- 英
- calcium L-aspartate
- 化
- アスパラギン酸カルシウム calcium aspartate
- 商
- L-アスパラギン酸Ca、アスパラ-CA、エルスプリーCA
- 関
- カルシウム剤
WordNet
- the 12th letter of the Roman alphabet (同)l
PrepTutorEJDIC
- lira(イタリアの貨幣単位リラ)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- L-アスパラギン酸カルシウムに関する研究-3-L-Ca-Aspartateの安全性試験
- L-アスパラギン酸カルシウムに関する研究-2-L-アスパラギン酸カルシウムに関する薬理学的研究
Related Links
- アスパラ-CAとは?L‐アスパラギン酸カルシウムの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 概説 カルシウムを補給するお薬です。 作用 カルシウムは、丈夫な骨や歯をつくるのに欠かせません ...
- (Mean±S.D., n=20) 薬効薬理 カルシウムは大部分が骨格に存在し、骨の形成、維持、修復などに必須の役割を果たすほか、神経の興奮伝導、筋収縮、内・外分泌腺の分泌機能調節、血液凝固など様々な生理学的過程に関与する。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エルスプリーCA錠200mg
組成
1錠中の有効成分:
- ※L-アスパラギン酸カルシウム水和物(無水物として)・・・・・200mg(Ca2+:1.3mEq)
添加物:
- トウモロコシデンプン、アルファー化デンプン、カルボキシメチルスターチNa、ステアリン酸Mg
禁忌
高カルシウム血症の患者
腎結石のある患者
重篤な腎不全のある患者
- [カルシウム排泄低下により、高カルシウム血症があらわれるおそれがある。]
効能または効果
低カルシウム血症に起因する下記症候の改善
下記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給
発育期におけるカルシウム補給、妊娠・授乳時におけるカルシウム補給
- アスパラギン酸カルシウムとして、通常成人1日1.2gを2〜3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
活性型ビタミンD製剤を投与中の患者
ジギタリス製剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
高カルシウム血症があらわれやすい病態の患者
有効成分に関する理化学的知見
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、エタノール(95)、ジエチルエーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- calcium preparation
- 同
- カルシウム薬
- 関
- カルシウム、骨粗鬆症
商品
- 血清カルシウム
- 尿中カルシウム/尿クレアチニン比(0.3-0.4以上が高カルシウム血症の目安になる)
代表的なカルシウム製剤
[★]
- 関
- calcium aspartate
[★]
L-アスパラギン酸カルシウム
[★]
L-アスパラギン酸カルシウム
[★]
- 英
- calcium
- 関
- カルシウムイオン、リン
- calcium channel blockers, calcium channels
基準値
- 血清総Ca 8.6-10.1 mg/dl(臨床検査法提要第32版)
- 8.6-10.2 mg/dL (QB) だいたい 9.4 ± 0.8
- 血清Caイオン 1.15-1.30 mmmol/l(臨床検査法提要第32版), 4.6-5.1 mg/dl
血液ガス
- 血液ガスでは (mEq/l)で出されるが 4倍すれば (mg/dl)に変換できる 原子量が約40ゆえ
溶解度積
リン酸カルシウム
|
366x10-6
|
(30℃)
|
リン酸カルシウム
|
0.35x10-6
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(38℃)
|
炭酸カルシウム
|
0.0087x10-6
|
(25℃)
|
酒石酸カルシウム
|
0.0077x10-6
|
(25℃)
|
シュウ酸カルシウム
|
0.00257x10-6
|
(25℃)
|
オレイン酸カルシウム
|
0.000291x10-6
|
(25℃)
|
パルチミン酸カルシウム
|
0.000000161x10-6
|
(23℃)
|
カルシウムの吸収(SP.744)
- +健康成人の1日あたりの食物Ca摂取0.6g
- +消化管分泌物と脱落上皮細胞のCa 0.6g
- -吸収されるCa 0.7g
- -そのまま排泄 0.5g
- 正味吸収されるCa 0.1g
カルシウムの吸収部位
カルシウム代謝の調節機構
副甲状腺ホルモン
- 1. 破骨細胞に作用してCa,Pが血中へ。
- 2. 腎の遠位尿細管に作用してCa再吸収の亢進、近位尿細管でのP再吸収の抑制。
- 3. 近位尿細管に作用して酵素を活性化し、1,25水酸化ビタミンD3の産生亢進。
1,25(OH)2D3
