- 英
- hypertensive
- 関
- 高血圧
WordNet
- having abnormally high blood pressure
- a person who has abnormally high blood pressure
PrepTutorEJDIC
- 高血圧の
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Japanese Journal
- 当院における脳神経外科ホットラインの現況―2013年報告後のその後―
- Fisher症候群に合併したposterior reversible encephalopathy syndromeの1例
Related Links
- 高血圧性脳症とはどんな病気か 頭痛、視力障害、けいれん、意識障害などの症状が血圧上昇に伴って起こるものです。 脳の血管には、血圧の上昇・下降に対して血管を収縮・拡張させて血管抵抗を増大・減少させ、脳の血流を一定に ...
- 本態性高血圧。本態性高血圧とはどんな病気か 高血圧の患者さんの全体の約90%が本態性高血圧です。血液検査、さまざまな画像検査などによって原因を特定できる二次性高血圧が否定されると、本態性高血圧という診断になります。
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★リンクテーブル★
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[正答]
※国試ナビ4※ [106E011]←[国試_106]→[106E013]
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- 英
- hypertensive retinopathy
- ラ
- retinopathia hypertonica
- 同
- 高血圧網膜症。
- 関
- シャイエ分類。(高血圧性眼底、高血圧眼底。高血圧性網膜症の概念の中だが、より軽度なもの?)
[show details]
概念
- 高血圧により網膜細動脈にもたらされた変化により生じる網膜の病的変化
- 網膜細動脈は狭細化と口径不同となり、網膜の循環障害により、出血、網膜浮腫、綿花状白斑、硬性白斑がもたらされる。
分類 (SOP.131)
- 1. 動脈硬化性変化:∝高血圧の期間
- 2. 高血圧性変化 :∝高血圧の重症度
1. 動脈硬化性変化(SOP.132)
- 網膜における細動脈の硬化性変化のことである。
- 高血圧により血管壁が肥厚して透明性を失う結果、血管壁の反射が変化する
- 肉眼所見における変化
- (血管壁反射の亢進) → 銅線化(銅線動脈) → 銀線化(銀線動脈)
- 細動脈硬化により硬化した動脈周囲の不透明化、静脈の圧排、軸方向の伸張
- 組織学的変化:内皮・弾力線維・結合織の増殖、内膜の硝子様変性
2. 高血圧性変化(SOP.132)
- 血圧上昇が緩徐:細動脈の狭小化 ∝ 血圧。走行は直線的。
- 血圧上昇が急激:血管の拡張。走行は蛇行屈曲 → 細動脈の太さが不均一 → 毛細血管前動脈の閉塞による綿花様白斑、透過性亢進による出血・浮腫・硬性白斑 → 乳頭浮腫
- 血圧上昇が高度で急激(急性腎炎、妊娠高血圧):(網膜)細動脈の線維素性壊死を生じ、細動脈の口径不同・網膜浮腫・綿花様白斑、出血、乳頭浮腫、星状白斑。(脈絡膜)血管攣縮 → 毛細血管前菜動脈の閉塞 → 網膜色素上皮の壊死
高血圧眼底と細動脈硬化の程度分類(SOP.132)
- 0群:正常
- I群:わずかな血管腔狭小化・動脈硬化
- II群:銅線動脈・交叉現象
- III群:口径不動・軟性白斑・星状斑、そのほか滲出物・網膜浮腫・様々の形の出血。
- IV群:乳頭浮腫
- I群・II群:慢性高血圧 or 本態性高血圧
- III群・IV群:急性に著しく血圧上昇が起こったときなどに
細動脈硬化(S)
- I度:動脈壁反射亢進、交叉現象軽度
- II度:反射亢進がより著明、交叉現象中等度
- III度:銅線動脈、交叉現象著明
- IV度:銀線動脈
高血圧性変化(H)
- I度:わずかの細動脈細小を認めるもの
- II度:細動脈に口径動脈が加わる
- III度:出血・白斑が加わる
- IV度:乳頭浮腫
[★]
- 英
- hypertensive encephalopathy
- 同
- 高血圧脳症
- 関
- 高血圧症、高血圧性緊急症
概念
- 急激な血圧上昇、特に拡張期血圧の上昇に伴い、脳血流量が異常に増加した結果、血液脳関門破綻、脳浮腫、頭蓋内圧亢進を来たす病態。
病因
症状
- 頭痛、嘔気・嘔吐、意識障害、痙攣
- 乳頭浮腫、視力障害
身体所見
- 収縮期血圧は200-220mmHg以上、拡張期血圧は120mmHg以上(IMD)
検査
救急外来にて
[★]
- 英
- hypertensive nephrosclerosis
- 関
- 腎硬化症
[★]
- 英
- hypertensive heart failure
