高い感受性を示すことがある。](「高齢者への投与」の項参照)
- 心疾患のある患者[心機能に影響を及ぼすおそれがある。]
- 徐脈のある患者[不整脈を起こすことがある。]
重大な副作用
徐脈
頻度不明
- 徐脈 (徐脈はアトロピンにより容易に回復する) があらわれることがある。
薬効薬理
- 本剤は主としてα-受容体に作用し、心臓を除いてβ-受容体に対する作用は弱い。α効果においても本剤はほとんどの臓器でアドレナリンより弱い1, 2)。
- ノルアドレナリンとアドレナリンは類似の化学構造を有するが、両者の薬理作用の差を表示すれば表1の通りである1, 2)。
- 本剤の作用は一過性で、血圧上昇作用は注入中止1〜2分以内に消失するので、注入速度を調節して適当な血圧上昇が得られる3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 4-[(1RS )-2-Amino-1-hydroxyethyl] benzene-1, 2-diol
分子式
分子量
性状
- 白色〜淡褐色又はわずかに赤みを帯びた褐色の結晶性の粉末である。
酢酸 (100) に溶けやすく、水に極めて溶けにくく、エタノール (95) にほとんど溶けない。
希塩酸に溶ける。
空気又は光によって徐々に褐色となる。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- noradrenarine NA
- 同
- ノルエピネフリン norepinephrin NE、ノルエピレナミン norepirenamine l‐アルテレノール l‐arterenol、レバルテレノール levarterenol
- 化
- 塩酸ノルエピネフリン norepinephrine hydrochloride、
- 商
- ノルアドリナリン
- 関
- カテコールアミン、アドレナリン、アドレナリン受容体
- α-methyldopa
生合成
ドパミン dopamine
(β位の炭素にOHを導入)
-ドーパミン β-モノオキシゲナーゼ dopamine β-monoxygenase, dopamine β-odidase
←O2 + ビタミンC(アスコルビン酸)
→H2O + デヒドロアスコルビン酸
ノルアドレナリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3