- 1. 空腸からのCaとPの吸収。
- 2. 骨形成促進。
- 3. 遠位尿細管でのCaとPの再吸収促進。
- 4. 副甲状腺ホルモンの合成を抑制
尿細管における部位別カルシウム輸送
- 糸球体で濾過されるのはイオン化Caと陰イオン複合型Ca(蛋白結合型Caは濾過されない)
- 濾過されたカルシウムのうち95%が再吸収される。
- 近位尿細管:60-70%
- ヘンレループ:20-25%
- 遠位尿細管、集合管:10-15%
近位尿細管
- Na+依存的に再吸収。受動輸送80%、能動輸送20%
- 基底側のCa2+ ATPase, 3Na+-Ca2+逆輸送系
ヘンレループ
- 太いヘンレループ上行脚で
- 受動輸送:管腔内電位が正であるため
遠位尿細管~集合管
- 糸球体濾過量の10-15%が再吸収されている → 量としては少ないが能動的に吸収が行われる部位。
- 能動輸送:管腔内電位が負であるため。
- PTH、カルシトニンに調節されている
- チアジド系利尿薬により細胞内Na↓となるとCa再吸収↑となる!!!! ← ループ利尿薬と違う点。よって高カルシウム血症が起こることがある。
接合尿細管
- 管腔側:Ca2+チャネル/非選択的カチオンチャネル
- 基底側:Na+-K+ ATPase, 3Na+-Ca2+交換系
尿細管におけるカルシウムの輸送の調節 SP.796
- Ca2+の尿中排泄量はNa+の尿中排泄量と比例。循環血漿量が増加するとCa2+排泄も増加
- Ca2+の尿中排泄量は血漿Ca2+濃度と比例する。
血清カルシウム濃度
- 血液中でCa2+は調節を受けて一定に保たれるが、蛋白と結合しているCaはアルブミンの量によって増減する。
- 血清アルブミン濃度 4 g/dl、血清Ca濃度 9mg/dl。補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
- 血清アルブミン濃度 2 g/dl、血清Ca濃度 7mg/dl。 → 大変!!低カルシウム血症!! → ホント? ってことになる。アルブミンの量が減ってAlb-Caが減っただけで生理的に重要なCa2+は保たれているのではないか。 → こんな時に補正Ca濃度を用いるのである
- →補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
- つまり、低アルブミン血症ではCa2+は保たれているにもかかわらず、血清Caは低値となりそのままでは評価できないために補正を行う。
- 補正Ca濃度(mg/dl)=Ca実測値(mg/dl)+(4-血清アルブミン濃度(g/dl)) ・・・Payneの式
- アルブミンのpIは7より小さく、アシデミアでは負に帯電しているアルブミンが減少、アルカレミアでは負に帯電しているアルブミンが増加する。すなわち、pHが下がるとアルブミンとくっつなくなったCaが増加するので、血液pH0.1の低下につきfreeイオン化Ca(Ca2+)は0.12mg/dl増加する???????????
循環血液量
血清Ca濃度
- 血清Ca濃度↑→PTH↓
- 生理活性のあるのはイオン化Ca(Ca2+)のみ
- 血清Ca濃度=イオン化Ca(45%) + 蛋白結合型Ca(40%) + 陰イオン複合型Ca(15%)
- イオン化Caは一定に保たれる
pH
- アシドーシス :pHが小さくなると負電荷減少:蛋白のCa結合能↓、イオン化Ca↑
- アルカローシス:pHが大きくなると負電荷増加:蛋白Caの結合能↑、イオン化Ca↓→Ca欠乏(低カルシウム血症)
低蛋白血症
- 低蛋白血症の際、蛋白結合型Caは減少するが、イオン化Ca一定。
尿中カルシウム
血中カルシウムと尿中カルシウム
- 薬剤などの影響がなければ、血中カルシウムと尿中カルシウムは相関がありそうである → 副甲状腺ホルモン
血清カルシウムと心電図
元素
- 金属元素。周期表第2族アルカリ土類金属元素
- 原子番号:20
- 元素記号:Ca
- 原子量 40.078 g/mol
臨床関連
参考
- http://www.orth.or.jp/osteoporose/caseizai.html
[★]
- 英
- aspartate, aspartic acid, Asp, D
- 同
- 2-アミノコハク酸 2-aminosuccinic acid
- 化
- アスパラギン酸カリウム potassium aspartate、アスパラギン酸マグネシウム
- 関
- アミノ酸。L-アスパラギン酸
- 極性。酸性。
- カルボキシル基(carboxyl group)を有する。
- アラニンの側鎖にカルボキシル基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-COOH
[★]
- 英
- asparagine, Asn, N
- 関
- アミノ酸
- 極性。無電荷。
- アスパラギン酸のカルボキシル基(-COOH)とアンモニア(NH3)が反応してアミド基(-CONH2)を有した形。
- アラニンの側鎖にアミド基が付いた形
- 側鎖
-CH2-CO-NH2
[★]
アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸カルシウム、アスパラギン酸マグネシウム
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義