- 関
- 心不全
[★]
- 英
- blood pressure, BP
- 同
- 動脈圧 arterial pressure AP
- 関
- 血圧測定
成人の血圧
- 至適血圧:<120mmHg かつ <80mmHg
- 正常血圧:130mmHg かつ 85mmHg
- 正常高値血圧:130~139mmHg または 85~89mmHg
- I度高血圧(軽症):140~159mmHg または 90~99mmHg
- II度高血圧(中等症):160~179mmHg または 100~109mmHg
- III度高血圧(重症):≧180mmHg または ≧110mmHg
- 収縮期高血圧:≧140mmHg かつ <90mmHg
糖尿病性腎症
- 管理目標: 130/80 mmHg
- 尿蛋白1g/日以上:125/75 mmHg
冠血管と血圧
- In the normal state, autoregulatory mechanisms adjust coronary tone tomatch myocardial oxygen supply with oxygen requirements. In the absence of obstructive coronary disease, thesemechanisms maintain fairly constant rate of coronary flow, as long as the aortic perfusion pressure is approximately 60 mmHg or greater.
血圧の異常
血圧の上肢における左右差
- 大動脈炎症候群:腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄・閉塞を生じる
- 動脈硬化:鎖骨下動脈領域の病変があるとき、左右の脈拍差や皮膚温の違いを生じる
血圧の上下肢の差(下肢>上肢)
- 大動脈炎症候群:大動脈弓部が冒されやすいが、鎖骨下動脈が冒された場合に上肢の血圧が低下。
- 解離性大動脈瘤:解離腔に生じた血腫が鎖骨下動脈を圧迫すると、上肢の血圧が低下
- 大動脈閉鎖不全症:Hill徴候
収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない
- 拡張期に動脈血流が減少する病態(血流が体循環に押し出されないか、心収縮力のみ上昇している状態?(体循環の血管抵抗が上がっていない?))
- 脈圧が上昇する
- 1. 大動脈基部の血流が逆流やシャントにより減少する場合
ショック
非侵襲的な血圧測定法による血圧の上肢・下肢の差
- 血圧を測定するために駆血帯で血流を遮断する必要がある。このとき、下肢の動脈の方が深部を走行しているため上肢より強く駆血帯で圧迫する必要がある。強く圧迫を要する分だけ下肢の血圧が高く測定されてしまう。
心血管とその周囲の血圧 YN.C-29
- see also PHD.61
中心静脈
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肺動脈楔入圧
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4~8
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8~20
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右心房
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左心房
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1~4
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8~20
|
右心室
|
左心室
|
8~20
|
120~20
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肺動脈
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大動脈
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8~20
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120~70
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臓器移植における脳死判定の除外
- 脳死判定#脳死判定の除外規定、臓器の移植に関する法律施行規則#第二条第四項
- 収縮期血圧が以下で定められる数値未満の場合には脳死判定ができない。
- 1歳未満の者 65
- 1歳以上13歳未満の者 年齢x2+65
- 13歳以上の者 90
国試